ハリー・ポッターと炎のゴブレットのレビュー・感想・評価
全74件中、1~20件目を表示
闇の時代、幕開け
AppleTVのレンタルで久々に鑑賞。
ついに闇の帝王が本格的に動き出し、ハリーにとってターニングポイントとなる作品になっています。
三大魔法学校対抗試合に出場する2つの他校はどちらも魅力的で、これまで以上に生徒や先生同士の交流が深まっている場面が多かったです。特に、クリスマスのダンスパーティでは恋愛描写が導入されているなど、青春要素が強調されていました。また、ハリーたちが挑む3つの課題は、与えられたヒントから困難を乗り越えていくゲームを進めているようなドキドキ感がありました。
ホグワーツ生も他校に負けない活躍を見せており、中でもセドリックの優しさに共感できました。「勝手にゴブレットに名前を入れたのでは?」と周りから疑われているハリーに対しても素直に接し、ハリーと一緒に困難を乗り越えようとする姿勢が素晴らしかったです。
ただ、個人的に前半のクィッディッチワールドカップの試合が描かれていなかったのが残念でした。2時間半の尺があるぐらいなら、せめてダイジェストだけでも見たかったです。
それでも、やっと物語が大きく進み始めたことを実感できた4作目になっていました。
色々と。。。
Now Its Serious
After Azakaban set off in a darker direction with more adventure outside the classroom, Goblet of Fire continued the realm's inflated budgeting for visual effects. With mermaids and dragons at Hogwarts, the young wizards undergo a peculiarly sadistic magic skills tournament. The shadowy Voldemort finally gets legs, and Fiennes proves he plays a masterful villain as the stakes rise to fatality.
急にポリコレ意識し始めた?
ハリー君も4年生!
身体も心も成長しちょい大人になりかけ
異性にも興味が出るお年頃。。。
きついなー
純粋な子供時代から見てるから
異性への性欲が見ててきつい
ハリーたちに男女を感じるのがきつい
成長という意味では自然なことであり健全なんだけど
急にイチャイチャされるときつい
いままでファンタジー全開だったのに急に現実の男女いざこざを見せられてファンタジーが打ち消されてきつい
原作キャラだから仕方ないけど急に多国籍なキャラではじめて、しかも初恋の相手がポッとでのアジア人!
誰やねんお前!!
ロンの妹でいいだろ!なんだこのアジア人!ハリー君もこんな女の何が気に入ってるんだ!
たしか原作もだった気がするけど、ここら辺から多国籍になったんだよな
それでいて男女の話が始まってファンタジー色が薄まったんだよなぁ
だから私ここら辺で原作読むのやめたんかなぁ
大筋としては大きな転換期なんだけどね
周囲の人間ってハリーに対する信頼感全然無いのな
ロンでさえも無いのな
ハリーがズルして代表選抜されたとか本気で考えてやがんの。
そんなわけないだろ!お前ら3年間ハリーの何を観てきたんだ?
他はまあいいよ
グリフィンドール生は信じろよ!アホかオメーら!
ホグワーツの他にも魔法学校があり、それぞれに特色があるんだなと知れたのは世界観が広がって良かったと思う。
ただコレを後の作品で活かせてないのがいただけない
もしかしたら原作では活かしたのかもしれないけど、映像作品では今後、登場する事は無かった
戦争の時とか増援で来る展開とかあっても良かっただろ!
海外って恋愛いれないと作品作れないんか?
学園生活なので青春が入るのは仕方ないが、あまりにもラブロマンスに偏りすぎだろ
海外の価値観なのかなー
セドリック・ディゴリー
【79.7】ハリー・ポッターと炎のゴブレット
作品の完成度
本作の最大の功績は、原作の膨大な物語を2時間半という尺に収め、シリーズを少年から青年へと向かう物語へと転換させた点にある。三大魔法学校対抗試合という競技を主軸に、ハリーの友情、恋、そして迫りくる死の影といった内面的なドラマを短絡的に結びつけ、映画独自のダイナミズムを創出。特にクライマックスのヴォルデモート復活シーンは、シリーズ全体にわたる「闇の時代」の始まりを予感させる、強烈なインパクトを残す。しかしながら、この凝縮された構造は、物語の深層を犠牲にしている。対抗試合の課題は、それぞれが視覚的インパクトを優先した結果、一貫したルールやテーマが欠如し、物語の進行を加速させるための都合の良い「装置」として機能してしまった。これにより、映画は観客が世界観に深く没入する機会を奪い、物語に内在するリアリティや説得力が損なわれた。原作の複雑な人間関係やサイドストーリーが大胆に割愛されたことは、映画を表面的なスペクタクルへと矮小化させたと言えるだろう。
監督・演出・編集
マイク・ニューウェル監督は、これまでのシリーズにはない、思春期特有の焦燥感やぎこちなさを演出に持ち込んだ。ティーンエイジャーの葛藤をリアルに描写しようとする試みは評価に値する。しかし、物語全体を支配するのは、ミック・オーズリーによるテンポを重視した編集だ。原作の膨大な情報量を凝縮するため、出来事を次々と繋ぎ合わせる編集は、作品をノンストップな見世物へと変貌させた。これにより、物語に内在するテーマやキャラクターの感情の機微を深く掘り下げるための「余白」が失われた。結果として、観客は物語の表層をなぞるだけで、その深部にある本質に触れることが難しくなっている。
キャスティング・役者の演技
主演、助演合わせて4名の演技を考察。
* ダニエル・ラドクリフ(ハリー・ポッター役)
シリーズの主役として、少年から青年へと成長するハリーの複雑な内面を力強く体現。思春期の孤独感や苛立ち、初恋の戸惑いを瑞々しく表現する一方で、ヴォルデモートと対峙するクライマックスでは、死の恐怖と悲しみが混在する感情を鬼気迫る演技で体現し、役者としての大きな成長を証明した。限られた時間の中で、多層的な感情を伝える彼の演技は、作品の持つ「雑さ」を補う説得力をもたらしている。
* ルパート・グリント(ロン・ウィーズリー役)
ハリーの親友として、ハリーへの嫉妬と友情の間で揺れ動くロンの葛藤を見事に表現。友情に亀裂が入るシーンでの、不器用で不安定な感情表現は、ティーンエイジャー特有の感情を鮮やかに描き出し、物語にリアリティを与えている。
* ロバート・パティンソン(セドリック・ディゴリー役)
ホグワーツの代表選手として、ハリーのライバルでありながらフェアプレー精神を貫く誠実な青年、セドリックを好演。爽やかな好青年という表層的なキャラクターの中に、悲劇的な運命を予感させる存在感を滲ませ、シリーズ後半の重苦しい展開を象徴する役割を担った。
* レイフ・ファインズ(ヴォルデモート卿役)
クレジットの最後に出てくる有名役者として、肉体を得て復活したヴォルデモートを圧倒的な存在感で演じた。不気味で残虐な実態、歪んだ顔つき、静かで冷酷な話し方、わずかな登場シーンで物語全体に暗い影を落とす、完璧な演技であった。
脚本・ストーリー
脚本はスティーヴ・クローヴスが担当。J.K.ローリングの原作小説を大胆に再構築し、映画としてのドラマ性を優先。三大魔法学校対抗試合というサスペンスフルな設定を最大限に活用し、物語をスピーディーに進行させることに成功した。しかし、原作の持つ重層的なテーマや伏線、キャラクターの背景が大幅に割愛されたことで、物語の深みが損なわれ、結末の衝撃性が単なる出来事として消費される危険性もはらんでいる。
映像・美術衣装
美術はスチュアート・クレイグ、衣装はジャニー・テマイムが手掛け、作品の視覚的なクオリティは極めて高い。ホグワーツ城の荘厳な外観に加え、ボーバトンやダームストラングの個性的なデザインは、物語の世界観を拡張する役割を果たした。対抗試合の舞台となるドラゴンとの対決、水中の神秘的な世界、不気味な迷宮の表現は、CGとセットを巧みに組み合わせ、圧倒的な迫力とリアリティを生み出した。
音楽
音楽はパトリック・ドイルが担当。前3作のジョン・ウィリアムズから引き継ぎ、より重厚でシリアスなトーンを帯びた旋律で物語を彩った。ヴォルデモートの復活を象徴する不穏な旋律や、対抗試合のスリリングなBGMは、作品のダークな雰囲気を効果的に高めている。主題歌はないが、ダンスパーティのシーンでウィーズリー兄弟が結成したバンド、ザ・ワースト・シスターズが演奏する「Do the Hippogriff」は印象的。
受賞歴
第78回アカデミー賞において、美術賞にノミネート。その他、英国アカデミー賞(BAFTA)でも美術賞にノミネートされており、作品の視覚的なクオリティが高く評価されたことを示している。
作品
監督 マイク・ニューウェル 111.5×0.715 79.7
編集
主演 ダニエル・ラドクリフB8×3
助演 エマ・ワトソン B8
脚本・ストーリー 原作
J・K・ローリング
脚本
スティーブ・クローブス B+7.5×7
撮影・映像 ロジャー・プラット A9
美術・衣装 美術
スチュアート・クレイグ
衣装
ジェイニー・ティーマイム
A9
音楽 音楽
パトリック・ドイル
テーマ曲
ジョン・ウィリアムズ A9
ヴォルデモート卿現る
ハリーに到来する恋の季節‼️
3作目「アズカバンの囚人」から映画としてマトモになってきた「ハリー・ポッター」シリーズ第4弾‼️過去3作はハリーの成長、今作は現在進行形のいろんなハリーが観られる‼️魔法界の3大魔法学校が実力を競い合う「3大魔法学校対抗試合」‼️このシーンはハリーのキャラが浮き彫りになる緊迫したシーンですね‼️ハリーの勇気、優しさ、愛情が満ち溢れてる‼️ハリー・ポッター、真の勇者への目覚め‼️そして思春期を迎えたハリーたちの淡い恋模様も微笑ましい‼️ラストではハリーの宿敵であるあの方が復活‼️いよいよシリーズはシリアスモードへ突入するのです‼️
世界的ベストセラー作品の第4作!
世界的ベストセラー作品の第4作である「ハリーポッターと炎のゴブレット」。
過去の第3作からがらっと雰囲気が変わり、より大人で物語の核心に迫る第1歩目となる作品です。
第4作は、三大魔法学校対抗試合というホグワーツ以外の生徒がいて競うこと、それに伴うオリジナルなシーンが多く、特にダンスパーティーは必見です。
アクション要素もあり、恋愛要素もあり、物語のキーとなる要素もある、そんな楽しみ満載の作品となっています!
炎のゴブレットで、特出すべきキャラクターは、なんといっても「セドリック・ディゴリー」。まだ見ていない人はこの人に着目しておくことをオススメします!
ぜひご覧ください!
ハリポタ初心者 感想
ハーマイオニーのドレス姿がとてもきれいだった。ロンやハリーと踊らなかったのがショック。水中シーンが綺麗だった。マルフォイのお父さんもウォルデモートも味方だったのか。。セドリックが死んでしまったのが悲しい。。生徒が亡くなるのはハリーポッター史上初じゃないかな。図書館の感じが好き。沢山古い本が置いてあってそれを読み漁るの楽しそう。やっぱり手紙を書く習慣はいいなあ。ただ2時間半の映画は少し長いなぁと感じた…ウォルデモートも生き返ったから、次の話は彼が大きく出るのかな。
思春期真っ只中のハリーたち3人の人間模様が面白い
思春期真っ只中のハリーたち3人の人間模様が面白かった。ダンス会のシーンが好き。ロンの衣装がダサすぎて周りも反応に困ってるの笑える。そして、ハーマイオニーの衣装が美しい。あんな可愛い子を泣かせちゃうなんて...ロン誘ってやれよー!と思った。
DVDゲットシリーズ200円。 なんか知らんが学校対決になってる。...
子供→大人に成りかけ
この映画から全く何の情報も知識も無く、ファースト鑑賞させてもらいました。ようやく子供から大人向けになってきたかなー、が感想ですね。ハリー達も段々大人になってきて、恋の葛藤もチラホラ。悪の根源であるヴォルデモートも登場し役者は揃った感じ。ハーマイオニーもレディに成りつつ有り、ちょっと楽しみになってきたが、少しエラ張り過ぎかな笑
ヴォルデモートの声、シリウス役のゲイリーオールドマンに似てたように思ったのは俺だけ?それにしても、レイフファインズはこういう悪魔的な役柄多いなー。若い頃のロバートパティンソンも出演してたんだね。兎に角、今後登場するレディ達の、いやハリー達の活躍が楽しみになってきたね。正直子供映画だと舐めてた部分があったので、今後のストーリーが楽しみになってきた自分がちょっと嬉しいかな。特にハーマイオニーのレディ化を期待してます笑
宿敵との決着が近づく緊張感
宿敵との決着が近づいている緊張した空気感がハリーポッター初期の賢者の石と大きなギャップで好きな作品です。
敵役の俳優変更などがありながらも違和感を覚えさせないのが素晴らしい役者さんだと感じさせられました。
インスタでも時々見かける俳優さんだったので少し親近感もあったけれど、普段の雰囲気とは違い前作までの俳優さんとは別の魅力がありました。
リーダーのカリスマ性で集まり純血主義という共通した思想で勢力が膨張していく闇の陣営と、同じ目的から集まった主人公たちの対比が面白いと感じています。
前作の終盤では集まった闇の陣営のどこか一枚岩とは言えない脆さや迷いのある仲間を切り捨てていく非情さ、対して主人公たちの悩みながら袂を分かっていった仲間にも諦めず関わり続ける愛情深さに胸を打たれます。
人材の会社で多くの人のキャリアに向き合っていた時も、やはり目的意識の強い人が大成していくなという実感がありましたし今の仕事を通してもその感覚は変わらないです。
私も目的しっかりと持ち続け、ニュートたちのような強固な繋がりを持つ仲間を作っていきます。
新しい登場人物の魅力が薄い
3作目までは無駄なくすっきりと伏線回収されていて作り込みが凄いなと思っていたけど、炎のゴブレットは不必要に思えるシーンも多々あり初めてああ楽しかった!という気持ちで終われなかった。
ハグリッドの恋愛とか特に、要るのかな?正直見ていて心地良いものでもなく…このあと何かに繋がるのか?
限られた時間の中で長い小説を無理やり掻い摘んでまとめるために、一気に増えたキャラクター達を一人一人深く掘れず内容が薄くなってしまっているような感じがした。
(原作は未読なのでどれほど省略されているのか分からないけど)
まず、以前友人に教えてもらった寮分け診断でハッフルパフになってから、ハッフルパフ生のセドリックが気になっていた。やっと出てきてくれたと思ったら、ハリーに親切にされて改心したように見えるシーンの繰り返しで、彼が誠実という風に私は思えないまますぐに死んでしまった。もっと魅力を知って好きになりたかったのに、、と残念だった。
また、ムーディはずっと閉じ込められていたので結局本人がどういう人なのかわからないまま。ザコシショウみたいな義眼で破天荒な言動がとても魅力的だったのに、ハリーとの信頼関係も無に帰した。展開として面白い部分だけど、個人的にお気に入りのキャラクターだっただけにここも寂しく感じてしまった。
ヴォルデモートは何だか、近づくほどにそれほどの脅威に感じられなくなってきている。得体の知れない未知のものだったからこそ恐ろしかったのかもしれない。子分として身近なマルフォイパパが登場したことで親近感が出てしまい、あまり子分たちに忠誠心を持たれてなさそうなところ、ハリーに逃げられて「アァーーーッ」と叫んでいたところ、ちょっと間抜けにも見えてしまった。
お話としては、大会の設定や意味が最後まであまり理解できず…
競技の内容は誰が決めて誰が準備しているのか?優勝杯をムーディが隠したと説明しているので先生たちが仕切っている?それなら、異常が起きている中の開催なんだからもっと安全な内容にしたらいいのにと思った。
棄権した選手の大切な人は、湖に拘束されたまま死なせるつもりだった?自ら名前を入れた生徒の命は自己責任としても、拘束された人達は全く関係ないのに。こんな乱暴な大会をあのダンブルドアが進めたのも納得ができない。
台本がこうだから決して演技の問題ではないけど、俳優さんが変わったこともあり、ハリーを疑って強く掴み掛かるダンブルドアが、生徒を囮にするダンブルドアがどうしても初期の彼と別人に見えてしまう。
全てを見通す神様のような人物が、ハリー自身の手で名前を入れたかどうかも見破れないだろうか?ハリーが深い信仰を示して不死鳥を呼んだことを喜んでいたのに、ダンブルドアはハリーを信じてくれないのか?
ストーリーをどうにか停滞させずに進めるため、ダンブルドアに成り変わった誰かが奮闘しているのだと、途中から想像して見たりしていた。
お辞儀をしろ
昔見たことがあり、たまにテレビでやるときに断片的に何度か見たことがある。
つまり、初めから通して見るのは2回目。
3週連続でハリポタ映画1〜3が地上波で放送され、アマプラで全シリーズが見れるようになったから、改めて全部見返すことにした。
久しぶりに見たが、全然覚えていなかった。
初めて見たかのようなシーンばっかりだった。笑
ハリポタシリーズはやっぱり最初のワクワクが凄いけど、個人的にはアズカバンの囚人がかなり好き。
ミステリー要素が強く、初めから振られた伏線を回収していくのが心地よい。
さて、4番目の炎のゴブレットも、とある秘密に関しては、丁寧に伏線が張られていて凄く好み。
ちなみに一番好きなシーンは、あの裁判シーン。
例の発言は、イントネーションも含めてめちゃくちゃ印象的。
それにしても、最後の試練だけやたらとホラーチックで怖い。
あと、ロンが情緒不安定過ぎて笑える。
踏んだり蹴ったりな4年生。どうして僕が代表生に!?……そして恐怖が復活する。
前提として
・多分2回目。
・原作は未読。
・『ハリーポッター』シリーズは『~とアズカバンの囚人』まで視聴済。
・マイク・ニューウェル監督の他作品は未視聴。
全体的に微妙だった。
展開やイベント、伏線など、面白い要素は多々あるものの、なぜかもう一度観たいとは思えない。ダイジェスト感も強い。
なぜもう一度観たいとは思えなかったのだろうか……。
もしかして、三大魔法学校対抗試合(本作のメインイベント)が問題……?
第一試合。ドラゴンと戦うというものだが、内容は良い。が、タイミング的にロンとの仲違いが入っている。ここでのロンの表情が不可解だった。終了後に仲直りするシーンがあり、この時の違和感も解消されるのだが、仲直りがぬるっとしすぎてる!!! 観ているこっちまでハーマイオニーみたいな表情になっちゃったよ……ここがかなりのノイズ。
第二試合。水中での探索。エラ昆布はいいよ。でも、最後。さらっと習得していた呪文で起死回生するんじゃない!!なんでさらっと出すんだ、それを!!盛り上がらないじゃん……。
第三試合は……まぁいいか。その後のイベントの方が大事だし。
そういえば、キャラクターの描き方に大きな変化も感じられた。
ハリーのキャラクターがかなり情けない。ダンスパーティ関連だとは思うのだけれども……ただ、要所要所では勇気を見せてくれるのでなんとなく見直しちゃう。今回は不運続きな様子。
ロンもかなりのポンコツ。ハリーに嫉妬から始まり、ハーマイオニーにも悪態をつく始末。どうしたロン??服装とか不運だとか活躍できないのはいいよ。でもそんな精神のロンは観たくないぞ?!ってか嫉妬を起こすにしてもなんでこのタイミングなんだ……?一番の不満点かも
ハーマイオニーは距離感が大きく変化。ハリーには抱き着くし、ダンスに誘わなかったロンには怒るし……心配性だったり恋愛のような描写もあったりで大きな変化が観られる。思春期感満載。
ネビルが意外と活躍してる。ネビルファンはぜひ。
スネイプ先生は可愛いぞ。
フレッド・ジョージ・ジニーもなかなか良い演技をしている。特にジニーの表情に注目。
ゲストキャラのセドリックが好青年。ただし、全てを持ち合わせる系の好青年なので、ここに関してはロンの気持ちも分かる。が、本当に好青年だからラストは悲しくなる……。
前作からそうだけど、手のひらをくるくる変える生徒たち。悪ガキィ……!でも、ハリー三人組のキャラを際立たせるのにはいい仕事してたかも。
色々と書いてみたが、自分なりの結論に行きついた。ファンが観たいものではなかったのだ。
人間の闇とか恋愛のドロドロとか、大人の汚い部分とか、なにより主要キャラクターが苦悩するだけでスッキリもしない終わり方。シリーズものだし、スッキリしない回が来てもしょうがないと言えばしょうがない。それでも次はいいかな……
イベント盛りだくさんだけど、観たいものではなかった。そんな作品。
次作から物語が大きく動き出します。
シリーズ視聴継続のふるいにかけられる
ハリーポッターは本作から観なくなったので
その理由も考えながら視聴していた。
許されざる呪文、音割れポッターなどネットミーム化しているものもあり、見所も多いのでシリーズを語る上ではこの辺までは視聴した方が良さそう。
・全体的に彩度が低い映像でわくわくする魔法の世界ではなく、陰鬱な印象
・ストーリー構成上の”ダンスパーティー”がかなりしんどい、長い上にハリーポッターの世界として面白みのない(魔法要素がない)ので、もっと短くしてもいいし、面白く出来ただろう、と思わずにいられない。
・ストーリーが二軸構成、「ヴォルデモートの罠」「対抗戦」でさらに従来のハリーポッター通りの学園生活要素も絡んでくるので、過去作のストーリー構成を理解した上で観ないと楽しみ方が難しい作品になっている。
・最初のドラゴン戦以外、対抗戦が地味にもほどがある。
・「俺様」
この辺が本作をあまり面白くないという印象にしてしまっていた様子。
だが今回私はシリーズを通しで観ているので、それなりに楽しめた
・ワールドカップ
・対抗戦の相手校入場
・炎のゴブレットによる契約
・許されざる呪文(インペリオ!クルーシオ!アバダ・ケダブラ!)
・ドラゴンと対峙
・儀式
この辺は印象的
ただし過去作のようなわくわくするような描写が足りない。
ストーリーよりになっているが、これがあまり魅力的ではない。
さらに問題点がいくつかある
・散々言われているがヴォルデモートの「俺様」は絶対に翻訳としておかしい、紳士的態度でしゃべり方も極めて丁寧、「私」、「我」せめて「余」あたりが適当、これは視聴継続する気を損なわせる。
・炎のゴブレットのガバガバ契約
・ポッターをおとりにするといいながらガバガバで、生徒を犠牲にするのは流石に子供向けにしてもあんまりにあんまりな展開
・新ヒロインが・・・追加の意味があるのか?というルックス、演出
・ポリジュース薬についてそのままポリジュース薬と書いて意味がわかるだろうか?
などなど、流石にいただけない
うーん、この辺から観なくなったのも納得がいく。
従来とコンセプトのずれを感じる作品
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