プラダを着た悪魔のレビュー・感想・評価
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悪魔との契約
旧作なのにネットフリックスの映画ランキングに入っていたので見た。
ジャーナリスト志望だったアンディ(ハサウェイ)がファッション雑誌“ランウェイ”のアシスタントとして雇われ編集長ミランダ(ストリープ)からさんざんな扱いをうけることと並行して恋愛面で気移りがあったりの所謂トレンディドラマが展開する。
すでにひと昔で、まだスマホがない。横柄さにも容赦がない。悪魔とは言えどもハラスメントに介意するこんにち的には上役の傲慢を描くならもっと釈明をつけるだろうと思う。
典型的なロマンチックコメディで、アンハサウェイ&メリルストリープとファッション業界が組み合わさりキラキラした絵になっていたが個人的には彼女らが何をしているのかさっぱりわからなかった。笑
劇中ミランダがファッションのトリクルダウン効果の説明をする長いセリフがある。このシーンは「セルリアンセーターのスピーチ」と呼ばれ映画の白眉に位置づけられている──とwikipediaのThe Devil Wears Prada (film)に書かれていたが、ミランダのセリフからは言いたいことがわかりにくかった。ただしトリクルダウン効果の説明を見てセリフの意味がわかった。
『それは、ファッションは社会の上流階級から下層階級へと垂直に流れ、それぞれの社会階級はより高い社会階級から影響を受けるというものである。この拡散のダイナミズムを後押しするのは、相反する二つの原理である。下位の社会集団は、上位の社会集団のファッションを模倣して取り入れることで新しい地位を確立しようとし、上位の社会集団は、自分たちを差別化するために新しいファッションを取り入れることでそれに応えようとする。このことが無限の変化のサイクルを引き起こし、絶え間ない革新のプロセスの中でファッションを前進させるのである。
このようなダイナミズムのため、当初は、ある製品は非常に高価で、裕福な人しか買えないかもしれない。しかし時間の経過とともに、一般大衆が購入できるほど安価になるまで、価格は下がっていく。』
(wikipedia、Trickle-down effectより)
なるほど!
ミランダはアンディの着たダサいセルリアン(そら色)のセーターを見て、ファッションとは無関係と思っているセーターがじっさいにはモードの中心地からでてきたものであること(トリクルダウン効果)を説き明かし、ファッション業界を軽視するアンディを諫めたのだった。
しかし思うにトリクルダウン効果やファッション業界における原動力は「蔑視」である。
いみじくも『下位の社会集団は、上位の社会集団のファッションを模倣して取り入れることで新しい地位を確立しようとし、上位の社会集団は、自分たちを差別化するために新しいファッションを取り入れることでそれに応えようとする。』とある通り、服装(見た目)から上位や下位を判じたり、差別化のためにファッションに執心するのはそれによって値踏みされるからに他ならない。
着衣で判断する業界の上役が傲慢なのも合理であり、すなわちプラダを着た悪魔はファッションにたずさわる人間の選民意識が表徴されている──と思えるところがあった。
結局、悪魔とはミランダに対する悪言ではなく、むしろ弁護になっていて、尊大さを決して悪びれないミランダを悪魔だから当然──と開き直らせている。
パワハラとしてカウントされる言動を悪魔だからと弁解した映画だったように思うが、アンディがミランダに魂を売ってしまわなかった(悪魔になりきれなかった)ことが道徳的判断になってタイトルがさらに生きた。
エミリーブラントがいい。
ブラントの来歴を見ると世界的ブレイクのきっかけがプラダを着た悪魔──となっていて、シーンスティーラーと目されたばかりでなく、ストリープは撮影後にブラントを「おそらくこれまで一緒に仕事をした中で最高の若手女優」と評したそうだ。
確かに顧みるとアンハサウェイはわりあいどこでも同じアンハサウェイだがエミリーブラントはいつもちがうエミリーブラントである。いずれも本作より後だが器用さを見込まれFull Metal BitchにもFBI捜査官にもメリーポピンズにもなれる。ここでもぴったりな先輩らしさでアイシャドウ同様に濃い印象だった。
imdb6.9、RottenTomatoes75%と76%。
◇女の職場でのサバイバルメソッド
完璧主義者が率いる職場、張り詰めた空気、多様な重いストレスが次々と生まれ出て、視界のやや上から大きな暗雲が静かに垂れ込めるようにどんよりと伸し掛かってきます。ましてや、その統率者が威圧的で、尚且つ気分屋気質の女性であったりすれば、もはや悲劇の舞台設定は充分過ぎて、職場では呼吸さえ儘ならない事になるでしょう。
舞台となるファッション業界の構成要素は何でしょうか?感性、センス、トレンドなどもっともらしい記号を用いて装飾されたもの。一方で、スペックの違いとか技術力の差など、客観的に優劣を数値化出来ない究極相対主義の世界。突き詰めて言えば、勝者とはどれだけ「言い切れるか」という価値観、ブランドという信仰的なものの上に成り立つ砂上の楼閣。ハッタリ上等な危ういヒエラルキーです。
そんな不安定な人間模様、ピリピリと張り詰めた空気などを、小気味良いテンポで描き出される業界背景。過度に誇張された悪魔👿が物語を支配しています。アナ・ウィンター #AnnaWintour という実在する人物、アメリカ版『ヴォーグ』の編集長をモデルにしているようです。
悪魔に対抗する手段はシンパシー、悪魔を哀れむ歌です。恐れを同情に変えて取り入っていく手段。やがて年齢差こそあれども女同士の友情さえ生まれていきます。専制君主が支配する環境でのサバイバルメソッドを興味深く体験できる楽しい物語でした。
評判の映画だけある!
アン・ハサウェイってなんであんなに大きな瞳なの!?ってのが第一印象。男ならば、アン・ハサウェイことアンドレア・サックス(役名)に惚れちゃうよ。あの彼氏がうらやましい。
映画的な題材としてどこにでもありそうな脚本だけど、ちゃんとハッピーエンドにしてくれてちょっとひと安心。そういう意味で安心してみられる映画。米アカデミー賞でメリル・ストリープがこの映画で主演女優を受賞しているみたいだけど、納得。もっとも、アン・ハサウェイがいたからこそ、なお引き立ったってこともあるかもしれない。
映画館で見てたら、観終わった後に、ハッピーな気持ちで映画館を後に出来たんじゃないかなぁ。
繰り返しみたくなる!
この映画を最初に見た時はブランドサイボーグの美男美女があまりに輝きすぎて、最初はストーリーよりもそちらに意識を取られてしまった。
職種を超えて、本気で仕事と向き合った人ならだれもがぶつかる壁をまさに悪魔的に描いてはいるが
厳しい上司にもストーリーがあり
その他のみんなも、それぞれの思いの中で仕事をしていて その中は人は学び、成長する。
終盤のミランダの微笑みには、それはそれは奥深い思いがあるように見えた
単なるお洒落な映画にとどまらない魅力がある
普遍的な出会いと別れ。
41歳のオジサンで(なぜ今更見たんだろう)出てる人達が着てる服装なんかビタイチわかりませんでしたがしっかり楽しめて後味の良い作品。
アンディとミランダは要するに2人とも真面目なのだ。仕事に一生懸命で、夢中になると周りを顧みない。ただ、純粋まっすぐでまだまだ若いアンディに対してミランダは熟練の妖怪で、自分の立場を守るためには長年の部下を騙すことも厭わない。外から見ると真逆に見える2人が出会い、通じ合い、価値観の違いで別れる。けれど認め合う部分は変わらない。これってすごく普遍的なストーリーで、そこを丁寧に描き切っているからこそオジサンにも刺さるようになっているんだなと思う。
ファッション業界を描いているにも関わらず青いセーターのくだり、努力じゃなくてグチのくだりなど、何も知らない人にもとても腑に落ちる一節が作られており見てて「ここは一旦耳閉じとくか」という場面がない。ガッバーナのスペルが分からないくだり、ああこれならオジサンにもよくわかる笑。BTTFのカルバンクラインのくだり並みの分かりやすさ。普遍性っていうのはこう言う感覚のちょうど良さなんだよなって思う。
もちろんですが、細かいことがわからなくてもアンハサウェイのモードファッションとても素敵でしたし、オープニングのシーケンスのワクワク感など、見ていて心地のいいシーンばかり。見てないオジサンがいるとしたら、オススメですよ笑!
まるでSATC!でも可愛くて良かった
観よう観ようと何度トライしたことか!
決してこの映画がつまらないというんではなくて!これを見ようとするときは毎回疲れているからか寝てしまうので、今日も寝るために再生しましたらなんと最後まで観れちゃったよ記念日
困ったとき相談できる誰かがいることってとても大事ですね
若い頃に観たらアンハサウェイ目線だったろうなぁ
すっかりメリルストリープ目線だ
すごい演技力👀
やっと観ることができてよかったです!
おもしろかったです
仕事、ファッション、恋..超かわいいアン・ハサウェイが成長する素敵な女性を演じる
主人公アンディは、ファッション業界に多大な影響力を誇る編集長で、鬼上司であるミランダ(メリル・ストリープ)のもとで秘書として働くことになります。
ミランダの無茶な要求に必死にこたえていき、最初はぐちゃぐちゃだったけれど、徐々にミランダの期待に応え、そして先回りして期待以上の対応をできるように成長していきます。
ハードワークしながら成長してこんな仕事ができる女性になりたいと励みになります。いっぽう編集長のミランダも、秘書に無茶なプライベートの要求までするのは横暴ではありますが、その半端ない仕事のプライドやこだわりもかっこいいです。
仕事が充実するアンディは、ファッションの着こなしも、仕事ぶりも、まわりに徐々に認められ、仕事に夢中になっていきます。プライベートの時間でも電話がなったら飛んでいきます。でもそんな姿に周りの友人や恋人とのすれ違いも生まれてくるのです。
私の実体験からもとても共感できる部分がたくさんありました。自分が大きく成長するからこそ、どうしても今までのまわりの人間とはすれ違いが生まれてしまうのだと思います。
そして転機が訪れます。ミランダをめぐる人事で、信頼している部下を蹴落とすような真似をみて、アンディは我に返ります。今のファッションの仕事に没頭していて自分自身も充実しているけれども、やりたかったことはジャーナリストになること。そして突如、ミランダに別れを告げることになります。
この最後のほうの展開に戸惑いそうになりますが、結局はお互いを認め合い、アンディは次の道が開けていったんだろうと思いました。少し考えさせられました。
そして、映画を楽しめるもうひとつの面として、アンディ(アン・ハサウェイ)がとにかくかわいい!街をさっそうと歩く、お洒落でかわいいアン・ハサウェイが次々とコーデを変えるのを見るのはそれだけでテンションが上がります。
まとめると、仕事ぶり、ファッション、人間関係の築きかた、すべてで素敵な女性として主人公に憧れるし、自分もがんばろうと励みになる作品です。
和訳の問題なのか腑に落ちない点がある
アンハサウェイの見た目好きなんで観始めたが、
転換点になったシーンに違和感を感じてしまい視聴をやめてしまった。
諸々の雑用を押し付けられて不満を言う → わかる
ナイジェルに諭されて反省する → まあわかる
ファッションを知らなければいけない!ナイジェル教えて(ドヤ顔) → ?
ナイジェルセレクトのファッションで先輩にドヤる → ?
ヒロインが理解したのは「オシャレなら何でも許される」なのか?
しかも他人が選んでくれてどこにも自分のセンスも努力もないオシャレで?
日本の少女漫画なら悪役のムーブだろコレ、これ以上みたらアンハサウェイ嫌いになってしまいそうだわ。
アン・ハサウェイ売り出し映画
レビュー評価が高いので初めて視聴。確かにアン・ハサウェイの高級ファッションの着こなしが素敵で、女性の憧れを体現するような映画かと。ミランダの第二秘書に収まるも、不可能に見える雑用を如何に可能にするかが仕事。自分のファッションセンスは、ナイジェルにお任せのよう。数カ月でファッションのセンスや知識を吸収できるはずもなく、それでミランダに気に入られるってどうなのよ?エミリーが怒るのも無理もない。お仕事物にしても、底が浅い。華やかな社交界に足を踏み入れ、ちやほやされて、素敵な男性から口説かれて一晩共にして、でもなんか違う。女性の夢を映画にしたのだろうけれど、賢い女性であれば、選択はしないのでは。
仕事のため家族を犠牲にして、自分の仕事にプライドを持っているミランダ。その姿を見てランウェイをやめるアンドレア。しかし、本当に第一線級の仕事をしようとすれば、どの業界でも同じ。次の出版社に行っても、ミランダと同じような問題で悩むかもしれない。
郷に入っては郷に従え。この映画から学べることは、そういうことか。もともとポテンシャルが高いアンドレアだったから務まった。でも、本当に好きな仕事ではなかったから離れた。それだけのこと。
鑑賞後、残っているのはアン・ハサウェイの大きな目、ボディコン姿だ。
ここまでエネルギッシュに働けることがうらやましい
かつてテレビ放送で見て、またamazon primeの方で視聴。
ちょっと前テレビで見た時は、「キラキラしていて素敵だったな」と感じていた映画だったものの、最近見てみたら「これのどこが良くて見ていたのだろう」と懐疑的な気持ちになった。
仕事に対してやりがいや生きがいを持っている人間であれば、この映画はとにかく最上であり、美しくそして素敵な映画に見えることだろうと思う。
最初の頃、記者志望だった主人公が、小さな挫折や大きな挫折の組み合わせ、逆境を業界に染まることから変化を生み出していく。アンハサウェイ演じるアンドレアが衣装を次から次へとシーンごとに変化していくその光景は、彼女の変化を如実に表していると思う。
これはアルバイトやパート、フリーターでも、新社員でもどこか励まされるようなヒントになるようなシーンではないだろうか。メモの持ち方や使い方など、ありとあらゆることが時間を経て良い方向へと変化していく。
しかし、仕事を大切にしていくと、パートナーやプライベートの方でももちろん変化は生まれる。その変化も描いている作品だったと思う。
とはいえ、ファッション業界は何事も移ろい行くのが早いため、変化が目まぐるしく、私には息が詰まりそうな映画でもあった。その中での上司とのやり取りや同僚との関係の変化、それもまた業界全体の変化の中で人間模様としての細やかな変化として描かれる。変化やうつろいだらけの映画だ。
ファッション雑誌よろしくある種ファッション業界の重鎮であるメリルストリープ演じるミランダ。彼女がまさに、そのまさに「ファッション業界に身を置いた重鎮」としての在り方・また業界そのものを象徴しているのではないだろうか。
サイモンベイカー演じるクリスチャン・トンプソンの絶妙な胡散臭さと優しさ、できる男感が唯一の癒しでした。
キャリアウーマンを目指す人や働くことを生きがいとする人間であれば、そのキラキラ具合や様々な場面で憧れを感じる映画だろうと思う。
カッコいい女性達の活躍がみどころ
上映当時は、本テーマや出演者にあまり興味がなかったことと、ミーハー感に少なからず抵抗を感じスルーし続けてきたが、やはり評判の高い作品ということで今さらながらもとうとう鑑賞。
おしゃれな街並みをおしゃれして闊歩するスタイル抜群のアン・ハサウェイの姿には確かにうっとりだが、本作の最大の魅力はやはりメリル・ストリープだ。とにかくクールで格好良い。
その他結構みどころも多く、評判通りの作品だった。
何をかかえて生きてるか=働いてるか
アンハサウェイは可愛い。それはそう。とくにこの作品はめちゃ可愛い。
でもこの作品はもっと苦しいはず。
まず、好きこそモノの上手なれ。その仕事を面白がれるかどうか。これが仕事がハマる瞬間だよね。ファッションに興味がなかった彼女がブランド品を身につけた瞬間に仕事を楽しそうにこなせる様になっていった。
だからどこ行っても仕事ができる人って言うのは、何に対しても面白さは見出せる=好きになれる人のことを言うんだろうな〜。逆に言えば好きじゃないとやっぱきついよな。
んなことよりも、働くことは何かを犠牲にすることなのか。今ではワークライフバランスとか叫ばれているけれど、仕事にのめり込むためにはプライベートを犠牲にしなきゃいけないのか。仕事とプライベートの充実は反比例なのか。それははたまた一昔前の話なのか。この作品の中だけなのか。
アンハサウェイだけじゃない、ミランダも家庭を持って、子供もいるけれど、きっとその多忙さ故に幾度となく離婚をしている。自分が求めるモノのためには何かを犠牲にしなくてはいけないんだとしたら、それは結構残酷なこと。パートナーとの時間、子供との時間、自分の価値観。。。それに耐えられず、多くの人は止まってしまう。その先の自分の未来を信じて色んなものを捨てても進める人(彼女ら)こそが、自分のさきを描けている人なんだろうな。そして強くて、かっこいい人。
オープニングの曲がとても好き。
アンハサウェイ、マイインターンもそうだけど、働く姿がよく似合うね。
主人公強い系好き〜〜
終わり方が良すぎる(T . T)泣いてる(T . T)
過酷な環境の中でアンディがめげずに働き続けられたのは、最終的な目的がはっきりしていたからと、時には怒って時には反省して感情と上手く付き合えていたからなのかな〜と思いました。
最初はダメダメだった主人公が苦労して悩んでメキメキ成長していく系好き〜〜
仕事を第一にするのか家族や友達を大切にするのかはその人次第ですが、時々立ち止まってなにを大切にしたいのか、ということを考えなければいけないですね
おしゃれして、恋して、仕事して
女の子の夢が全部詰まっている。
最近見た映画ではいちばん楽しめました。
ラブコメの傑作でしょう。
ケータイを投げ捨てるラストは、賛否両論あるようですが、私は「アリ」だと思います。
鑑賞者の仕事のキャリアと視点によって変わる、この映画の評価。
厳しい業界で戦う事は生きるか死ぬかに等しい。
甘さの目立つ新人アンドレア以外は戦っている。
ただしそこは優しく見やすいコメディ映画にと…
設定や台詞や動きは、ゆるく作っている。
レベルの差から上司は魔に見えるが
他者から見たら仕事の出来ない新人で
特殊な業種だから尚更 毎日が多忙だ。
編集長は新人アンドレアを認めている。
ラスト近くでアンドレアが選択した未来は
どちらも明るく、才能はあった事になる。
同時に編集長も正しい事になる。
アン・ハサウエイはキュートだが
やはり中心はメリル・ストリープで
その全てが映画を引き締めている。
物語の深みのなさには難点を感じるが
コメディとしてなら良い映画だと思う。
なぜなら何度も観てしまうから。
※
自分の人生を示し託したのだと思う
ミランダとアンディはお互いに仕事に対する情熱、誇りを見て尊重し合える関係になったのだと思う。
最後のシーンを何度か見た上で「あなたは私に似ている」というセリフは、あなたは自分の人生を選択して切り開いていくことができるからいまの自分の感覚を大切にしなさい。とアンディの背中を押しているように感じた。
アンディもそれを理解して自分の進むべき道を決める覚悟ができたのだと思う。
携帯を噴水に投げ捨てて突然ばっくれるのはちょっと?!?!だったけど
99%の凡作、1%の佳作
まず主人公のポテンシャルが高すぎるのが面白くない。どんな服を着ていたって髪の毛がボサボサだってハサウェイは美人だ。すげー良い大学出て元々頭がいいじゃん。
苦労しながらそこそこトントン拍子に成功していくように見えてあまり「がんばれー」とも思わなければ「やったね」とも思わなかった。主人公の周りに現れるいろんな登場人物のエピソードがうまく挟まれていてその点が脚本技術的に高いと思った。そしてそういうのがあったからこそ、この終わり方が上手くハマったんだと思う。大冒険をしてきた・・・・という感じがじんわり出ていたのはそのお陰だ。この映画が成功したのは何といってもその終わり方にあったと思う。映画ファンはこういうのが好きなんだよね。そしてもちろん私もね。
3.5点つけてもいいかなと思ったけどみんなの点数が高すぎると思ったので私は3.0にした。
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