インビジブル(2000)のレビュー・感想・評価
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人間の持つ狂気
主人公が政府のもと動物を透明にする薬を開発、密かに自身が使用する。
やがて姿が見えないのをいいことに滅茶苦茶し出す。
手に負えなくなった共同研究者たちは政府高官に事実を話すが、
公になる前に主人公によって殺される。
続いて主人公は共同研究者たちを次々に殺し残り2人だけになる。
が、この2人は姿が見えないハンデを何とか克服し勝利する。
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主人公は天才肌で冷たい部分のある人物だが、ユーモアもあり、
薬を打つ前は悪どいことをするような人間ではなかった。
政府に内緒で自分に薬を打つのも、自分が開発したのだから、
最初の透明人間という栄誉は自分でありたいという科学者ならではの純粋な気持ちから。
では何故連続で殺人を犯すに至ったのか?
この薬には精神が不安定になる副作用があるとされていたためでもある。
しかし副作用がなくても、人間というのは透明になってしまえば
このように暴走してしまうものだという事を言いたかったのではないかと思う。
社会の中で生きるということは無意識のうちに多くの抑制力を生み出しているのだろう。
その中で非合法な「自由」を手に入れた時、人間の狂気は顔を現す・・・・
透明人間男は基本フルチンです
「透明人間になった気分がわかるか?自由を手に入れたんだ」
わかるよ。
デバガメし放題だよね。でも、透明人間男は基本フルチン。
防犯カラーボール投げられたら、恥ずかしいよ。
体が透けている熱帯魚を研究すると可能になるのか?
透明人間になることに成功したマッドサイエンティスト、セバスチャン役はフットルースのケビン・ベーコン。
早速、動物学者のサラにいたずら。
意識過剰になるサラがかわいい。
トイレでも用心して遠赤外線カメラが手放せないジャニス。
透明な男とセックスしてみないかと元カノのリンダに迫るセバスチャン。
ゴリラでは成功した透明から元にもどる血清ケイン123が効かなかった。血清で体の細胞の組成が破壊されずに変わるの?
エレベーターのID承認はケイン0027。
オープンカーで外出。
マスクを脱いで向かいの美女の部屋に不法侵入。
リンダの寝室にも侵入してイタズラ。
問題児はとうとう殺人まで
ジョシュ・ブローリン、ケビン・ベーコン、エリザベス・シューの三角関係。
防犯カラーボール代わりはぬるぬる血液。
最後のバトル。
結果はわかっちゃってるけど、なかなかエモかった。
揺れ揺れのエリザベス・シューのバストが素敵だった。
ボール・バーホーベン監督作品。
今年85歳。
まだまだ現役。
ベネデッタ(Benedetta)がうんと楽しみです。
ストーリーはおもしろいけど。。。
最後のシーンとかなぜあれだけ火で炙られてて動けるの?
本当にそこだけ残念で仕方ない。
後半になればなるほど冷めてしまった。
前半あたりはすごくよかったのに。。。
人間の生命力はそこまでないと思います。
I can't close my eyes. 余り羨ましくない能力「透明人間」
2020年版「透明人間」を観たので思い出したようにu-next で観賞。何故だか2020年版のレビューで比較に出されていたのですが、うん、こっちはホラーじゃないですね。20年前の作品だけあって流石にCGは作り物っぽくってもモンスターアクションとして楽しめました。
しっかし、この当時のハリウッド映画は最後は必ず爆発しなければいけないルールでもあったのでしょうか?透明人間みたいな地味ぃな能力なのに無理やり爆発シーンくっつけなくても良くないですか?
やー、それにしてもケビン・ベーコンが若い!性欲の赴くまま行動する博士が良く似合ってます。ジョシュ・ブローリンが若い!若すぎて最初わかんなかった!ついでにSWのep7や9に出ていたグレッグ・グランバーグも若い!今を知ってる俳優さんの若い頃の姿ってちょっと発見した気分になります。
本作はケビン・ベーコンが薬で消えて行くシーンが有名なのですが、あれを見て食べ物はどうなるんだろう?という疑問が沸きました。途中死にかけたシーンで口から呼吸器を突っ込んでいるのですが、喉元まで呼吸器の管が入っているのが見えるんですよね。となると体の外部から入ってくる物は消えずに見えている訳で。食べ物だったら口で咀嚼されてるのも見えるはずですし、それが胃まで行って、腸まで行って、その先・・・いや、皆まで言うまい!
・・・でも体は透明で見えなくなってても💩だったら宙に浮かんで見えてたのではなかろうか?なんて事が気になった「インビジブル」でした。
ポスターとは違う作風
ウェルズの「透明人間」をベースとしたSFホラー。
CGのレベルは2000年頃から高かったんだなあ、と感動した
ケビンベーコンが終始下心丸出しの助平人間で、ホラーよりはポルノ色が強かった気がする。
ポスターの雰囲気を鵜呑みにしてはいけない(戒め)。
結局なにがしたかったの?
と思わせる作品でした。
見せ方の問題かなー?とにかく透明人間になってやりたいことがあったのか?はたまた、透明人間になれる技術に賞賛されることだけを追い求めてたのか?
どちらにつかずの作品で間延びしました。
前者であれば、作中にもあったけどもっと街中に出て人々を驚かせて楽しんだり、エロに走るならレイプしまくったりそんな大胆極まりない極端さもありだった。
後者なら、自ら透明人間になるのではなく、チームの誰かにやらせてその暴走を抑える等で楽しませてほしかった。
とにかくこんなかたちで私としてはすごーく中途半端な作品だったんですよね。そこがすごく残念です。せっかくこんなに良い題材もってきてるのになんか中途半端にどちらも立てて終わってしまったすごく勿体ない作品です。
よかった
公開当時映画館で見たと思うのだが、つまらないし、主人公は嫌なやつだと思ってガッカリした記憶がある。
久しぶりに午後のロードショーで見たらとても面白かった。ブスな女の同僚が昼寝しているのをおっぱいを見たりするのが楽しかった。地上波で30分くらいカットされているようなのでエロい場面が少なくなっているかもしえない。
映画館で期待たっぷりに見るとスモールな話なのでガッカリするのも仕方がなかったかもしれない。改めて見るとケビンベーコンにはもっとやりたい放題やって欲しいと思ったし、不死身ぶりはかっこよかった。
劇場公開版も改めてまた見たくなった。
◆ 斬新な見せ方 ◆
透明人間の見せ方が凄く巧いですね。
熱感知やマスクは誰でも考えると思うんだけど、変身中の血管・水や血を掛ける映像はなかなか無い。
ただ、身体能力がアップし過ぎでは?
薬の副作用と考えれば良いのかな?
それにしても皆若い。
エリザベス・シュー可愛いですね〜。
『ピラニア3D』を見たらビックリしました。
いや、歳とっても可愛いかったけどね…
透明になれたら自分だったら何をするだろう?
ポール・バーホーベン監督と言えば、暴力シーンや、性的描写
の凄い映画を撮ることで有名ですけど、今回は「透明人間」を
題材にした映画で、しかも主演がケビン・ベーコン。
当時、SFXシーンも凄いと評判だったので、かなり期待して
観に行きました。期待に違わぬ面白い映画でした。
水や蒸気を浴びて浮かび上がる「透明人間」の映像、それから、
人間が徐々に透明になっていく映像などは凄くリアルです。
この映画、特撮シーンにどうしても目が行ってしまうんですが、
その裏にある「テーマ」が隠されています。
「人間は、もし透明になる事ができたら、何をするだろうか?」
この映画の主人公は、透明になる事で、自分の中のモラルが
崩壊して、暴走し、最後には破滅に向かっていきます。
この主人公は、確かにもともと性格的に問題のある人物だった
かも知れないですけど、人は、誰でもそういう部分を持っている
んじゃないでしょうか?
僕自身、もし透明になる事ができたら・・・
この映画の主人公のようにはならない、とは言い切れません。
あなたは、もし透明になる事が出来たら何をしますか?
【おまけ】
主人公のセバスチャンが透明になるシーンで「股間」に目が
行ってしまったのは僕だけでしょうか?(爆笑)
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