ハリー・ポッターと炎のゴブレットのレビュー・感想・評価
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モヤモヤハリー
原作を読んだのは確か5巻まで。
J.K.ローリングがトリックのミスを発見し書き直して長編となり、さらにそれが訳されるのを今か今かと待ちながら4巻は何度も読み直し、やっと5巻になる頃には高校生くらいになってしまっていて魔法どころではなかった記憶がある。大学生になって社会人近い頃に映画で6を見て、話が繋がった。
なので、4を映画で見るのは初めて。
暗いのよすごく。
クィディッチのワールドカップでスケールを感じて感心して以降すぐに、作中すべて、闇に怯える展開。
立候補もしていないのに、17歳以下なのに、勝手に三校対抗戦の代表になぜか4人目として選ばれてしまうハリー。おかしいって。なぜ「僕の筆跡ではありません」
と言わないのか?一瞬でもハリーが入れたのではと思うのは、節穴すぎるでしょ先生達。
何年もハリーの性格を見てきているのに、先生達には疑われるし、親友ロンにまで誤解されるし、乗り気でないのに対抗試合には出ないといけないし、大ピンチハリー。
ホグワーツ以外の2校は男子校と女子校で、校風も規律もしっかり取れているのに、雑多なホグワーツ。
闇の印が空に上がったりと明らかに闇絡みの異常が起きているのに。「対抗試合は中止しましょう。ハリーを囮にするのですか?!」とマクゴナガル先生も止めているのに、真相をとらえるためにハリーを出場させるスネイプとダンブルドア。
ハリーを守れと命じられた、闇の魔術に対する防衛術の新しい先生、マッドアイなムーディーこそが、魔法司法の規則が全ての四角四面クラウチの息子が化けた姿で、本物のマッドアイムーディーは閉じ込められていただなんて。クラウチの息子がヴォルデモートに忠実なしもべだったなんて。
最後にダンブルドアがハリーに、「危険な目に遭わせてすまなかった」と謝るが、おかしいよホグワーツ!
学校内で、クラウチも、同窓生セドリックディゴリーも、あっさりと亡くなってしまった。
ハーマイオニーの方が先に女の子として思春期に入ったようで、ハリーとロンはなんとなく差し掛かっている頃。女の子の扱い方があまりまだわかっていない。
ハリーはホグワーツへの汽車で見かけた、レイブンクローのチョウチャンが気になっていたが、セドリックディゴリーの彼女だった。
ロンは、なんとなく対抗試合の女子校代表選手フラーを誘うが、逃げ出す。そして、最終手段としてハーマイオニーを誘ってみるが、ハーマイオニーを怒らせ、しかも既に、対抗試合の男子校代表のクラム(冒頭のクィディッチワールドカップの選手でもある)に誘われていた。
そして、ハリーとロンは同じく女の子同士でいつもくっついている、インド系の女子2人を誘うも、ここからが酷い。ハリーはチョウチャンを目で追うし、ロンはハーマイオニーを見て不機嫌。女の子を楽しませようとする気持ちがまるでない。こりゃあかんわ。
ジニーを誘ったネビルは、ダンスもものすごく練習していたというのに。
使ってはいけない呪い(使えば終身刑)
①服従の呪い
闇の魔法使いが使いまくるが、誰が操られてて、誰が自らの意思なのか、魔法省でも判断不可。
服従の呪文にかけられていたという言い訳を当時の闇の魔法使いはするが、嘘だと証明する方法は皆無。
ただし、並大抵の凄まじき精神力で抵抗はできる。
呪いを打ち破れるほどのそんな確固たる、強固な意思、誰なら持ち合わせているのか?
②磔の呪い
③死の呪い
親の愛の守りの効果でハリーにはかからなかった。
のうち②磔の呪いに恐怖の限界を感じたネビルは、両親が磔の呪いをかけられて心神喪失し、祖母に育てられている。作中臆病者として描かれるネビルだが、実はハリーと同じように悲しみを経験して育っている。
そして、闇に対抗する学問として、薬草学で頭角を表している。友達のために勇気を出せるし、素敵な人物だと思う。
そのネビルがヒントをくれたりもして、対抗試合の課題をこなしていくハリー含む代表達。空、水、陸と舞台を変えるトライアスロンのような試合だが、
全員課題の前にチートして、ドラゴンから金の卵を得て、卵に入っている第2の課題もセドリックとハリー以外もチートした様子がある。
金の卵は水中に入れると水の中では聞こえる仕組みだが、ここで無駄に、ハリーが監督生用のお風呂に入る。
ファンが山ほどいるのだろうが、求めていなかったなぁ入浴シーンは。。
水中で人魚についていき、人質を助ける第二課題。ロンやハーマイオニーやフラーの妹まで人質として水中に1時間も。棄権したフラーの妹もそのまま。悪趣味。
陸の課題では巨大迷路で、クラムは服従呪文で操られるし、フラーは迷路に飲み込まれてしまった。
セドリックも飲み込まれそうなところをハリーが救出して、2人で優勝カップを手にするはずが、優勝カップがポートキーで、トムリドルの墓場へ。
ヴォルデモートが命じて躊躇いなくピーターペティグリューが死の呪いをセドリックにかけ、あっさり殺されてしまうし、そこで発狂しそうなところだが、ハリーはヴォルデモート復活のために血を取られるし、ピーターペティグリューに抱っこされている赤ちゃんヴォルデモートは気色悪いし、復活したヴォルデモートは相変わらず宇宙人姿だし、復活の場に駆けつける中にマルフォイの親までいる。
恐ろしすぎる場所で、ヴォルデモートは因縁の相手ハリーをみんなの前でもったいぶって決闘して、手にかけたかった様子。ピーターに命じそうなものだが、変な人。
死の呪いアブダカダブラを放ったヴォルデモートの杖の光と、エクスペリアームズを放ったハリーの杖の光が、ぶつかる。呪文が同時でなければどうなっていたやら。
ヴォルデモートが殺した人物の霊達が杖から逆流して出てきて、セドリックからは亡骸を持ち帰って欲しい、ハリーの両親には走ってポートキーで戻れと言われるハリー。両方を瞬殺で行いどうにか元の世界に、セドリックの遺体と戻れたが。。
今こそタイムターナー使えないのか?!
理由なく失うものが大きすぎた今作。
ヴォルデモートは復活するし、最悪だ。
そもそも課題のヒントをムーディーに化けたクラウチ息子が各生徒にばら撒きハリーの耳に入るようにして、えら昆布まで準備して、全員が対策できている。
全員、事前に聞かなければ課題の準備にすら実力が達していない、おかしな大会。
ただ、ハリー達が成長してきて、1人から友達へ、異性へ、組を超え、国を超え、学校を超えて、価値観を超えて、視野を広げ交流できる機会があるのは素晴らしい。
スネイプはいつも疑いの目を向けてくるが、
かなり人間同士の会話もできるようになってきたのでは?とはいえいつもそこまで嫌われる理由が、ハリー本人の行いではないのだから、ハリーの父親は余程やなやつだった可能性が高い。そう確信した本作。
個人的には、いつもは抑えて整理しているロンの本音が出まくった今作、良かった。兄弟が多いし、ものすごく得意分野があるわけでもなく、友達はハリーで、添え物になってしまいがち。自覚せずとも、ハーマイオニーが他からちやほやされているとものすごく機嫌が悪くなる。今作の中で、思春期真っ只中に突入。
あと少しして抜けた時にどんな人物になるか、楽しみだ。
ハリーも1年通してモヤモヤすることが多かったはず。
ホグワーツ以外行くところがないのが可哀想なのだが、頑張れ。
学校対抗やプロムなど盛り込むが、本編は進まず微妙だった!!
監督がまた変わり、過去作より他の生徒が映る場面がかなり増えました。学校対抗とプロム、そしていつもの陰謀と織り交ぜていますが全く楽しく感じず、アニメの流し見より辛く感じるようになりました。ヴォルデモートの話を引き伸ばしているからだと思います。また主演のラドクリフに全く魅力を感じないせいもあると思います。何かいつも優遇されていて、ハーマイオニーがグイグイ来るのも好きになれませんでした。
これがホグワーツ最大級名物「虎威憂斬亜怒・闘奈面屠」じぁーー!
魔法ファンタジー映画『ハリー・ポッター』シリーズの第4作。
伝説の三大魔法学校対抗試合「トライウィザード・トーナメント」が開催されることになり、大きな盛り上がりをみせるホグワーツ。
しかし、その裏で闇の魔法使いたちが暗躍を始めていた…。
○キャスト
ハリー・ポッター…ダニエル・ラドクリフ。
ロン・ウィーズリー…ルパート・グリント。
ハーマイオニー・グレンジャー…エマ・ワトソン。
シリウス・ブラック…ゲイリー・オールドマン。
セブルス・スネイプ…アラン・リックマン。
ミネルバ・マクゴナガル…マギー・スミス。
新たなキャストとして、トライウィザード・トーナメントにホグワーツの代表として出場するハッフルパフの監督生、セドリック・ディゴリーを演じるのは、当時はまだ駆け出しの俳優だったロバート・パティンソン。
闇の帝王・ヴォルデモート卿を演じるのは『シンドラーのリスト』『レッド・ドラゴン』の、名優レイフ・ファインズ。
原作はJ・K・ローリング。
ハリーたちも14歳。中二なんです。青春真っ盛りなんです。
思春期真っ只中の年齢に突入したということで、今作からは恋愛要素が追加。過去作以上にジュブナイル的な映画に仕上がっております。
『アズカバン』で確立されたホラーやバイオレンスの雰囲気は本作にも引き継がれており、ついにシリーズ初となる生徒の死者が…。
ダーク・ファンタジーといっても差し支えのない、かなり陰鬱な映画となっており、もはや1作目、2作目のようなファミリー映画感はありません。
今回の目玉はなんと言っても三大魔法学校対抗試合「トライウィザード・トーナメント」!
各校の代表が命を賭けたデス・ゲームを繰り広げます。
もうこれはほとんど『魁‼︎男塾』の世界ですね。
⚡️「ま、まさかあの虎威憂斬亜怒・闘奈面屠が開催されるとは………」
🍑「知っているのか雷電!?」
みたいな、完全に少年漫画的な設定。
出場者だけでなく、その友人や家族までもが命を懸ける羽目になるというとんでもないクソ行事。こんなんモンペじゃなくてもブチ切れるぞ…😅
際立つのは校長・ダンブルドアのポンコツっぷり。
・クラウチ・ジュニアに年齢線の呪文を破られる。
・というか、そもそもクラウチ・ジュニアの変装を見破れない。
・不測の事態が起きたにも拘らず、トーナメントを開催する。
・憂の篩を使うも全く謎が解けない。
・トロフィーがポートキーになっていることに気づかない。
・ホグワーツ贔屓が過ぎる。
うーん…。このジジイ、本当に世界最強の魔法使いなのか…?
無茶苦茶なクソ行事を強行した結果、セドリック君が死んじゃったんだよなぁ!どうしてくれんのこれ?
それともう一つ、今回のヴォルデモート側の計画はあまりにも回りくど過ぎるっ💦
ハリーをトーナメントで優勝させたろ!
そのためにクラウチ・ジュニアがやったこと。
①難攻不落のアズカバンから脱獄。
②スネイプから材料を盗んでポリジュース薬を作る。
③マッド-アイ・ムーディ(一流の闇祓い)を捕らえ、彼になりすます。
④ダンブルドアの魔法を破り、炎のゴブレットにハリーの名前を入れる。
⑤ハリーを鍛えるため、ちゃんと防衛術の授業をする。
⑥ネビルに薬草学の知識を授ける。
⑦マルフォイの攻撃からハリーを守る。
⑧ドラゴンのことをハリーに教える。
⑨卵の謎の解き方をセドリックに教える。
⑩優勝トロフィーをポートキーに変える。
…もうホグワークはクラウチ・ジュニアを教師としてスカウトしたら良いんじゃないですかね?有能すぎる。
元デス・イーターでも魔法学校の校長を務めることができるほど温情に篤い魔法界ならワンチャンあると思うんすけど。
いやしかし、改めて考えてみてもよくこの計画成功したな…😅
とまぁツッコミどころ満載な映画ではあるのですが、決して嫌いではない。というか、シリーズ内では過去1で楽しめたかも!
他の作品と比べてクオリティが高いとか、そういうことはないんだけれど、少年漫画のような無茶苦茶さがチャーミング💕
ダンスパーティーでの中学生感丸出しなハリーたちや、繊細な乙女心が揺れ動くハーマイオニーなど、青春映画としても見どころたっぷり。
個性豊かなライバル校の登場なども「週刊少年ジャンプ」っぽさがあって良いじゃないですか!
ついに復活を果たすヴォルデモート卿。
ここから物語はクライマックスに向けて動き出す!
今後の物語に期待が膨らみます♪
シリアスな展開の転換期
【ハリポタシリーズ4/8作目!転換期?シリーズの雰囲気が変わった気が】
・2005年公開のイギリス(アメリカ)のファンタジー映画。
・映画[ハリー・ポッター]シリーズ第4弾(全8作)です。
・ホグワーツ魔法学校に入学し、4年生(恐らく14歳)となったハリー・ポッター。学校では、三大魔法学校対抗試合が催されることが決まる。各校1名ずつ代表を選抜するが、その方法は各自の立候補制で魔法具「炎のゴブレット」に自分の名前を書き入れ「炎のゴブレット」が代表者を選別する。ただし、危険な協議のため17歳以上だけが名前を書き入れることを許すルールが前提となっていた。そして、「炎のゴブレット」により各校より17歳以上の3名が選ばれるが、最後になぜか追加で4人目としてハリー・ポッターも「炎のゴブレット」によって選抜された。自身で名前を書き入れていないのに選ばれたことに不思議に思いつつ、周囲からは「あいつ17歳になってないのに名前入れたのか?」と不審がられつつ、過酷な三大魔法学校対抗試合が催されていく… という大枠ストーリー。
[お薦めのポイント]
・やっぱり最後まで読み切れない「犯人」を考察する楽しさ
・青年となったハリー、ロン、ハーマイオニーの関係性の再構築
・これまでの作品と異なる色味(雰囲気)を愉しむ
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
[物語]
・相変わらず、身内に潜む悪い奴、が読み切れない。でも、それを考察するところが面白いですね。
・ハリーは自らの名前を投票していないのに、図らずも炎のゴブレットに選ばれてしまったことがきっかけで、ハリーが周囲から浮き出すところがドラマ的なミソではないでしょうか。ハーマイオニーとはそこまで関係性は崩れないものの、ロンの青年らしいジェラシーも相まって、二人の関係が悪化し、修復していく様が個人的にはよかったです(映画という時間の限られたものなので、若干駆け足的な速さで進むところはありますが)。ただ、ハリーが皆から簡単に浮いたり、逆に応援されたり様はどこか違和感を覚えましたが、これは文化の違いでしょうか。笑
・本作では闇の魔術「服従」「拷問」「死」の3種類の登場と、ヴォルデモートの配下であるデスイーターの存在が浮き彫りになってきて、いよいよ「魔法使いの映画」として壮大になってきましたね。
・過去の話とつながってきたり、多くの伏線とつながりを持たせた複雑性の面白さ故に、増えてきた登場人物に対して、だんだんと誰が誰だかわからなくなってきたぞ…と混乱も増えました。笑 捉え方を変えれば、噛めば噛むほど味が出る映画、なのです。が、これまでの1-3作では、どことなく「その辺を全部理解しなくても、映画の主軸はシンプルなので、後でゆっくり観てくれれば大丈夫ですよ」と言われているように感じましたが、本作はどことなく、その辺の理解を前提に物語を観る必要性、を感じました。理解してみればかなり面白くなるのかもしませんね一応、ちょこちょこわからないことを調べながら観たので面白くは感じましたが、これ、映画館だとできないなぁ、と思うと少しだけ考えモノでした。
[演出]
・どの作品でも、アトラクションに乗ったかのようなハラハラを体験させてくれるシーンがありましたが、今回ももちろん健在でした。競技の中のドラゴンから逃げ回るシーンがかなりハラハラです。もちろんハリーはホウキに乗って逃げ回るのですが、「魔法使いといえばホウキだろう!」と言わんばかりに、どの作品でもホウキで飛び回るシーンが一番のハラハラアトラクションシーン、という王道さも素敵です。
・本作を見始めた最初は、ハーマイオニーに対してどこかもったり感といいますか、芋っぽさと言いますか、他の二人とは違う成長ぶりを感じたのですが、実はこれも演出ではないかと思いました。終盤のダンスパーティーで出てくるハーマイオニーが物凄く美しいのです。ギャップって大切じゃないですか?そのギャップを最大限に生かすために、序盤ではあえて美しさから遠ざけるように演出されたのではないかと推測してしまいました。
[映像]
・際立って感じたことはありません。シリーズを積み上げていくごとに、比例してクオリティも上がっている感じです。
[音楽]
・どうやらここから音楽の担当が変わったようですね。ジョン・ウィリアムズさんからパトリック・ドイルさんに代わったようです。もちろん、メインテーマはジョン・ウィリアムズさんが作ったものですが。
[演技・配役]
・ハリーが女の子と会話してデレデレしたり、恋心が芽生えたり。その辺の成長が可愛らしくて素敵です。
・ロンの青年らしいジェラシーも愛らしいです。特に、ハリーと喧嘩中に伝言ゲームでハーマイオニー越しにハリーに伝えたいことを伝えるくだりが笑えました。
・これまではハリー、ロン、ハーマイオニーばかりに目が行っていましたが、本作から他の生徒たちもキャラに味わいが出たように感じて親近感がわきました。個人的には、双子のフレッドとジョージがかなり好きです。
・一方、1作目では「将来、ハリーの宿敵になるのでは?」と推察したマルフォイの存在感がなくなりつつありました。笑
[全体]
・これまでの作品とちょっと雰囲気が変わった気がしました。これまでは「子供向け」と「大人向け」をうまく両立させていたように思いましたが、本作はかなり「大人向け」の作品に仕上げているように感じました。シリーズ3作目の「アズカバンの囚人」でもかなりの変化を感じましたが、それとは少し異なる変化です(うまく伝えられずスイマセン。。。)。
・監督さんや音楽ご担当者も変わられて、かつ物語も頂上に向けて転がりだしたからこそ、変化を感じたのかもしれませんね。
・個人的にはこの物語は「ハリー、ロン、ハーマイオニーの絆を再確認する」がヒューマンドラマとしてのメインに感じました。その外側に、三大魔法学校対抗試合やデスイーター、ヴォルデモートの策略などを張り巡らすことで映画としての見応えや面白さを足しているように思います。それをダンブルドアの台詞「この先、暗く困難なことが待っている。正しきことと容易きことの選択を迫られる。じゃが忘れるな、君には友がおる。独りではないのだ」によって伝えられた気がします。
・シリーズも4/8と、折り返し地点まで観ました。この調子で最後まで観通したいと思います。ありがとうございました。
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#全体3.5 #物語3.5 #演出3.5 #演技3.5 #配役3.5 #映像3.6 #音楽3.6
大きくなってきた。
ディメンターだったり、水魔だったり、子供の時に見たらトラウマになりそうな登場人物(?)ばっかり。
ロバート・パティンソンが若い!
対決の内容がいちいち怖い。
ロバート・パティンソンは死ぬし、ホラー感強め。
3人の成長した姿と、恋愛感情のあやうさ
大人びたハリーポッター
子どもの成長は早いなぁ~。
思春期の入り口
原作を読んだ時から違和感のある設定。
物語のための設定かと突っ込みどころも満載。
この後の原作も、急に世界観を広げて、やたらにいろいろな縛りをつけて、話をこねくり回して、悲壮感等や不可能感を出すための設定に振り回されて、拡散してしまい、ダイナミックさが失われていった。それでもスネイプ先生が気になって、最後まで読んだし、映画も観たけれど…。
マクゴガナル先生同様に思う。「なんでこんな危険な競技をあえて生徒にやらせる?」…これから対峙する戦いのための実習?だったら全員に訓練させないと。危険すぎるからと途絶えていたものをわざわざ復活させてまで。
今回、コロナ禍の中でのオリンピックを見ていて、なおさら思う。オリンピックは、その舞台のために日々の研鑽を続けていたアスリートのための場だった。けれど、この大会は違う。この3つの競技のために研鑽を研ぎ澄ましていたという伏線はない。無理くり設定。
そして、ラストに解き明かされる、ある教師の謎。なにそれ?というオチ。強いという鳴り物入りだが、そんな風に捕まっちゃうなんて…。
親友?違いに気づかないものなのか?マルフォイならともかく。しかも、ハリーたちがポリジュースを使ったような一瞬ではなく、あんなに長くともにいたのに。
しかもヴォデルモ―トの罠も周りくどすぎて…。ダンブルドア校長の庇護下にあるから普通に手が出せないという理由なんだろうけど…。
そして、ハリーの学校内での立ち位置。映画ではハリーの活躍に絞って映画化されているのに、原作でも、クディッチでも活躍するメンバーなのに、なぜ、ダンスパーティの相手選びに難航する?一般的な学校なら、サッカーで活躍する選手なら、モテモテなはずだ。ハリーが奥手でも、今の少年・少女なら自分から売り込みに来ると思うけれど。ハーマイオニーが側にいるから勘違いされたのかな?ちょっと設定に無理が…。原作でも、もてない理由は奥手だからで済まされていたような…。
(特に、5巻のロンのエピソードを思い浮かべるとなおさら?が飛ぶ…)
学校生活4年目。
学校以外の世界が入ってきた前作。でもまだそれはロンドン周辺のことだった。
一気に世界(といってもヨーロッパ)に拡がった今作。
そして、生徒達の、大人の仲間入りへの練習と世界が拡がる様子は微笑ましかったが。
淡い初恋。羨望・やっかみ、友情。喧嘩している真っ最中に対峙させられる”大切なもの”。(笑)。
マルフォイや、他の寮の人々が疑うならともかく、14歳にもなって(3年と+α毎日一緒にいて)、長年の友人であるハリーが自分で入れたと思うロンや同じ寮生には開いた口がふさがらないが、物語としてはよいアクセント。いつも一緒のお神酒徳利の初めての喧嘩?
ダンスパーティの相手探し。上記のように???が飛ぶが、二人でごそごそやっているさまがおかしい。スネイプ先生に睨まれることよりも重大な案件というのが、成長を感じるとともに微笑ましい。
ハ―マイオニ―の美しさ。あまりの美しさに、原作で”美しい”とされていたチョウやフラ―がかすんでしまった!!!ロンとハリーがハ―マイオニ―を意識する瞬間として満点。ハーマイオニーが、ロンやハリーを見るときのはにかんだ様子がまた良い。キュンキュン来る。
でも、一番目を見張ったのはロン。ちょっとやさぐれて。まさに思春期・反抗期まっただ中という出で立ち、表情。女の子は多少気になるはずなのに、ぼさぼさの髪。
まじめ堅物優等生のハ―マイオニ―。
いつも自分ができると思っている以上の難題にぶち当たり、成育歴からくる劣等感をひきづりつつも、必死に課題をこなさざる得ないし、かつダンブルドア校長や養父・シリウスに認めてもらいたい感もあって、結果優等生っぽく見えてしまうハリー。
それに比べて、ロンは期待もあまりされない四男坊、その他大勢に埋もれてしまいがちになってしまう立ち位置から、二人に比べて自由。多少不良化したってあの兄たちを手本に、あのお母さんなら大丈夫。そんな雰囲気が座っている様子からだけでもみてとれる。う~ん、凄い。
”活躍”という点では見劣りしてしまうが、等身大の少年としては一番自然で、この物語にリアリティを感じさせてくれる。
元々、ハリーたちの魔法学校入学から卒業までを日々を綴ると発表された物語。
彼らの1年の暮らしを、彼らの成長の様子とともに描き出されることが、そのスタイルのはずなのに…。
どうしてこうなった?ラスト「騒がしくない(何にも起こらない)年なんてないだろ(思い出し引用)」というように、読者の関心を集めるための、映画化前提の、無理くり設定にも見えてしまう。
こんなに大掛かりな設定にしなくとも、ファシズムが忍び寄ってくる様は描けると思うが、そんな地味な物語で読者を引き付けるのは、映画化するのは難しいということか。
と、原作から違和感ありまくりだが、この原作の映画化としては、よくまとめたなと思う。
さすがに4作目で、魔法のワクワク感は尽きた。競技もゲームをクリアするようで今一つ新しさはない。
けれど、アクションは派手になり、役者は頑張った。
ただ、私の再生機器が悪いのか、水中の映像は何が何やら、わからなかった。展開は原作を読んでいたのでついていけたけど…。
反対にラストのヴォデルモートとの対決は、闇夜でなんだかよくわからないだけに、緊迫感が増していて、原作で読んでいたにもかかわらず衝撃を受けた。
長大な物語の途中。
特に、後半部の序章として終わるだけに、この映画でカタルシスが得られるわけではない。
次の物語がわかっていれば予告のような終わり方にもできようが、それもできない。
なので、1本の映画としては不全感が残る。
監督の責ではないのだが評価は下がる。
ハッフルパフの希望
うーん
タイトルなし(ネタバレ)
ハリーは紙を入れてないけど試合に出て、それで良かったのかな?
セドリックは殺されてちゃったけど、そのまま話の展開は進んで行くのかなぁ。
迷路で、つる(?)みたいなのが巻きついたりしていたけど、それはそういう仕掛けだったのか?
もうみんな、すっかり大きくなっちゃって。はやっ⁉️
成長物語♪
衝撃的なエンディング!
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