ハリー・ポッターと炎のゴブレットのレビュー・感想・評価
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最高の原作なのに監督が合わない
クィディッチワールドカップや三大魔法学校対抗試合と見せ場が非常に用意され、各国の魔法使いや、各魔法学校のエリート達が集結する場面で、登場人物の魅力が全然伝わらない撮り方や場面ばかりで正直この監督は実力不足だったと思う。原作2冊をまとめた構成力はすごいが、もっと見せ場となる抑揚をつけて欲しかった。
ドラゴンと戦うシーンでも三者三様の戦い方や、謎や黒幕を匂わすシーンもシリーズの中では薄いし、無駄にダンスシーンやコメディ要素、恋愛シーンに時間を割いてる為、内容が濃密な作品のはずなのに、途中はただ見てるだけのような時間が多かった。
ラストにはヴォルデモート復活という大事な場面もあるが、ほんとに短いクライマックスでようやく盛り返せるという出来に残念。
○心に残ったセリフ
~仲間の死に悲しむハリーにダンブルドアが助言するシーン~
「苦難に立ち向かう時、正しい事と楽な事を選択しなければならない。」
学生生活と選ばれた魔法使いとしての宿命
総合70点 ( ストーリー:70点|キャスト:80点|演出:85点|ビジュアル:95点|音楽:70点 )
親戚の家の家庭で除け者扱いで孤立していたハリーも、学校の中では着実に地位を固めているように見える。誤解から対立があってもやはり彼を支持する級友たちがいる。魔法学校が彼の居るべき場所だと思える。競技会に出て活躍する彼は、魔法使いとして若者としてしっかりと成長しいるようだ。そのぶん可愛らしい子供の魔法という雰囲気はなくなってきている。
そんな中に悪い魔法使いの陰謀が組み込まれているが、今回は初っ端から危険な事件が起きて、また最後の事件も未解決のままほったらかしにされていて、暗い雰囲気の中で危険なまま物語が終わってしまってすっきりしない。どうせまだまだ続くのはわかっているから次回のお楽しみということなんだが、次までが長いしそのときまでに忘れてしまう。登場人物も増えてきたし、熱烈な愛好家というわけでもないので、解説を読みながらじゃないと混乱してしまう。なかなか進まない物語に、多少の飽きもあるのだろう。
思春期の3人+「闇」
最初のクィデッチをもっと扱って欲しかった
炎のゴブレットはヴォルデモートの復活と思春期の3人の心の動きが主だと思います。
本作は今までと違い、3人で何かを成し遂げることはない分、ハリーにポイントが集まってます。
この作品までの4つの中では1番本筋がしっかりしてて見るのが楽ですね。
デスイーターや昔「闇」に関係あったっぽい人が出てきます。
クラムのとこの校長などがどんなやつなのか明らかにならなかったことと
最後のヴォルデモートとポッターの一騎打ちでどうして「死の魔法」と「武器をとる魔法」とで互角にやり合えたのかがよくわからず心残りです。あとポッター母父が出てきたのが、火花のとこから出てきたのか ヴォルデモートの方から出てきたのかわからなかった。
余談ですが、一騎打ちのとき遠くから見る視点になったとき、ヴォルデモートがポケモンスタジアムのカイリューみたいに見えてしまいます。
ハーマイオニーのドレスと顔かわいいですね
まぁこんなもんかなぁ
場面場面は面白いんだけど、短時間で多くのことを描こうとしすぎてる感が否めないような。
まぁ今までのこのシリーズすべてに言えることだけど。
だんだんと魔法のワクワク感がなくなってきて、正直飽きてきたって漢字です。
ヴォルデモート復活したっぽいけど、特に続編が気になるわけでもないし。
ダイナミックな魔法の演出には毎度驚かされているので、その点は好きです。
ハリー・ポッターシリーズ第4作。
ホグワーツ魔法魔術学校の4年生になったハリー達。
長大な物語もいよいよ中盤から後半へと進み、今作はある意味シリーズの大きな転換点だと思います。
冒頭のクィディッチのワールドカップの場面。
華やかなお祭りの雰囲気の中にも、怪しげな動きが・・・。
そして、3大魔法学校対抗試合に何故か出場することになってしまったハリー。
闇の魔法使い「ヴォルデモート」の復活が近づいているという緊迫感で、一気に最後まで見せる力のある作品だと思います。
全3作と比べると、かなりダークな展開になっていて、クライマックスはかなりおどろおどろしく、悲劇的な展開が待っています。
シリーズ全体の「起承転結」で言えば、「承」から「転」の部分にあたる作品と言えるんじゃないでしょうか?
シリーズ中でも現時点(2009年)では、最も見応えのある作品と言っても良いかもしれません。
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