カンフーハッスルのレビュー・感想・評価
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おもしれー!
少林サッカーが面白かったので期待して見たが、期待通り面白かった!
小さな恋の物語、下らないギャグ、アクションとこれでもかと言うぐらいてんこ盛り!
映画のギャグって個人的に笑えないことが多いのですが、この映画は無理がなく、塩梅がちょうどいい感じでした。
無理がない、というのはこの映画の世界の中で起こることな無理がない、という意味で、個々のギャグで大爆笑、という訳では無いですが、この映画には必要不可欠だと思っています。
例えば、最初に3階から落ちてなんとも無い世界なので唇が偉いことになっても笑えますし、伏線ともなってますしね。
また、飴の絵を書いた時に「字でかけ」というのも笑えましたが、そらそうなるよwと思うし少しほろっとも来ます。
アクションシーンはさすが香港映画!と思いますし、単調にならないよう「見どころ」が満載です。見たことないような絵やシーンが沢山あります。
あと、他の映画からのオマージュがあります。
その場、そのシーンに相応しい、効果的な引用だと思います。
(あまり知らないですが)
例えばブルースリーの引用部分については元ネタ知ってても知らなくてもオバチャンの怖さ(笑)を伝えると同時に笑えますし、シャイニングの引用は牢屋の雰囲気は確かにあんなイメージだろうと思いますし。
私はそもそもカンフー映画が好きだし、
「大したことなさそうな奴が実はすげー」
てのがツボ、という事もありますが、
この監督のの笑わせる、泣かせる、驚かせる、のバランス感覚がツボなんだと思います。
ということで、ちょっと笑ってちょっと泣けてカッコイイ、とても楽しい映画です。
中国らしい!
ちょっとCG使いすぎかな?
「少林サッカー」には及ばず
総合70点 ( ストーリー:55点|キャスト:75点|演出:75点|ビジュアル:80点|音楽:65点 )
「少林サッカー」は良かったが、こちらはそれと同じ水準には達していない。くだらない小ネタの後で人が死ぬ場面もあって、真面目な場面とお馬鹿な場面の融合がうまく出来ていない印象。物語はよくあるくだらないものだが、活劇部分と喜劇部分は楽しめたので、娯楽としてはまずまず。
脇役では大家の奥さんが目立った。「少林サッカー」では中途半端だった若い女性との関係の結末が、大した役回りではなかったとはいえ今作では一応決着らしきものがつくのはすっきりする。
好みの差が大きく出ます
私には面白くありませんでした。
たまたまチャウ・シンチー作品を連続鑑賞しました。
同監督の特徴なのでしょうか、コメディとシリアスが上手く噛み合わずにチグハグな感覚を覚えます。
コメディ部分の挿入が雑過ぎます。
これまでの流れを無視するかのような、唐突の展開ぶりに笑えませんでした。
面白い面白くないの話ではなく、前フリやアプローチが無いコメディって、笑い所が難しいです。
シリアス部分も、人間らしさを描きますが、安易すぎて中身が空っぽの印象を受けました 。
弱さって、こんな事ですか。
克服って、こんな事ですか。
成長って、こんな事ですか。
真面目に受け取らず、これらもギャグだと言われれば理解は出来ますが、尚更先に述べた唐突ぶりが増して、ついて行けません。
垣間見える小ネタらしきものも、勘弁して欲しいです。
オマージュ精神は結構ですが、私のようなライトユーザーは元ネタを知らず、伏線なのかと混乱します。
一方、特殊効果の演出面は良いです。
戦闘シーンなどは、エンターテイメント魂溢れる映像に好感が持てます。
こんな見せ方があったのかと感心しました。
表現の世界は奥深いものです。
CG技術を競いたがる昨今、効果的に使えている数少ない作品だと思います。
面白けりゃ○な方にオススメです。
やばい。こういうの大好き。
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