「透明化は男のロマン‼️」インビジブル(2000) 活動写真愛好家さんの映画レビュー(感想・評価)
透明化は男のロマン‼️
クリックして本文を読む
人間を透明にするというプロジェクトを進めていたセバスチャンは、ついに自ら実験台となり、透明化に成功。ところが "透明" の力の虜になったセバスチャンは理性を失い、次第に行動は殺意を帯びてエスカレートしていく・・・‼️さすがは変態、いや天才ヴァーホーヴェン監督、男の野望と欲望をむき出しにした、えげつない透明人間映画ですね‼️トイレで同僚にイタズラしたり、自宅から時折覗き見していた女性をレイプしたり、挙句は同僚たちを研究所で血祭りにあげようとする‼️特に笑ってしまったのはセバスチャンが眠っている同僚女性の胸を触るシーン‼️洋服のボタンが一つずつ外れていき、乳房が揉まれる様子がSFXで描かれる‼️現場でSFXの作業をニヤニヤしながら見守ってるヴァーホーヴェン監督の姿が目に浮かぶ‼️ホントにらしいですね‼️冒頭の透明化したゴリラによる、ネズミをひねりつぶしての逃亡というアクの強い映像、まるで解剖図をまんま3D化したような透明化と復元化の人体プロセス、煙草の煙や水にうっすらと浮かび上がる半透明化のセバスチャンのシーンなど、視覚に訴えるインパクトは相当強いです‼️主演のケヴィン・ベーコンも、後半ほとんど透明なのに、キャラクターの存在感がしっかり出てて素晴らしいですね‼️ただ物語的には小ぶりで、軍部が関与してるのにそれが活かされず、ただ単にセバスチャンと同僚たちによる研究所内での追っかけに終始してしまったのはザンネン‼️もっとスケール感を出して欲しかった気はする‼️
コメントする