ブチャ 最後の証人のレビュー・感想・評価
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屁理屈vs嘘
2022年ロシア軍が占領するブチャで市民を救出する活動を行ったカザフスタン人の話。
ロシア軍により軍人の家族が襲撃される中、亡命の手助けを人物からの依頼で、郊外に住む家族を救出するべく依頼があり始まって行く。
1つの家族を救ったことで、自分の立場だからこそ出来ることに気づき、次々と活動をしていく展開に、ロシア軍人の傍若無人っぷりをみせていく流れや、検問での様子をみせて行く展開で、なかなかスリリングではあるものの、同じ様なことの繰り返しだし、危険だからやめるよう忠告があっても、そこまでして活動をする動機の深さがイマイチ描かれていていない様な…。
そして共に活動をしていたウクライナ人の検問所での件は、ある意味ロシア軍からしたらナメプな訳で…。
また、ロシア軍の行いは当然想像の部分も多いわけで、作品にプロパガンダを強く感じてしまった。
命を駆ける
ロシアによるウクライナ侵攻の中、非人道的行為が行われていたとされるブチャにて人々を救うため奔走するカザフスタン人の物語。
あまり詳しくは語られないものの、何かの罪にとらわれていたらしいコスチャがウクライナに亡命したものの、間もなくロシアの侵攻が本格化し…。
素晴らしいことではあるが、何故そこまでして他人を助けようと思えるの?
なんてことを思いつつ、コスチャの命懸けの闘いが始まっていくが…。
ちょっと流石にわざとらしいなと思う描写がありつつも、兵が少数民族っぽい所とか、食べ物に喜ぶ所とかはリアリティがあるような。
そして検問のシーンはいつも手に汗握る。NATO兵が…って嘘付いても、そもそも公共電波で派兵しない!!って要らん宣言した人いましたよね?バレるでしょ。
終始、流石にそうはならないだろと思ってしまう展開もチラホラだが、やっぱり見ていて怖いし悲しいし…それでいて確かにこの時は勝利の雰囲気出てたよなぁ…なんてことを思い出させられたりした。
よくわからなかったコスチャの動機についてもしっかり説明がされたし、人々の生きた声としてエンディングシーンは中々に刺さるものがあったし、深く考えさせられる作品だった。
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