ドリームガールズのレビュー・感想・評価
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歌がとても良い
アマプラで配信終了間近だったので見ました。
華やかな衣装に表現豊かな歌唱力でとても楽しめたのでミュージカルとしては好きです。
ストーリーに関しては、出てくる男性陣が欲望に忠実な人物ばかりに見えてしまったのであまり良い印象は受けませんでした(ヤク中、下半身で生きてる、妹見捨てる、「白人に音楽をパクられる」と言っていたのにカーティスも人の曲パクッたり)。
ビヨンセがディーナを演じていたことに初めは気付いていなかったので、途中までジェニファーハドソンが演じたエフィが主役だと思ってました…。
それくらいジェニファーの歌唱力や演技力な高かったです。
でも劇中ではビヨンセは「美人だけど歌唱力はエフィには劣る」役柄だったので、役に徹して全力出さずになりを潜めてたのかも。わからんけど。
また、想いを伝えたい相手の目を見ながら歌うシーンがいくつかありましたが、どれも良かったです。
奥さんとローレルに愛を伝えるジミー、自分自身を見てくれない夫に別れを告げるディーナ、娘に大切な存在であると示すエフィ…など様々な想いを歌で伝える部分はやはり素晴らしかったです。
ブロードウェイで見るべきだ
モデルがいる架空の話。
メローな曲よりも、パワフルなR and B
の方が良いと言うことでしょうか?僕もそれには同感です。
ジミーが突然歌い出す(スボンを脱いで)パワフルな曲は、ラップだと思うが。2005年の架空な話だから、仕方ないか。
セリフより歌が多い。それは良いが、ストーリーはあまり共感できない。男目線な白人の監督の作品だと思う。
タイトルなし
ブラックミュージックが世に浸透していく時代のショービズの裏側が背景に描かれる。ジェイミー・フォックスはラスト自分の娘とわかって改心するのかな。とにかく、ジェニファー・ハドソン、ビヨンセ、エディー・マーフィー他出演者の歌がうま過ぎる。
ジェニファーハドソンはこれでデビューしたのかな?圧倒的な存在感です...
ジェニファーハドソンはこれでデビューしたのかな?圧倒的な存在感ですばらしい。
エフィはわがままなんだけど、それは自分の歌声へのプライドと自信があるから。一方でカーティスのことが好きで、不器用に愛した上に、子供のことは言えないんだと思うと、いびつでかっこよくてかわいい…とは、子供の頃見たときは思えなかった。大人になると感想も変わるから、好きな映画は何度でも見たい。
ビヨンセはずーっと歌声を押さえて押さえて押さえて、最後に爆発するのが最高。今までみたいろんなミュージカル映画のサウンドの中でもListenが一番好き。
ストーリーは浅いけど、ミュージカル映画のストーリーはだいたい浅いからこれでいいかなと思う。
ストーリーがあんまり好みでない
う~ん、なんとも言えない
期待していた方向が違ったんですね、、
大学生のときにブラックミュージックにハマり、とくにアル・グリーンやマーヴィン・ゲイはけっこう聴きました。バンドサークルだったので、ダイアナロスも演奏しました。
だから音楽は全体に耳なじみが良く、キャストの歌唱力も相まって楽しく視聴することができました。
ただ、肝心のストーリーが・・・
ザ・ドリームスのサクセスストーリーなんだと思ってた私が悪いんですが、いまいち盛り上がらないし、オチもきれいでない。
ウィキで知りましたが、エフィの元となったフローレンスが、グループ脱退後、メンバーと舞台を共にした事実はないそうですね。
そこを捻じ曲げて、ハッピーエンドっぽくしてる割には、きれいなエンドにはなっていない。
結局2時間かけて僕は何を見たんだろう。ひとつのグループが成り上がり、分解し、それぞれの人生のなかで暗いことも起こり、でも再起する、そんなストーリーにしたかったのかな…
だとしたら再起の面が弱いかな~、なんか気分が晴れないまま「あ、終わった」って感じ。
音楽は好きでしたが、むずかしい!
Brother文化いいなぁ
ブロードウェイの映像化のコツを、シカゴでがっつり掴んだビルコンドン監督のドリームガールズ。映画館で歌に圧倒され、DVDで何度も見ています。ジェニファーハドソンはビヨンセを霞ませる程だし、霞むとわかった上であの役に生い立ちを重ねて、全力で挑んだビヨンセも後半の魅せ場で炸裂。アニカローズは大人しい役ですが、オーディション映像では物凄い迫力です。
ソウルミュージックは放送もされず白人に盗まれる時代に、悪知恵と売れる音楽を追求するカーティスの商才により、登場人物達は暮らしぶりも洗練され歌手として登りつめる。ところが、ベトナム戦争や黒人と白人の抗争が激しさを増す中、売上重視のカーティスの圧力で、込み上げる虚しい想いを乗せる音楽を失くしてしまった登場人物達。苦しい時こそブラザーとして許し助け合い、絆を取り戻す登場人物達はソウルフルです。CCの書くpatienceは絶対売れたのに!
脚本、演出、カメラワーク、衣装、全てに妥協がない製作者達のソウルフルも、素人の私にも伝わってくる2時間で、こんな大作をチームで全力で完成させるのはどれだけ大変だっただろうか、こちらも集中して見なければと思わされます。
モータウン音楽に極めて似て異なる作り込まれたメロディーが沢山出てくるし、ジェームズブラウンやジャクソン5やダイアナロスや彼女を慕う幼少期のマイケルなど、モータウン歌手のオマージュも、とても嬉しかったです。
「聞こえる?」「聞いてる?」「聞いて!」
映画「ドリームガールズ」(ビル・コンドン監督)から。
アメリカ・ブロードウェイで大ヒットしたミュージカルの映画化。
華やかなショービジネス界のサクセスストーリーと
その裏にある確執や裏切り、挫折といった様々な人間ドラマ、
そんな作品紹介がピッタリの作品だった。
「コーラスライン」や「バーレスク」と、ひと味違った感覚だが、
どの作品も、そこに人間の生き様が描かれている共通点がある。
今回、ずっと傍にいながら、本当の自分を理解してくれない・・、
と嘆くシーンが場面設定は違えど、何度か繰り返される。
それも「リッスン」というテーマ曲を始め、素敵な音楽に合わせて
彼ら、彼女らの心の叫びが伝わってくる。
「リッスン」(Listen)は「聞く」と訳される英単語の1つだけれど、
「聞こえる?」「聞いてる?」「聞いて!」
その和訳は、その時の感情に合わせて、使い分けられている。
外国人は、音のトーンや強弱、前後のフレーズによって、
その意味を理解しているんだなぁ、と納得した。
「自分の存在に気付いて欲しい」という人間本来の性を
うまく表現した作品、そんなことを感じさせるメモが溢れた。
字幕の訳は「聞いて」だったが、本当は「聴いて」なんだろうな。
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