「何回観ても素晴らしい感動に包まれる、冒険ファンタジーの大傑作!!」ロード・オブ・ザ・リング Jettさんの映画レビュー(感想・評価)
何回観ても素晴らしい感動に包まれる、冒険ファンタジーの大傑作!!
邪悪な魂を宿った指輪の争奪戦に巻き込まれた平和を愛するホビット族フロドが指輪を処分するために長く険しい旅に出るシリーズ第一章
ホビット族は平和を愛し争いを避ける小人族、過酷な指輪処分の旅に誰が行くのかと揉め口論になっている人間、エルフ、ドワーフ達を見るに見かねてフロドが自分が行く!と立ち上がる展開は鳥肌もの
そしてフロド達の道案内と護衛も兼ねて魔法使い、人間、エルフ、ドワーフ達が旅の仲間となって苦難に立ち向かっていく胸熱なストーリーが展開され、最高に見応えがあります
この熱いファンタジックな物語をみごとに映像化したのはピーター・ジャクソン監督、ストーリーもさることながらニュージーランドの大自然を使ったフルロケーションでダイナミックな世界感を描き切り、さらに巨大セットやミニチュアなどを使ってリアルな質感を大事にしたこだわりの映像美に惚れ惚れします
そしてキャストもいいですね
主人公フロドを演じるイライジャ・ウッドさん、ホビットにしか見えません
フロドを守る人間で王家の血を引くアラゴルンを演じるヴィゴ・モーテンセンさんがすごくカッコいい、彼は本作で実質ブレイクし人気俳優になりました、勇猛な騎士という役柄がとても似合ってました
そのアラゴルンを愛するアルウェンを演じるリヴ・タイラーさんがすごく綺麗、エルフの風貌がすごく似合っててフロドを守るため馬に乗り敵の追跡を交わしながら森の中を疾走するくだりは最高にカッコよかったです
そしてエルフの女王ガラドリエルを演じるケイト・ブランシェットさんがさらにメチャクチャ綺麗、彼女もまたうっとりするぐらいエルフの風貌が似合っていて最高に素敵でした
そしてエキサイティングなストーリー、スペクタクル映像、最高のキャスティングを盛り上げるのがダイナミックで美しい音楽、全編まんべんなく流れるテーマ曲なども印象的ですが、特に長い大冒険の後にエンドクレジットで流れるエンヤさんの『May It Be』がメチャクチャよくて鳥肌が立ちました
このあと2作、前日譚3作、TVシリーズ、そして最新作のアニメーションと続く事になる壮大な一大叙事詩の第一幕、間違いなく映画史に残る大大傑作です