「アレンの人生が反映」マッチポイント saikimujinさんの映画レビュー(感想・評価)
アレンの人生が反映
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後味悪い映画だったけど、良かった…
設定は昔からある、言わば禁断の恋愛物語なのだが、
運についての映画にしたが故に、あんなラストに…
にしても惚れちゃいけない人に惚れちゃって追い詰められるというのは、ウディアレンの人生そのものだ
奥さんの連れ子とできちゃったアレンは、その時そのトラブルから逃げる為に色んな事を考えたんだろうと思う。奥さんを事故に見せかけて殺しちゃおうか…とか。
そんな妄想を映画化した、って感じだろうか。
それがきっとドフトエフスキーの罪と罰と繋がったんだろう。
誰もが一度はこんな妄想をした事があると思うけど、良くそれを映画化したな、と逆に感心してしまう。これは絶対墓までもってくような妄想だろ…
しかも似たようなのを「重罪と軽罰」と「教授のおかしな妄想殺人」でもやってる。
人殺しの主人公が最後まで逃げ切っちゃうのはやはり後味が悪い… が、こんな映画もあって良いよな…
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