刑事グラハム 凍りついた欲望のレビュー・感想・評価
全6件を表示
"IN-A-GADDA-DA-VIDA"
レッドドラゴン
2002年「レッドドラゴン」より以前にこの映画があったと知り、古い方から鑑賞。ただ、レッドドラゴン公開以降、タイトルが「レッドドラゴン、レクター博士の沈黙」と変わったらしく、ここのレビューに辿り着くのが大変でしたよ。
どうやら原作も「羊達の沈黙」より先に出版されていたとのこと。
刑事を辞めていたのに上司からの説得で再び事件解決に挑むグラハム。上司はレクター博士の協力を得たいためにグラハムを引っ張り出したようだ。なんか気の毒。
こういうFBI物でよく思うことは、何故事件現場に夜中行くのか?電気もつけられないんだから、昼間の明るい時に最初に行けばいいのにね〜!
でも,根本的に犯罪者に協力求めるのはどうなんでしょうね!そんなことを言ってしまうとあの傑作「羊達の沈黙」も同じなんですが、、、。
音楽がダサかっこいい
「羊たちの沈黙」の素晴らしさが焙り出されます。
FBI分析官が、精神を深い闇に取り込まれそうになりながらも、連続殺人犯を追う物語。
ハリウッドの重要なキャラクター「レクター博士」が、最初に登場する映画のようです。
しかし、フューチャーされる前の映画ということもあり、彼の存在感は抑え目です。
また、映画全体の評価としてもやや低めです。
何より、ジャンルはサイコサスペンスなのに、精神の闇への踏み込みが甘く中途半端な印象です。
また、中盤に犯人の人間性を映してしまった為、逆に犯人の「不気味さ」や、犯人に対する「恐怖」が薄らいでしまいました。
そして、ラストもアクション映画の展開になり、戸惑いを感じます。
原作を知らないので一概には言えないのでしょうが、結果的に、「羊たちの沈黙」を撮った、ジョナサン・デミの偉大さを感じさせてしまった作品でした。
コメントする (0件)
共感した! (1件)
脚色と演出が違うと
全6件を表示