世界最速のインディアンのレビュー・感想・評価
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気持ちの良いストーリー
「人情味溢れる」映画、というのが一番しっくりくる感想でしょうか。だれでも楽しめる名作だと思います。
プロローグのカットがどれも美しいので、ちゃんと見ようと言う気になる。きれいな映像は魅力のひとつ。
とにかく、悪い、人間が出てこない。これは、ある意味でおとぎ話に近くて、トラブルも起こりそうで起きないようになっている。
だから、深い感銘とまで至らないのもある程度仕方ないです。
前向きになれる
最高に気持ち良い映画でした。
どんな物語になるんだろう
これを見て洋画の素晴らしさに気づいた
アメリカ先住民が最速なわけではない
原題The World's Fastest Indian
こういうタイトルこそ邦題をしっかりした方がいいと思うのだが。
原題これで海外で勘違いされてないんだろうか、いや勘違いされる。
スピード狂のニュージーランドの爺さんが
アメリカはボンネビル・ソルトフラッツへバイクをとばしに行くロードムービー
インディアンはバイクの名前でアメリカ先住民族ではない
この映画の最大の見所は主人公であるアンソニー・ホプキンス演じるバート・マンロー
この爺さんとその周りで展開される愛にあふれた人々との交流
見ているだけで心が暖かくなる。元気が出てくる
人間関係に困っていたらこれを見るのがいいだろう。
全体的にハッピーな映画で暗くない、元気になれる
貫き通す頑固さ
世界最速のインディアン
いつまでも夢を持つこと
自分流に生きること
とにかくインディアンの疾走感がたまりませんでした。
バイクのレースに出たくて地球の裏側からやってきたのに、出場できない。
走ってもどうせ遅いんでしょと周りからは思われる中でのスタート。
そんなもやもやを一瞬にして吹き飛ばす映像に感動しました。
前半のソルトフラッツに行くまでの道中は、バートの強い意志と独特の哲学そしてお茶目さにやられました。
目的が達成されれば手段は何でも良いんだというような彼のスタイルは、他人からの目線を気にするあまりスタイル重視になっている今の時代の人達(私たち)に対して面白く映りますが、実はその気持ちが何者にも負けない力になると考えさせられます。
実話が元になっている映画
実話が元になっている映画です。
昨年見た映画の中では一番印象に残りました。あらすじ読んでわかるように派手なお話じゃないんだけど、とっても心あたたまります。
アンソニー・ホプキンス演じる主人公バートがとにかくチャーミング。好きにならずにいられません。登場人物も皆個性的でいいやつら。
単身ボンヌヴィルに向かう中盤はロードムービーみたいな展開です。バートの魅力的な人柄に接して、自然と皆がやさしくなってしまいます。年をとっても自分の夢にひたすら一途なその姿に、登場人物たち同様私も心を打たれました。
終盤のレースシーンは非常にハラハラさせられます。それまでの経過で完全にバートが大好きになっていた私は、祈るような気持ちで、座席の肘掛を握り締めていました。
夢を追い続ける姿がまぶしい
個人的2007年ベストムービー。
私がこの作品を気に入ったポイントを簡単にまとめると。
・ロードムービー(に個人的に弱い♪)
・自分の夢を追いかける生き様(サクセスストーリーに個人的に弱い♪♪)
・アンソニー・ホプキンス
・物語のテンポのよさ
・バイクのスピード感
とにかく主演のアンソニー・ホプキンスが輝いてましたね!今までアンソニー・ホプキンスというと、どうしてもレクター博士の印象が強すぎて、他の映画を観てもいまいち感情移入できなかった私ですが、今作は凄いことをやらかしそうな爺様を生き生きと演じてて好感度大でした。
実話だというから、余計このお話に惹き付けられる部分があるのかもしれません。それにしても、バート・マンローという人の前向きな生き様には心からあこがれますね~。
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