ヒストリー・オブ・バイオレンス

劇場公開日:2007年3月11日

解説・あらすじ

「ザ・フライ」「裸のランチ」のデビッド・クローネンバーグ監督が同名グラフィック・ノベルを映画化。田舎町の小さなダイナーで働くトムは、弁護士の妻と2人の子供たちと平穏な日々を送っていた。が、彼が強盗を倒したことから、妻は彼の過去に疑いを抱く。主人公トムを「ロード・オブ・ザ・リング」のビゴ・モーテンセンが熱演。アカデミー賞にはウィリアム・ハートが助演男優賞で、ジョシュ・オルソンが脚色賞でノミネート。

2005年製作/96分/R15+/アメリカ
原題または英題:A History of Violence
配給:ムービーアイ
劇場公開日:2007年3月11日

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

受賞歴

第63回 ゴールデングローブ賞(2006年)

ノミネート

最優秀作品賞(ドラマ)  
最優秀主演女優賞(ドラマ) マリア・ベロ
詳細情報を表示

インタビュー

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

映画評論

フォトギャラリー

  • 画像1

写真:Album/アフロ

映画レビュー

4.5 「私は見たわ。あなたがジョーイに変わるのを」

2025年9月19日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

ええ私も見ました。かっこよかったです。そもそも最初から最後までかっこよかったです。
多分これはかっこいい男を見る為の映画です。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
すんこ

4.0 変わるということ

2025年2月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

怖い

興奮

以前から見ようと思って見て無かったのでついに見ました ヒストリーオブバイオレンスまさにその通りの作品ともいえる ドラマはゆっくりと流れていきますが アクションシーンはすごいキレ味で残酷です 悪役がいい演技してますね この作品を見るといつからでも良い方に変わろうとすることはいいことなんだなと当然のことをあらためて思いますね

コメントする (0件)
共感した! 0件)
Dr.レクター

4.0 被害者は忘れない

2025年1月19日
PCから投稿

この映画を見る前は題名の「ヒストリー・オブ・バイオレンス」から犯罪の歴史について語っている映画かな?と思っていたのですが、どうやら「前科」という意味みたいですね。

優しそうな主人公に実はとんでもない前科(ヒストリー・オブ・バイオレンス)があるんじゃないかと妻が疑う話し。

元はグラフィックノベルということで、短くまとまっていて観やすく楽しい映画でした。
監督デビット・クローネンバーグが俳優ヴィゴ・モーテンセンと初めてタッグを組んだ作品でこの作品以降二人は何度もタッグを組みます。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
みる

3.0 バイオレンス・サスペンスの良作だ。

2024年11月19日
PCから投稿

弁護士の妻、高校生の息子、幼い娘を持ち、ダイナーを営むトムは、2人組の強盗を、驚くべき能力で撃退し、町の英雄となる。だが、彼につきまとう男が現れ、トムの本名はジョーイで、フィラデルフィア・マフィアのボス、リッチーの弟だという、、、。

グロさ控えめで、クローネンバーグ監督「らしくない」とも言われる。そのぶん、多くの人に見られ、評価された面もある。とはいえ、メインは暴力で、刺激的なセックスもあるため、日本ではR15指定。

一見単純な物語だが、得も言われぬ濃厚さや粘着性があり、最後まで堪能できる。観客の感情を揺さぶるのに、刺激的な力を適度に配分した映画だ。

原作がグラフィック・ノベルのせいか、劇画的な雰囲気が漂っている。爆発的な暴力性を秘めた男の生き様を、極めて強烈に描いている。不穏な空気に満ち溢れた、バイオレンス・サスペンスの良作だと思う。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
岡崎仁