フライトプランのレビュー・感想・評価
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ジュリアはどこなの?
映画のほとんどがジャンボ旅客機という密室の中。最近は各座席で映画が見れるのか~などと、しばらく飛行機に乗ったことがないので新鮮でした(恥)。パスポートはもちろん昔の大きいサイズのものしか持っていません。最近では“フライト・アテンダント”と言わなければならないんだと考えながら、呼ぶときにはどう言えばいいんだろう?と疑問に思っているのですが、映画では「ステュー」などと呼んでました。さすがに「フライト・アテンダントさん!」って言い難いですもんね。で、実際はどうなのよ・・・
航空保安官という存在を初めて知った驚きもありましたが、悪役じゃないショーン・ビーンを『スタンドアップ』に続いてまた見てしまったという驚きのほうが大きかったです。どうして彼はこうも存在感があるんだろう。もしかしたら彼が宇宙人で、人間のマスクをかぶっているんじゃないかとも妄想してしまうじゃありませんか・・・これもミスリードの手法なのかもしれません。
謎が解けてしまってからは、ミステリーがアクション映画へと変貌を遂げます。ちょっとおかしいぞとツッコミを入れてしまいたくなる箇所も多いのですが、娘のためなら命も惜しまないといったジョディ・フォスターの演技に圧倒されてしまう。そして、他人のことは無関心である人が多いことやアラブ人に対する偏見などといった社会派要素までも盛り込んだ娯楽作となっていて、気軽に楽しめるディズニー映画でもありました。
【2006年1月映画館にて】
再び、娘を守るジョディ・フォスター
『パニック・ルーム』に続いて、娘を守るジョディ・フォスター。
途中、何が真実で、何が嘘なのかわからなくなる…
って、そんなに見てないもんかね~?
もし、主人公が眠らなかったら…
もし、席を移動しなかったら…
ってゆーか、誰が娘をあそこに連れて行ったのか…
他にも共犯者がいたのか?
なかなか無理な設定が多いけど、なかなか楽しめる作品ですわ(^^)b
残念
こんなもんでしょ!
他人事
娘が忽然と姿を消して、名簿からも消えて、誰にも見られてなくて。。そこの謎解き具合が、醍醐味というか期待した部分でもあるけど、なんか有耶無耶というか、あぁ、はぁって感じで残念す。
んで、乗客からのヒント的なのも一切なく、終いにはみんな降りちゃって、機長も降りていていい?とか言って、着陸した機内でタイマンっていうのも個人的には盛り上がらない。
映像がなんかこう動いてんなーて感じの微細な映像で新鮮だったよ。
途中までは良いが。
終わり方!
もっと結末に意外性が欲しい
総合:60点
ストーリー: 50
キャスト: 70
演出: 70
ビジュアル: 70
音楽: 65
一緒に搭乗したはずなのに娘は失踪、なのに誰も娘を見たものがいない。ある実験によると、意外と人は通りすがりの近くの人に注意を払わず、隣にいたはずの人のことすら覚えていないことがあるそうだ。とはいうものの飛行機の中で子供は目立つから、一人くらいは目撃者がいてもおかしくはない。それでも一人も目撃者がいないということは本当に子供は幻想の存在に過ぎず、精神的に不安定なジョディ・フォスターが間違っていた、そんな落ちの映画なのだろうかとも考えた。実際それをほのめかすような雰囲気が出ていたし。
もし本当に飛行機の中での誘拐に挑戦したとしよう。今回はたまたま目撃者がいないが、もし目撃者がたくさん出てきたら収拾がつかない。それならば「オリエント急行殺人事件」みたいに実は最初から飛行機の乗客全員あるいは大部分が犯人であるという、大規模な組織的犯罪なのかもという可能性を捨てきれなかった。逆にもし目撃者が出てきたときに、逃げ場のない飛行機の中で犯罪は即座に失敗の可能性がある。子供一人誘拐するのにそんなに苦労はしないだろうし、犯行現場に飛行中の飛行機の中をわざわざ選ぶなんてそんな馬鹿な犯罪をするかなと思いつつ見ていた。
結局事件の真相というか結末は私の考えていたよりもずっとたいしたことがなくて、ちょっと期待はずれでした。あまりに普通なのでもっとひねりが欲しかったし意外性が欲しかった。サスペンスとしては実現性が低く設定に無理がある。
説得力が絶対的に足りない
う〜んこれはひどい。
それでもテレビで観ただけでレビューを書くのはいくらでも面白くできそうなテーマなのにな〜という勿体なさを感じてるからです。
あんな偶然に頼った犯行を、さも知的で機密などんでん返しという体で駆け足で演出されたのでは不完全燃焼だし、
とってつけたような大爆発もなんだかなあという印象でした。
ミスリードを誘いすぎてて結局カイルは同情できないくらい人に迷惑をかけてしまっているし、
そこに至るまでの従業員の仕事ぶりもいくらなんでも酷すぎると思います。
いくらややこしそうな人でも相手が真剣なら何人かは真面目に向き合う人がいるものです。
色んな人がいて誰1人見てないなんてありえない設定(近隣の席の人なんて無意識に認識してるもの)を通すなら、
どうせなら全員がグル、とかあのまま母親の妄想で他人から見た真実をフラッシュバックするとか、
あのオチならせめて子供の姿を最後までみせない方が、どっちなの?というドキドキがあったのにな、と思います。
何もかも中途半端で伝えたいことがわからなくなりました。
他人への無関心?母は強し?正義は勝つ?常識非常識?子供から目を話すな話を聞け?
いずれにしても響くような伝え方ではなかったのが残念です。
最後に意味深なカットをはさむくらいならアラブ人に謝ってほしかったし、
カイルは狂言者と疑われた被害者でいるだけでなく、乗客全員に菓子折りを送るくらいの低姿勢ではいるべきw
んーカイルが結局“ちょっとおかしい人”なのがネックだったかな。
でも旦那さん亡くしたばっかりだからしょうがないか。
でもあの調子だと普段からクレーマー気質がある気がしますw
でも子供から目を離すなよとはいうものの、神経尖らせすぎたらはいつ寝るんだ?って話だし次は「肩の力抜けよ」「気楽にね」ってなるんだから難しいですよね。
親になるって本当に責任重大です。
だから、女の子を見たって言ったでしょ
映画「フライトプラン」(ロベルト・シュベンケ監督)から。
この作品で、監督は何を伝えたかったのだろうか・・・
鑑賞後の正直な感想である。
作品の途中、意味深な残像映像が映し出されたが、
最後まで意味も持たないまま、終わってしまう。
また、誘拐犯人が、飛行機の中で6歳の娘を抱き上げ、
誰の目にも触れず、どうやって荷物庫に運んだのだろう、
という、謎解きの前提条件でつまずいてしまった。
それでも、乗客の証言などで「誰も見ていない」が強調される。
本当に、誰にも見ていないのだろうか、という疑問が残ったまま
ラストシーンを迎えたが、面白い台詞が用意されていた。
事件解決後、娘を抱える、ジョディ・フォスター扮するカイルを見て
前の席に搭乗した、騒がしい家族の1人であった女の子が、呟く。
「だから、女の子を見たって言ったでしょ」
ちょ、ちょっと待って下さいよ、そこでその台詞はないでしょう、と
ズッコケてしまった。
う~ん、やっぱり、何を伝えたかったのか、わからない。
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