Mr.インクレディブルのレビュー・感想・評価
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家族の絆が感動的な、傑作スーパーヒーロー映画
バトルシーンが多く、そのどれもがスリリングで大変楽しめました。
能力対決というところもあり、バトルものとしても最高峰の映画だと思います。
一番印象に残ったシーンは、終盤森の中で家族4人が再会するところです。
ぶつかって再会という、なんとも言えないものでしたが、そのあとすぐに立ち直り、4人で協力しあい、追ってくるロボコップみたいな顔した奴らを倒す。それはすごく爽快で良かったです。
ピクサー映画の中でも、『トイ・ストーリー』シリーズに及ぶか……というくらい好きです。(私は『トイ・ストーリー』大ファンなので)
生まれつき特殊能力を持ったスーパーヒーローが社会的に活躍していた時...
生まれつき特殊能力を持ったスーパーヒーローが社会的に活躍していた時代から一変、
自殺を妨げられた上にケガをしたと訴えられヒーロー制度が廃止、一般人として生きることになることから物語がスタート。
スーパーヒーローの話で上記のような背景に現代らしさがあるところと、家族でスーパーヒーローが故に日常シーンや家族愛のシーンが多々あるところが他の作品と違っていていい!
そして悪役が生まれ持った能力ではなく現代のテクノロジーを使っているところも。
そしてパパやママが最強で次々と敵を倒す!というような話ではなく、協力し合って成し遂げていくところもいいなぁ。
最後ベビーの力が気になって終わったので、続編も気になるところ。
パパのヒーローファミリア。 ヒーロー/ヴィラン必要論にもっと踏み込んでも良かったのかも。
かつての栄光を取り戻したい元スーパーヒーロー、ロバート・パー/Mr.インクレディブルとその家族が、悪の科学者シンドロームの野望を打ち砕く為に立ち上がるアクション・コメディアニメ。
ロバートの友人である元スーパーヒーロー、ルシアス・ベスト/フロゾンの声を演じるのは『ジュラシック・パーク』『スター・ウォーズ』シリーズの、レジェンド俳優サミュエル・L・ジャクソン。
パー家の長女、ヴァイオレット・パーの日本語吹き替えを担当するのは『Jam Films』やテレビドラマ『世界の中心で、愛をさけぶ』の綾瀬はるか。
👑受賞歴👑
第77回 アカデミー賞…音響編集賞/長編アニメ映画賞!✨
第32回 アニー賞…長編アニメ映画賞!
第30回 ロサンゼルス映画批評家協会賞…アニメ映画賞!
第10回 放送映画批評家協会賞…最優秀アニメーション作品賞!
ピクサー・スタジオの長編映画第6作。
これ以前の作品は幼少期に観ているのだが、本作から年齢的な問題もあってピクサーからは離れてしまっていた。なのでこれだけ有名な作品であるにも拘らず、鑑賞するのは今回が初めて。
ディズニー/ピクサー作品としては珍しいスーパーヒーローもの(マーベルを傘下に従えている今となっては珍しくもなんともない訳だけど…)。
しかも王道ど真ん中ではなく、「ウォッチメン」(1986-1987)や「バットマン:ダークナイト・リターンズ」(1986)から着想を得たと思われる、社会とスーパーヒーローの関わりに着目したなかなかにハイブロウな作品。
社会と折り合いをつけることが出来ず喪失感に苛まれていた壮年の元スーパーヒーローが、悪の科学者との戦いの中で自らの弱さと本当に大切なものに気付き、ヒーロー/夫/父親としてのアイデンティティを見出すという、全く子供向けではないストーリーである。
こういうものを最先端のCG技術を駆使したファミリー映画として世に送り出すだから、本当に当時のピクサースタジオは技術とアイデア、共に尖りまくっていたとしか言い様がない。
『モンスターズ・インク』(2001)でのモンスターの体毛の表現や、『ファインディング・ニモ』(2003)での海中を泳ぐ魚の表現など、ピクサーの過去作には「CGでここまで出来るのか!」という映像的なショックがあったが、正直なところ本作からはそれほどの革新性を感じることは出来なかった。
ピクサー・スタジオ初となる人間社会が舞台の作品であり、その点に関してのチャレンジは買うものの、やはりまだ人間をCGアニメで表現するのは早かったようで、技術的な未熟さを感じさせる。
特に都会の街並みとそこに住む人々からは、デモ映像のような違和感を受けた。
ただ、キャラクターデザインは非常にポップかつ可愛らしく、個人的にはとても気に入った。
フライシャーの『スーパーマン』(1941-1943)を髣髴とさせる伝統的なスタイルと、ピクサーらしいデフォルメの効いたキッチュなスタイルが同居した素晴らしいデザインだと思います👍
ロバートの後頭部が薄らハゲているところなど、荒唐無稽なアニメでありながら変なところでリアリズムを出してくる悪意ある感じも最高っ🎵
純然たるスーパーヒーロー映画ではあるものの、シンドロームのアジトに潜入するくだりなどは往年のスパイ映画そのもの。レトロフューチャーな感じや牧歌的な雰囲気に懐かしさを覚える。
監督のブラッド・バードは後年『ミッション・インポッシブル/ゴースト・プロトコル』(2011)で実写監督デビューを果たす。なぜ『M:I』シリーズの監督に彼が抜擢されたのか不思議だったのだが、本作を観てその謎が解けたような気がする。
パー一家の物語としてはよく出来ていると思うが、ロバートとシンドロームの物語としては少々不十分であるように思う。
人間社会に溶け込む為、嫌な上司の下で嫌な仕事をせっせとこなし、楽しみといえば週に一回行われる旧友とのビジランテ活動。
そんな生きてるんだか死んでるんだかわからないロバートの人生に再び光を与えたのは、皮肉にも悪党シンドロームの出現である。
ヴィランは世界の平和を脅かす憎き存在であるが、しかしヴィランが存在しなければヒーローの存在価値は無い。スーパーヒーローとは、実は敵対するヴィランがいて初めて成り立つ存在であることをこの映画は示しています。
この着眼点はとても面白いのだが、物語が進むにつれて映画がどんどん『クレヨンしんちゃん』のような家族の絆ムービーになっていってしまい、結局シンドロームはただの悪者という役どころに落ち着いてしまう。せっかくもっと深いところまで掘り下げる事が出来るキャラクターだったのに、これはいささか勿体無い。
Mr.インクレディブルの熱烈なファンだったが故に闇落ちしてしまったシンドローム。ある意味、彼はMr.インクレディブルの"息子"な訳であり、この戦いは実は壮大な親子喧嘩であると言える。
その決着が”息子”の死亡というのはなんとも後味が悪い。家族の絆がテーマの映画なのだから、パー一家の問題を解決した上で、Mr.インクレディブルとシンドロームの物語にも上手い着地点を見つけて欲しかった。
…そういえばシンドロームの手下であるミラージュって、イラスティガールにぶん殴られたあとはベビーターンしてなんとなく許された感じになっていたけど、それで良いのか…。ヒーロー大量殺人の責任は彼女にもある訳だし、あの後逮捕されたりしたんだろうか?割とその辺投げっぱなしですよねこの映画😅
という訳で、基本的には楽しく鑑賞したのですがちょっと引っかかるところもある映画でした。
とはいえ、およそ子供向けではない物語に真っ向から挑戦するピクサーの姿勢には花丸をあげたい💮
やはり名匠ジョン・ラセターが仕切っていたころの初期ピクサーの勢いと熱量は凄いっ!!
最後に、この映画の日本語吹き替えにも触れておきたい。
とかく批判されがちなタレントによる吹き替えですが、ピクサー映画に関しては毎度毎度素晴らしいクオリティで仕上げてくる。
その中でも特に本作の声優陣は素晴らしいっ!!過去一のハマり具合だったかも!
というか、みんななんとなく顔が似てるんですよね。ロバートは三浦友和に、ヘレンは黒木瞳に、ヴァイオレットは綾瀬はるかに見える。当て書きしたのかってくらいピッタリ。
特に上手いのはシンドロームを演じた宮迫博之。もうこれは本職レベル!面白いのはこのシンドローム、顔はくりぃむしちゅーの有田哲平にそっくりなんですよね〜🤣有田さんにはオファーが行かなかったのかしらん?
とにかく本作の吹き替えは凄まじいクオリティなので、タレント吹き替えに抵抗がある人にも是非日本語版を観ていただきたい!
※本作で提示されたヒーローはヴィランが存在することによって初めて成り立つ、という言説。
このヒーロー/ヴィラン必要論については、『レゴバットマン ザ・ムービー』(2017)という映画が最高の回答例を見せてくれていますので、そちらも要チェック!💡
※※余談だが、週刊少年ジャンプで連載中の大人気漫画「僕のヒーローアカデミア」(2014)ってめちゃくちゃこの映画から影響受けてるんですね!第1話でのデクとオールマイトのやり取りなんか、まんまインクレディブルとバディ少年のそれじゃないか…。
デクのクラスメイトに峰田という黒くて丸いブヨブヨをくっつけるだけの能力持ちキャラがいて、なんでコイツこんな変な能力なんだと前々から思っていたのだが本作を観て得心が行った。
黒くて丸いブヨブヨを打ち出す兵器でMr.インクレディブルを捕獲するというシーンから着想を得て作られたキャラだったんですね!うーん、納得。
ボクはインクレディボーイ!
「ボクはインクレディボーイ!」が聞きたくて視聴。
かつて市民を守ってきたスーパーヒーロー達が、圧倒的な力を危惧され社会的に抑圧された現在。過去の栄光を忘れられないMr.は、甘い誘惑に敵の策略へ飲み込まれていく。
やっぱりディズニー(ピクサー?)はすごい。飽きさせるタイミングが見当たらない。
少しでも間延びしそうなところ、例えば秘書さんが送り付けた依頼書を読む場面でも、奥さんから夕飯の声がかかることで主人公の焦りと板挟みを見事に表現してくる。すごい。
敵役のバディについても丁寧な積み重ねがあって、面白い。
序盤で機械を扱える少年としてインクレディブルの悩みの種として出てくるところで関係性は匂わせているし、ヒーローとしてのマントも伏線が張ってあって、「ああこのキャラクターはろくでもない退場の仕方をするんだな」と事前にわかる安心っぷり。事実は結構むごいけど、そこはまぁアングルで処理。コミカルじゃないと重たすぎる。
日本でヒーローと言われればウルトラマンや仮面ライダーが浮かぶけど、よく考えれば向こうのヒーローの原点は恐らくスーパーマンかと思われ、飛べるアンチヒーローと飛べないMr.との対比も唸らされる。「俺は強くない」というセリフ、家族を大切にしたい、という小さな幸せに気づき、守ろうとする姿勢がこの対比を強調させる結びつきなのかもしれない。
まぁそんなこと考えなくても生き生きとしたキャラクター達が活躍していく姿は、目立たないように抑圧された自身の力を解放するカタルシスとして最高にGOOD。大きな主語になるけれど、日本人にも共感しやすいヒーローなんじゃないかな?
これは続きも見なければなるまい……。
やっぱりジアッチーノが最高
続編となる「インクレディブル ファミリー」を見たことでまた見たくなり、久しぶりの鑑賞でした。
やっぱテーマ音楽が最高ですね!
映画史に残るのでは!というくらい個人的にはハマる音楽。
ちょっと音楽がカッコ良すぎるくらいですよね、Mr.インクレディブルのファミリーからすると笑
それぞれのキャラクターがスーパーパワーを持ちながらも脆いところ弱いところを抱えていて、でもだからこそヒーロースーツを身にまとった彼らがカッコよく映るわけですね!
印象に残ったのは、ダッシュとヘレンの会話
「みんな特別なのよ」
「じゃあみんな特別じゃないんだね」
スーパーパワーを持ったがゆえにスーパーパワーのある所でないと自分の特別性を見出せないMr.インクレディブル
これ、次回作でも引きずってるのがね、逆に今気になるわ。。。
キャラクターはファミリー以外も(特にエドナ!)好きなので、能力バトルよりキャラクターの内面を深堀りするようなサイドストーリーをちょっと作ってくれたりしないかな・・・
新作観て楽しかったので、今作を観賞
・順番が逆だけど、新作が楽しかったので、今作も観ました。
・家族愛溢れていて楽しかった
・14年前でこのクオリティーは素晴らしい
・ダッシュ・ダッシュの能力の片鱗がラストにあって、ちゃんと続編への伏線貼ってたのにビックリ
・各キャラクター皆大好き
素晴らしかった
ずっとCGアニメが苦手で、こんごもこのジャンルの映画には心を動かされることはないだろうと思っていた時に見て初めて大好きになった映画で、続編に備えて2回目。やっぱりとても面白くて楽しかった。何より実在感がある。自分にそう感じられるというだけかもしれないが、一体なぜ感じられるのかは分からない。
以前に見たときは家族がいなかったが今は家族がいる立場になっており、また感慨が違って、子供がうちの子に見える。家族それぞれが違う能力で、その能力を発揮して助け合うところが素晴らしかった。特によかったのは長女のシールド能力で最後の最後いざというときにみんなを救うのがかっこいい。お母さんは有能なんだけど姿がみっともないところが面白かった。デザイナーのおばさんも、友達の凍らせる人もよかった。
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