「かけがえの無い仲間との旅立ち!」ロード・オブ・ザ・リング しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
かけがえの無い仲間との旅立ち!
"ロード・オブ・ザ・リング" 三部作第1部。
"プレミアム・ステージ" で鑑賞。
原作は未読です。
ファンタジーの苦手な私が、その面白さに度肝を抜かれたのがこのシリーズ。世界を滅ぼす力を秘めた「サウロンの指輪」を巡り繰り広げられる光と闇の壮絶な戦いが、迫力のVFXを駆使した壮大なスケールで活写されていました。
指輪を葬るために集まった旅の仲間。ホビット、エルフ、ドワーフ、魔法使い、そして人間…
異なる種族の者たちがひとつの目的に向かって結束し絶望に立ち向かう姿に心底しびれました。
世界の命運を握ることになったホビット族のフロド・バギンズ。指輪の誘惑にさらされながら、小さな体で奮闘する姿がかっこいいなと思いました。決して完全無欠なヒーローじゃなくて、きちんと弱い部分もある…。共感しました。
旅のはじまりからすでにして波乱の展開。仲間の死、そして離散…。離散後の組み合わせも、アラゴルンやレゴラス、ギムリと云った剛の者が固まっているのに対し、あとはホビット同士の組み合わせ。「このあとどうなるんだろう?」と第2部への期待が高まったことを覚えています。
[余談]
振り替えると、本作が製作されたのは2001年。
なのに今観ても全く見劣りしないVFXのクォリティー!
粗いところもあるにはあるけれど、現在の日本映画のVFXはようやく当時のレベルに追いついて来たと云う印象です。
頑張れ、ニッポン!
[以降の鑑賞記録]
2006/06/24:土曜プレミアム
2016/? ?/? ?:DVD(吹替)
※修正(2023/05/14)
> かけがえの無い仲間との旅立ち!
ええ、旅立ちました。この後どうなるんだろうとドキドキです。(原作読んでるけど(笑))
違和感ない映像で観られるってことが、こんな素晴らしいことなんだと、あらためて気付きました。幸せ!!