「高学歴女子がブラック企業でオシャレに働く話」プラダを着た悪魔 めるこさんの映画レビュー(感想・評価)
高学歴女子がブラック企業でオシャレに働く話
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若い頃はこういう働き方がしたかった、と思う。
めちゃくちゃ忙しい、理不尽な要求、でも仕事ぶりでは尊敬できる上司の元で馬車馬の如く働ける、しかもオシャレなファッション業界、恋人はいるけどイケおじとも遊べる、ハッピー。
しかしいい大人になって、初めてこの映画を見た今、ただのブラック企業で働く女の子の話だった。
そして変化することへの周囲からの痛い目に、驚かされる。
変化はそんなによくないことなのか?
芋女が(アンハサウェイは美人だが映画の扱いでは芋)ファッションを好きになってはだめ?
確かに、序盤はかなりファッションをバカにしていたが、徐々にその世界にはまっていっただけなのでは。
中盤はイケおじ作家からのお誘いも断っていたし、この業界ならパーティーへの参加だって仕事のひとつ。
恋人が君の恋人は電話の相手だとかいって女々しかった。女が男に同じ台詞を言ったらこれだから女はなどと言われるのに、、、
釈然としない気持ちのまま見ていたらテンポよくあっという間に物語は終盤へ。
最終的に、私のやりたいことはこれじゃない!と思う瞬間は面白かった。
でも仕事は最後までやってからやめないとダメ、社会人なら当たり前のこと!!あと洋服代どこからでてるんだ!!
ミランダ、洋服とバッグを投げるようにおくのはやめて、ファッションのこと語るくせに全然モノを大事にしてない!!
等言い出したらキリがない。
でも、屋外の映画イベントでお酒飲みながらだらーっとツッコミいれながら見るといいんだろうな。
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