インファナル・アフェアのレビュー・感想・評価
全66件中、21~40件目を表示
潜入捜査の王道から外れたストーリーに軍配!
4Kデジタルリマスター版の上映を機に三部作一気観(二日間に分けてだけど)。アンディ・ラウもトニー・レオンも名前は聞いたことあったけど観るのは初めて。むしろ香港映画をちゃんと観たのって初めてかも✨中国語を勉強している身としては少しでも言葉聞き取りたい💜なんて思って挑んだけど『………?』全然ワカランっ💀それもそのはず、香港映画だから広東語ぢゃないかーーー!!!わかるわけない😅それに気がつくまでの最初の3-4分、サムの兄貴が言ってたセリフ右から左に聞き流してもーた💦💦💦
アンディ・ラウが見れば見るほど沢村一樹にしか見えず😂(カウンセラー役のケリー・チャンは田中麗奈に見える)
ヤンとラウ。警察学校同期のこの2人の葛藤や戦いが三作に渡り描かれるのかと思いきや、最後の方で……👀えっ?心の中で『違うんかーーーいっ‼️』と思いっきりノリツッコミしちゃったよwww
ウォン警視役のアンソニー・ウォンってどっかで観たことあると思ったらBS11で観たドラマ『ホワイト・ドラゴン』のお父さんで元刑事さんぢゃん!!ここでも父親代わりの警察役でいい感じ💜
潜入捜査してたらその事実を知る人が亡くなったために元の生活に戻れなくなるストーリーってこれまでにも観たことあるけど、これはそのありがち王道を行くわけではない我が道系で納得✌️続編も楽しみ❤ ❤ ❤
文句なしに傑作です
無間道‼️
警官がマフィア組織に、マフィアが警察内部に潜入し、お互いの組織を壊滅させようとする物語‼️やはり主演の二人、トニー・レオンとアンディ・ラウが素晴らしいですね‼️トニー扮する警官ヤンは終わりのないマフィアへの潜入捜査で自分を見失い、ラウ扮するマフィアのラウは警察でのキャリアと幸福な生活の崩壊に怯える毎日‼️そんな精神的にギリギリまで追い詰められていく二人の迫真の演技‼️スゴいです‼️香港映画ならではのスタイリッシュなアクションシーンも最高で、ポスタービジュアルでよく使われる、ヤンがラウの頭に拳銃をつきつけるビジュアルにもなった、二人がビルの屋上で対決するシーンは必見です‼️また警察とマフィアへの "潜入" という主題通り、この作品にはスパイ映画の醍醐味、面白さがたっぷり‼️二人の潜入者がいろんな場所で幾度となく "偶然" 接近したり、誰も信用できない状況下で肉体的にも精神的にも追い詰められる姿は、ドキドキの連続です‼️携帯電話や盗聴器、モールス信号などのスパイ映画でお馴染みのアイテムも効果的に使われてます‼️そして主役二人の好演もさることながら、その凄みのある童顔で裏社会のボスを怪演するエリック・ツァン‼️恐ろしいです‼️大人の男の優しさと貫禄を見せるアンソニー・ウォン‼️温かいです‼️それぞれの愛のあり方を魅せてくれるケリー・チャンとサリー・チェン‼️美しいです‼️そして続編にもつながる、モノクロ映像で二人の主人公の過去を語る冒頭‼️ウォン警視とヤンの死の場面は音楽の効果も相まって、哀愁と刹那感がハンパありません‼️またヤンが昔の恋人と再会するシーン(ちゃんとヤンには忘れ形見がいる!!)、そしてヤンと本作の "ボンドガール'' とも言えるケリー・チャン扮するドクターとのクリニックでのやりとりのシーン(「僕は警官だ」)も、神経衰弱のようなこの作品においての、ほっと一息つける清涼剤みたいなシーンですね‼️10回以上鑑賞してますが、何回観ても心に沁みる‼️ホント名作です‼️
心理描写の演技が圧巻!
なるほどハリウッドや各国にリメイクされるわけだ。
このオリジナル版は余計なとこがそぎ落とされて無駄が無く、一秒も目を離せずに話に引き込まれれる。
主役二人がかっこいいのなんの。
西島秀俊と香川照之の日本版「ダブルフェイス」を見た人ならわかると思うけど、日本版はオリジナルを正確になぞってる。そもそも西島さんはレスリー・チャンに風貌がにているからキャスティングされたのか、佇まいや表情も真似をしてたんだ、と色々感心してしまった。
香港ノワールの代表作
ディパーデッドを観て良いなぁと思ったけど
本作を凌駕する映画は、まだまだ当分日本からは生まれないと暗澹たる気分にさせられた 彼我の差は詰まってはいない
改めてスコセッシ監督の「ディパーテッド」が、オリジナルの本作にどれほど忠実に作られていたのかということに驚かされた
リメイクと言っても設定だけを拝借したような作品も多いのに、お話の骨格だけでなく肉付きもそうだし、シーンの見せ方までそのまま使っていたからだ
それ程、本作は完璧だ
手を入れるような余地がスコセッシ監督にしても殆ど無かったのだ
本作を観ると、その分スコセッシはデコレーションが過剰であったと感じるほどに
シンプルだ
余計なものが殆どない
見事だ
賛否が別れる冒頭とラストのテロップは、メルヴィル監督の「サムライ」を思い出させてくれる
自分は支持する
羨ましい
香港映画がこれほどの作品を撮れるなんて
脚本、演出、俳優、その演技
特にカメラと照明は抜群に上手い
しびれるほどにうまい
明るくシャープ、構図も美しい
編集もキレがよくテンポがある
美術も衣装もメイクもヘアスタイルもテイストが統一され破綻はない
ロケ地の選定やカメラの位置、動き
入念に考えて練られた撮影計画だと伺える
音楽もまた、劇伴が優れて全体の雰囲気とマッチしている
エンドロールでの日本の歌謡曲風味の主題歌にはしびれて感嘆した
どれも本当のプロの仕事だ!
完璧だ!
何もかも、日本映画はかなわないのが歴然としている
予算規模、市場規模でハリウッドには敵うわけがない
それは当然だ
ならば香港映画には勝てる?
とんでもない
彼らの方がずっと先進的でハリウッドにも負けない映画を作れている
本作がその証拠だ
本作に衝撃をうけて、日本映画も頑張っていると思う
しかし未だに追いついていないのは明らかだ
日本が何か先進国から転落しそうな不安
それを本作からも感じてしまった
日本映画が一体なぜそうなってしまったのか?
監督、プロデューサー、俳優、そんな個々人の属人的な要因でなく、映画産業としての構造的な問題を抱えているように思えてならない
失われた30 年と同じような、何か根深い重い問題があるのだろう
本作を凌駕する映画は、まだまだ当分日本からは生まれないと暗澹たる気分にさせられた
彼我の差は詰まってはいない
だが香港映画もまた、中国政府の干渉を受けて、もうこんな映画も撮れることも無くなって行くのだろう
それもまた暗澹とする話だ
悲しいことだ
最高の掴み最悪な虚無感、終始完璧な伝説の102分
完璧!
おいおい、ちょっとまてよ。
ハンサムな奴は最後に許されてしまうのかい?許されたわけではないということにしたいので「この世は無限地獄」みたいなタイトルをつけてごまかしている。脚本家や監督の小手先ワザに騙されている人が多いようだ。
序盤の上役の指の動きを見てハンサム男が何かやっているのだが・・・この部分が非常に分かりにくい。上役がハンサム男にだけわかるように指で何かを知らせていたのか?ハンサム男は勝手に指を読んでいるのか?上役とハンサムは両方とも悪なのか?最初のシーンは一体何なんだ?「警察にようこそっ」てやつが悪のボスじゃねえのか?あいつは警察から悪に転身したのか?それとも悪のボスが警察にスパイを送り込む儀式なのか?刑事物だから誰かがスパイかもしれないというだけではなく二重スパイかもしれないのであって、何が何なのかもう少し説明してくれないとサッパリ分からない。結局それが中盤を超えるまで尾を引いてこんがらがった。それからとってつけたようなロマンスは何なんだ?もうちょっと掘り下げるかロマンスなしにしちゃった方がいいんじゃないか?二人しか登場しない女が似てるし。
アイデアはいいので脚本が上手だったら名作だったのに・・・・と思っていたらハリウッドでリメイクされていた。 だがリメイク版の方もあまり面白くないらしい。結局、ワケ分かんなくてこんがらがったぶんだけ集中力が上がってそれで名作に見えただけの作品だったのかもしれない。
この作品のいいところは上述したシーンのカメラワークがいいことですね。ものすごくサスペンスと緊張感それにアクション映画の躍動感が表現できていたと思います。太くて怖い感じの音楽が良かったこともあって。
善人とは、悪人とは
WOWOWで初放映された「ダブルフェイス」を見てから、ずっと見たかった本家。
なるほど、トニー・レオンは程なく西島さんと似ている。香川さんは当時から賛否が聞こえていたわけも、アンディ・ラウを見て納得。香川さんは好きだけど、あの色気ある極悪人を演じられる人となると、配役が難しいですね。主演の2人ともセクシー!
素晴らしい脚本で、なんともハラハラさせられる。他の人も言っているように、若い時の2人の区別が付きづらくて、どっち?となりがちでしたが、慣れですね。
次から次と待ち受ける無門道。絶望感、ハンパない。
ラストはもう少しどうにかなったんじゃ無かろうか、と思いつつ、自分だったらどうしていただろう。
どの立場も苦しすぎるな。
アンソニー・ウォンも素敵だったなー。日本版の角野卓造さんも嫌いじゃなかったけれど!
2、3を見て、また戻りたくなる映画。
精神的にも極めて危険な仕事
久しぶりにWOWOWで
僕の秘密を覚えていてね
2023.11.3.
映画館で見ることができました。細部までよく覚えていたなと驚きました。何度も何度も見たからです。ありがとう。
2020.9.14.
久し振りに見た。トニー・レオンが素敵であることが本当に本当によくわかった。眼ですべてを物語ってしまう。時折見せる笑顔には泣けてしまう。お話としてはとても辛いです。リー先生が居てよかった…。
------------
アンディ・ラウというスターが、これだけシャープな悪役をはるっていうだけで、すごいなと思いました。全てがかっこよかった!
ヤンの辛さに心打たれました。
ヤンとラウが、出会っているのに出会わない感じがいいなあと思った。音楽&ステレオを通して会っている所、その音楽はサムの妻が好きだった音楽であること、その妻と同じ名前の女性と結婚するラウ、ヤンと精神科医の先生との信頼関係(「僕は警官です」と言葉にする場面は胸が痛んだ)、ヤンのおそらく以前の恋人だった女性(子どもも実はヤンの子だと思う)、モールス信号と携帯のヒリヒリ感溢れる役割、ラウが手に書類など持った時の癖(流石に、警察学校でトップの優等生で注意力満点のヤンだけある!)、ストーリーも小道具も、タクシードン!も、エレベーターの使い方も、本当に良くて面白くて感動しました。
全66件中、21~40件目を表示