「マフィアじゃなかった、歴史劇でした」ギャング・オブ・ニューヨーク 越後屋さんの映画レビュー(感想・評価)
マフィアじゃなかった、歴史劇でした
題名からマフィアだと思ったら幕末頃のリーンカーン時代のNYのスラム街のお話で、まだマフィアが登場するより前のことでした。
スコセ君の数十年構想による畢生の大作なので、セットや小道具、衣装などお金がかかってそうな超大作風の造りです。
ただ、その豪華なセットが勝ち過ぎで、何ともドラマチックを感じません。
おそらく、身体に移民とかアイルランド系とかカトリックとかが染みついているアメリカ人は感じるところ大なのでしょうが、他国人には感覚的によくわからない主題だからでしょう。
故にWIKIで「ファイプ・ポイント」だけでも予習してから観ると少し納得できるかもしれません。
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