グッド・ウィル・ハンティング 旅立ちのレビュー・感想・評価
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心を閉ざした天才青年と彼のセラピーを担当することになった心理学者の...
心を閉ざした天才青年と彼のセラピーを担当することになった心理学者の交流。互いに傷を持った2人が衝突、しだいに打ち解け、それぞれが傷を乗り越え再生していく。
子供とかの与えられた能力を何に使うか決めるのは他人ではなく、自分自身。周りの人は本人が何がしたいのか自分で見つけられるように導いてあげることが大事なんだと思った。
君は悪くない。君は悪くない。君は悪くない・・・
ほかの方々が語りつくしていますので、そういう部分はもう書きませんw...
ほかの方々が語りつくしていますので、そういう部分はもう書きませんw
この映画のテーマを脚本のお二人がどこに置いていたのか、ホントのところはわかりませんが、たとえば、社会の中での大学みたいな場の意味であるとか、そこに関わ(った)る者の社会との関係、なんかも考えさせられるところがあった。
そこだけじゃなく、受験を勝ち抜き、官僚とか権力者とかになる者、資産家の家に生まれシード権のある者、その両方がある者、そのどちらも無い者、様々ですが、その様々な人間が、自分の意志であったり、否応なくであったり、これまた様々ですが、社会で役割分担を行っていく。
その方法がパターン化されてしまった世の中は、老化によって劣化してしまった身体のように、荒れ果て、乱れていくのかな、、
なんて、汚職にまみれた権力者が跋扈し、カネで心も身動きも封じられたサラリーマンやる同社で溢れる今の日本なんか、特にそう思いました。
以上、この映画を90年代ではなく、2020年代に観て、感じたことでした。
結局大切なのは…
人と向き合う
天才的な頭脳を持つ主人公。 誰もが羨む才能を彼は何とも思っていなか...
嘘をついたウィル
優しい世界
天才的な頭脳を持つ孤児の青年ウィルと妻に先立たれ孤独に暮らす心理学者ショーンの心の交流を描いた感動作。
作品の知名度の割には観たことなかったシリーズです笑。
当時無名だったというマットデイモンが親友のベンアフレックと共作で書き上げた脚本を基に映画化へ動き出したという2人の出世作にあたり、第70回アカデミー賞の助演男優賞を受賞したロビンウィリアムズの暖かい演技などで高い評価を受けている。
とにかく主人公ウィルの周りの人々が彼を暖かく支え、後押しする姿が印象的でとても良かった。
ウィルが全編通してやさぐれた態度で誰に対しても皮肉や暴行を働く手に負えない青年だったにも関わらず、彼の才能を見抜いたランボー教授は彼の為に不仲であった人物ショーンに連絡を取ったり、親友のチャッキーは彼の才能に嫉妬することなく、むしろその才能を無駄にしようとする彼の態度を叱責し、激励したりと誰一人としてウィルの邪魔をする人物が出てこず、ありえない設定に思わず涙してしまった。
特にプライベードでも仲の良いベンアフレック演じるチャッキーが終盤の工事現場で彼に投げかけたセリフとそのラストに彼を訪ねに自宅に来たチャッキーが無言で全てを悟り、片方の口角を上げてニヤリと笑う一連の流れが大好きだ。
最後にそれをコピペして終わる笑。
「20年たってお前がここに住んでたらーおれはお前をぶっ殺してやる
お前は自分を許せてもーおれは許せない
俺は50になって工事現場で働いててもいい
だがお前は宝くじの当たり券を持っててーそれを現金化する度胸がないんだ
お前以外のみんなはその券を欲しいと思ってる
それをムダにするなんておれは許せない
おれはこう思ってる
毎日お前を迎えに行きー酒を飲んでバカ話それも楽しい
だが一番のスリルはー車を降りてお前んちの玄関に行く10 秒間
ノックしてもお前は出て来ない
なんの挨拶もなくお前は消えてる
そうなればいい」
心の傷を克服するまで
傷付いた少年の再生物語
まぁ掃除してる男の子がいきなり数式を軽々解いてしまうってのはニヤニヤしてしまうが、そこまで勉強出来すぎると恐い(笑)
人の可能性を信じる教授の存在も素晴らしい。
どちらも片方が居なければ何も無いままだったはず。
上記のように感想書いたけど、地上波でほぼ24年ぶり位に観賞した。
当時結構な回数上映したのに、かなり内容を忘れてる事にショックを受けた。
そして年齢を経て見たら、自分の見方も変わっていた。
知識だけで卑屈な自分を覆い隠し、可能性から逃げているウィルに「ビビらんと一歩前へ出ろ!」とモヤモヤしたり
天才出現に自分の立場を危うくした教授たちの情けない姿に自分を重ねたり…
一緒にバカばかりやってた友人チャッキーがウィルの可能性を腐らせてる状況に悩んでいたり…。
世間は興味のない相手には冷酷だが、知ってしまい理解しようとしたら…もう手が離せなくなる感じ。
人間の繋がり方ってほんの少しのさじ加減で違ってくるんだろうな。
時代を経て観ても青春の名作と呼べる作品だと思う。
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