「好きです✈︎空飛ぶ豚が」紅の豚 星組さんの映画レビュー(感想・評価)
好きです✈︎空飛ぶ豚が
なんてロマン溢れる物語なんでしょう。
何度観ても、あの空を飛ぶ彼に憧れます。
ところでナゼ豚になった?
豚なら戦争に行かなくていい。
豚として気楽に生きたい。
幼馴染に告白するのが怖い。
謎は多い方が楽しみも長持ちします。
宮崎駿さんはこの作品にどんな意味を込めたのか?
大戦で友を亡くし、唯一生き残った彼の悲しみは、空を飛ぶことで解放されるのでしょうか?それとも、そこに近づくために飛ぶのでしょうか?友人の恋人から離れるためにわざと空の上に行こうとするのでしょうか?ハッピーエンドなのかどうか分からない結末に、観ているこちらも複雑な気持ちになりますが、あの弾け躍る様なフィオのセリフに、沢山の希望を届けてもらっています。
この「紅の豚」は、今からずっと昔の1992年に公開。不思議で壮大な世界ではなく、もしかしたら実際にあったかも知れない、そんな気にさせる物語。子供よりも上の年代なら虜になれるアニメとして色褪せないのは、大人のややこしい秘密のせいなのかも知れません。
青と赤の染みる映画。
大人だから好きですね。
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