パーティーズ・オーヴァー!
解説・あらすじ
「カンヌ監督週間 in Tokio 2025」(25年12月12~25日/ヒューマントラストシネマ渋谷)で上映。
2025年製作/95分/フランス・ベルギー合作
原題または英題:Classe moyenne
スタッフ・キャスト
- 監督
- アントニー・コルディエ
-

ローラン・ラフィット
-

エロディ・ブシェーズ
-

ラムジー・ベディア
-

ロール・カラミー
-

サミ・ウータルバリ
-

ノエ・アビタ
-

マヒア・ズルーキ
「カンヌ監督週間 in Tokio 2025」(25年12月12~25日/ヒューマントラストシネマ渋谷)で上映。
2025年製作/95分/フランス・ベルギー合作
原題または英題:Classe moyenne

ローラン・ラフィット

エロディ・ブシェーズ

ラムジー・ベディア

ロール・カラミー

サミ・ウータルバリ

ノエ・アビタ

マヒア・ズルーキ
原題は「中流階級」。
「中流階級」とは、「働く必要はあるけど金持ち」っていう人たち。
30年ローンのしょぼい中古マンションの返済に汲々としているワタクシは労働者階級。
惹句が Ne pas mélanger!「混ぜてはいけない!」
――中流階級と労働者階級を「混ぜるな危険」
という映画ではあるんだけど、
時は夏のバカンスだし、
労働者階級と言っても別荘の管理人だし、
「階級闘争」という緊張感はない。
そのぬるさが、マイナス。
それ以上のマイナスは――
中流一家・労働者一家それぞれ
夫婦+ひとり娘なんだが、
魅力的なキャラがいないこと。
それどころか、ひでぇ奴ばっかり。
(かろうじて労働者の娘がマトモだけど、とくに魅力的な描かれ方はしていない)
間を取りもとうとする青年が、
中流の方の娘の恋人なんだけれど、
出身が労働者階級で、
弁護士の資格を取ったので中流の仲間入りができるだろうと思っている
(そして娘の父親――金持ち弁護士――からはバカにされている)
という設定。
言ってみれば「白馬の騎士」なんだが、
このキャラも描き方が軽い。
そして、
笑わせにかかってるんだろうな
と思うところも多々あるんだけど、
笑えるほど面白くはない。
で、最後は
ブラックでシニカルな終わり方にしたかったんだろうね。
悪い奴らはどこまでいっても変わらない、
俳優志望の中流娘が、初めて泣く演技ができただけ。
ゴメン、
「あ~あ」としか思わんかった。
* * *
ちなみに
「カンヌ監督週間 in Tokio」の作品の1つということだけど、これは
「いい作品」あるいは「いい監督」を選びました、という意味ではないんだな
と思わざるを得ず。
それにしても邦題は、トンチンカンの極みだなぁ。