ギャング・オブ・ニューヨークのレビュー・感想・評価
全36件中、21~36件目を表示
これはもう戦争
激しい抗争というより正に戦争。ヴァロン神父(リーアム・ニーソン)は抗争の末、殺されてしまう。アイルランド系移民の敬虔なカトリックというイメージは、ディカプリオが真っ先に聖書を河に捨てるところで崩れ去ってしまう。
南北戦争前夜のニューヨークの一大叙事詩。舞台はチネチッタ・スタジオに巨大な劇場やレンガのビルを建て、セットの壮大さに感動するばかり。ファイブ・ポインツのネイティブズ対移民グループを主軸として、徴兵制を逃れるギャングたち、ビル・ザ・ブッチャーに復讐心を燃やすアムステルダムという構図なのだが、中盤までが面白い。シェークスピアの劇のように、正体を隠してボスの手下として取り入り、復讐する絶好のチャンスを何度も逃す。終盤の大暴動などはオマケに過ぎない。
とにかく3時間を超える映画は疲れます。もっとすっきり描いていたら、絶対に素晴らしい映画になっていたに違いない。
よかった
冒頭の暴動以外は退屈で長いという評価を目にして、ずっと見なかったのだが、その前提で見たせいかけっこう面白かった。父親の仇に気に入られて本人もまんざらでもない、みたいな感じがよかった。クライマックスの暴動もよかった。
でもやっぱり長い。
スコセッシ×ディカプリオ
マーティン・スコセッシ監督と、レオナルド・ディカプリオの出会いの作品。
長い…
そして意味がわからない…
史実の裏の出来事として描かれた作品だけど、その歴史を知らないと、何が起こってるんだかわからない。
って、その前に、ストーリーがつまらなかったけど(^_^;)
とりあえず、ディカプリオはやっぱし若い頃はカッコよかったな。
ってゆーか、ジョニー役のヘンリー・トーマスって、見たことあると思ったら『E.T.』の主役の男の子かぁ~
凡作の域を超えていませんでした
[構想30年、撮影270日。巨額の製作費を投じて挑んだマーティン・スコセッシ監督の超大作] という宣伝文句につられてみたものの、 凡作の域を超えていませんでした。
1840年頃のアメリカの はなしです。 個人的に、 この頃のアメリカをよく知らなかったので、 興味深かったです。 白人という人種が いかに下劣な鬼畜生物かを知るには理想的でした。 ただし、 ストーリーは薄く、 冗長な箇所が目立ちました。 てきのボスは かっこよかったものの、 それ以外の人間は (主人公も含めて) 魅力的では なく、 たいして感情移入もできませんでした。
てきのボス (ビル) が主人公 (レオナルド・ディカプリオ) に [見世物小屋にふさわしい顔にしてやる] といって焼きごてを当てますが、 実際には小さなやけど程度でした。 かなり不自然に かんじられました。 レオナルド・ディカプリオの [醜状 NG ルール] に引っかかったのは明白でした。 こんなことなら、 平凡な顔でもいいから、 原作に忠実に [顔に やけどのあとを作れる俳優] に主人公をやってほしかったです。 レオナルド・ディカプリオの映画は二度とみたくありません。
ちなみに、 [ギャング・オブ・ニューヨーク] であるにも関わらず、 ギャングは登場しません。 英語の gang が多義語であることが原因です。
ギャングというより…
ニューヨークとアメリカの歴史のお話。ギャングの話…と思って観ると違うなーってなる。
敵役のビルはとてもかっこいい。神父との関係性も良かった。そちらのほうに焦点を当ててほしかった。移民問題や市民の暴動で、主人公の復讐等の諸々の問題がどうでもよくなってる感があり非常に残念。あと長すぎる。
アメリカ人の傲慢さ
昔々のある程度、史実に沿ったギャング映画を壮大に撮った歴史大作になる筈で公開当時は期待度がMAXで劇場に足を運んだ。
ディカプリオが男らしく逞しくなった印象で役者としてこれからが楽しみな、今ではオスカー俳優に。
ギャングの抗争や組織の仕組みなどを中心に描いている訳では無く簡単に言えば復讐モノ。
ブッチャーの存在感にナイフを投げマクる場面はヒヤヒヤして興奮したが基本的な話の流れは淡々と。
「タイタニック」でオスカーにノミネートされなくて本作では完全にダニエル・デイ・ルイスに食われて主役の筈がディカプリオでは無くダニエル・デイ・ルイスが主演男優賞ノミネートで「ジャンゴ 繋がれざる者」ではブッチャー的な悪役で助演したが見事にC・ヴァルツにオスカーを持って行かれたディカプリオ。
インディアンを迫害し土地を奪いアフリカから黒人を拐って奴隷にして今だに黒人差別は残り。
そもそもアメリカ人って最初の移民で他所者は受け入れずに邪魔者扱いで奴隷制度の撤廃で人種差別をKKK。
本作が描いた1846年のアメリカと今現在のトランプ政権のアメリカの違いが全くないかの如く移民排除に動いているアメリカ。
ギャングを背景にしながら愚かしいアメリカを描いているスコセッシにラストもギャングの抗争よりか暴徒と化した民衆の暴動に軍隊との内戦で中心になる筈の古きギャングたちを疎かにしているようで。
スコセッシ節
1863年のニューヨーク・マンハッタン、ファイブポインツで激しい抗争を繰り返すネイティヴアメリカンズとデッドラビッツ、2つのギャング団とその中心人物である2人の男を描いた構想30年の大作。
幼き頃目の前で父を殺され、復讐を誓った主人公アムステルダムが成長し、まさに親の仇でありギャング団のボスかつ町の権力者として君臨するビルを倒すシンプルストーリーかと思いきや、そこはやはりマーティンスコセッシ。とんでもない尺で話を詰める詰める笑。
少年院から出所してすぐにビルのギャング団に入団し、次々と活躍して行くシーンまでは順調に観れたが、意外とがっつりビルの右腕的ポジションになるし、アムステルダムの親父ヴァロン神父に対する敬意めちゃくちゃあるしでなかなかビルが憎めず、話の筋がわからなくなる笑。
後半もうビルがアムステルダムのことを息子のように思い始めてたがヴァロンの血筋だとバレて、決裂。アムステルダム私刑にされて、とうとう全面戦争を決意。
16年前の再現さながらのネイティヴアメリカンズvs新生デッドラビッツの戦いがいよいよ始まるといった辺りで突然のバスターコール。
砲弾が飛び交う中、ビルとアムステルダムの血みどろの戦いが始まる。
やはり印象としては長い。そしてスコセッシが当時のアメリカのギャングやニューヨークのことを調べ尽くし、考えて考えて30年かけて出来上がった作品であるのに対し、観る側の人間にギャングの教養がまったくなく全然わからない笑。なんか申し訳ない。
ギャングスターに憧れるようになったのだ!
とかくらいの知識しかなくてすみません笑。
ダニエルデイルイスすっげぇ口髭とシルクハット似合う俳優でかっこよかった!
リンカーンみたいだなと思ってたら既に演じてた!笑
レオ様
やっぱりレオの出る映画は安心してみれるなー。
スパイ役っていうのか、
とりあえず敵の中に潜んでる味方としての在り方、表情とか凄く上手いなー。
なんでこんなに上手いんだろなー。
キャメロンディアスもほんっっと綺麗。
こりゃ人気でるわ〜〜って感じ。
美しい!
んー惜しい
ニューヨークがまだまだ
ギャング同士で抗争していて、
無法地帯だった時のお話。
父親を殺された復讐を大人になり
アムステルダムが誓うのだけど
とても良い俳優が演じてるのに
んー惜しい‼︎と言いたくなる映画だった。
潜入しているうちに段々と
情が湧いてきて あれ?いー人じゃね?みたくなって。
だけど、敵はもっと遠くにいて
まぁ結果分かり合えないんですね。
最後はひっちゃかめっちゃか。
ギャング抗争
中学生の頃レオナルドディカプリオが出るとわくわくしながら観に行った作品。
久しぶりに観たら全然内容覚えていなかった(笑)
ギャング抗争で父親を目の前で殺されたアムステルダムが大人になって復讐する話。
正直面白くはなかったです。俳優陣は豪華なのになぁ。
いぶし銀、ダニエル=デイ・ルイス
ちょっと古い作品。
前から見たかった、マーチン・スコセッシ監督作品。
19世紀中頃ニューヨークの貧民街で生活するため、
ネイティブアメリカの一団と
アイルランドの移民達が抗争をくりひろげていた。
移民のリーダーは敗れ殺されたが、
その遺児が成長し、
アイルランド移民の力を結集し直し、
挑みかかっていく。
遺児はデカプリオ、
挑みかけられるのはルイス、
そして
キャメロンはルイスの女でありながら
やがてデカプリオの恋人として彼を助ける。
この映画の実質的な主人公はルイスです。
彼の圧倒的な存在感に
流石のデカプリオも霞んでしまっていました。
アクの強い仇役をさせたら
ルイスのキャラはピッタリです。
こんな役が出来るのは
アンソニー・ホプキンスぐらいでしょう、ね。
全36件中、21~36件目を表示