劇場公開日 2026年1月16日

モディリアーニ!のレビュー・感想・評価

全25件中、1~20件目を表示

3.5パリ派の画家たちを描くなら、ドラマシリーズが向くのかも

2026年1月26日
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鑑賞方法:試写会

知的

本作については当サイトの新作評論枠に寄稿したので、ここでは補足的な事柄をいくつか書いてみたい。

評論では便宜的に、モディリアーニがイタリアから移住したモンマルトルでピカソらと知り合った時期を「パリ初期」、モンパルナスへ転居しユトリロやスーティンと交流した頃を「パリ中期」、新たなミューズとなるジャンヌと出会ってから病死するまでの約3年を「パリ後期」と呼んだ。

モディリアーニの人生を俯瞰すると、最もドラマティックなのはパリ後期だ。ジャンヌとの同棲生活、作風の確立、生涯唯一の個展と裸婦像を巡る騒動、不摂生の末の病死、ジャンヌの投身自殺。劇映画で人生の一部を切り取るならまずこの時期が選ばれるだろうし、実際1958年の「モンパルナスの灯」と2004年の「モディリアーニ 真実の愛」はいずれもこのパリ後期を描いていた。

一方でこの「モディリアーニ!」は、パリ中期を題材にしている。映画の成り立ちについても評論で紹介したが、原作は1978年初演の戯曲で、アル・パチーノが映画化を思い立ってから実に半世紀越しの実現となった。抽象度の高い舞台劇なら、主人公と恋人ベアトリス、画家仲間のユトリロとスーティン、画商ズボロフスキ、収集家ガニャといった少ない登場人物らによる3日間の出来事(創作にまつわる苦悩や対話、酒と薬を伴う騒動、芸術性と商業価値をめぐる論争など)がおそらく興味深く鑑賞されたのだろう。だが、リアルさのレベルが格段に上がる実写映画になると、モディリアーニの人生において劇的さでやや劣るこの時期を扱うことが物足りなく感じられ、時代遅れでやや的外れな印象につながってしまうのも仕方ない気がする。

2時間程度の映画の尺で、芸術家の創作の秘密や、画家仲間との交流や互いの影響、ミューズとの関わりなどを丁寧に描こうとしても限界がある。モディリアーニと同時代にモンパルナス界隈で交流しながら創作に励んだ画家たちはエコール・ド・パリ(=パリ派)と総称され、「モディリアーニ!」に登場するユトリロとスーティンも含まれる。「モディリアーニ 真実の愛」にはピカソやユトリロらも登場していた。ほかにもローランサン、藤田嗣治、シャガールなど、美術に詳しくない人でも名前ぐらいは聞いたことがある巨匠らが、同じ時代にパリの同じ場所に集まってきて、互いに刺激し合いながらそれぞれの作風を確立していった。これほどの著名人たちがわんさか登場し、それぞれの創作活動と交流の様子を描く群像劇なら、映画よりもドラマシリーズのフォーマットのほうがきっと向くだろうし、ネットフリックスかアマプラあたりで作ってくれたらぜひとも観たいものだ。

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高森郁哉

3.0評価が難しい。。。

2026年1月26日
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悲しい

知的

難しい

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あっぽぴーず

3.0監督のセンスが自分には合わなかった

Mさん
2026年1月25日
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せっかくきれいな映像なのに、映画としては(自分にとっては)だめだった。
落ち着いて美しい映像があったので、星は3つにしましたが・・・。

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M

2.5最初は良かったんだけどな

2026年1月25日
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2026年劇場鑑賞26本目。
エンドロール後映像無し。
本当はこの前にパンダプラン観る予定だったのですが、雪かきしてたら始まってしまって観られませんでした(泣)

最初こそジャッキー映画みたいなカメラワークや、無声映画みたいな演出があって、監督のデップも色々遊んでんなぁとワクワクしましたが、だんだんモディリアーニの売れずに延々くさってる所がしんどくなってきます。出てくる人達はそれぞれにwikiでページを持っているような有名人ばかりでしたが、そんなことは知らなかったのでそこもささらず。ちなみに映画の後生涯で唯一の個展を開きますが、そこで警察を巻き込む騒動になったと書いてありました。いやそこ映画で観たかったな!

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ガゾーサ

2.5途中飽きてしまったが…普段美術館で絵やテキストの説明を通してしか知...

2026年1月24日
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途中飽きてしまったが…普段美術館で絵やテキストの説明を通してしか知らない画家の人生や他の画家との関わりを映画を通して知れたのはよかった。あと、100年以上前の当時のパリの様子が全然今と変わらないところが多いんだなと、感心した。

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ニャ

3.5遠くで戦火が鳴っている

2026年1月23日
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満天

3.0ジョニデ監督をどうしても意識してしまった

2026年1月22日
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笑える

単純

モディリアーニがイタリア人とは知らなかった!モディ演じるスカマルチョのイタリア語を聞くとなんだかほっとする。彼の母語だからかな。

パチーノとの対話、或いは売り買い、或いは値踏み対決はドキドキした。パチーノの勝ちになるかと思ったけれどそうならなかった。友達思いの画家仲間のシャイム・スーティンは純粋だ。彼と演じた俳優に心動かされた。

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talisman

2.0意外と退屈

2026年1月22日
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鑑賞方法:映画館

たまに現れるカラス仮面の男といい、ハエやGブリやら盛り上げ方が想定内というか、観てて寝落ちしそうになること数度。
パリが舞台なのに英語メインなのも何か違和感、女給仕との会話だけがイタリア語も何だかなぁ…
ストーリーを3日間に限定した意義もよく分からないし…
実は『パイレーツオブカリビアン』を一度も観たことなくて、ジョニー・デップは『シザーハンズ』や『デッドマン』みたいなハリウッドの本流とは違うキャリアを積んでいく俳優なんだろうな、と思いながら30年過ごしてしまいました。

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かわよし

4.5ジョニデらしい

2026年1月21日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

斬新

現代社会へのアンチテーゼと

それこそ反戦映画ではないだろうか?

創造の裏には破壊がある。

勿論その逆も然りだ。

が、現代の破壊行為と言える戦争は

何を創造するのか?

所詮は誰かが値踏みした価値とやらに

正誤のスタンプを押す程度の創造のかけらもない

タチの悪い遊びでしかない。

きっとそう言いたかったんじゃないかな◎

そんな読み解きをしながらの鑑賞。2時間は

あっと言う間だったヨ(^^)

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tomokuni0714

3.5かなりマニアックである。

2026年1月21日
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鑑賞方法:映画館

知的

難しい

斬新

モディリアニの伝記映画と言えば🎦モンパルナスの灯と言う傑作がある。しかしこの作品はあの文芸調の作品をユトリロと言うもう一人の時代の寵児をモディリアニの鏡とし、またスーティンを狂言回しに使い3人の芸術家によって時代を語る手法を取った。しかし歴史的にユトリロとモディリアニに交流の記録はなく、歴史的にもフィクション的にもかえって中途半端な仕上がりとなってしまった。面白い試みと言えば言えるかもだが、正直見てて首をひねった。

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mark108hello

4.0君は名誉を欲しがるだろうが、俺はそんなものなんてクソクラエだ

2026年1月20日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

モディリアーニと云う作家の人生を描くでもなく、作品への込めた想いを表すでもなく、数日間を触る程度になぞっただけのモノだった。
だが、音楽や掛け合い、描写にセンスが垣間見られてて、最初から最後まで飽きずに釘付けたった!
酷評も多数見たが、自分に合ってただけかもしれないが、良い映画に出逢えた!

前半、ともすれば反戦色を濃く感じたのでその方向かと思いきや、現在に受け継がれてる芸術の価値観へと進む……。

嬉しくもというか…哀しくもというか…、貸し切り上映だった……やはり、良い作品だっただけになんか悔しい……。

決して、和やかでもなくまったりもしないし、嬉しい氣分にもならない、真逆な感情の方が濃いが、それでも好きな雰囲氣な作品。
きっと、複数回見返すと思う。

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奇妙鳥

2.5そういう事ならジェフ・ベックの音楽を使って欲しかったかも

2026年1月20日
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いち画家の伝記映画ではなく、表現者と受容者の意識のずれみたいなのを、モディリアーニを狂言回しに描いた一作、ということになるんだろう。しかし、佐伯祐三の「郵便配達夫」がまんま出てくるなど気の利いた仕掛けがあったりはするものの、例えば苛立ちの表現が酒やドラッグで暴れる演技に偏りすぎているなど、ちょっと引き出しが少ない印象は拭えず、残念。

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ひろちゃんのカレシ

3.0J.デップ監督よ❗️着眼点はいいが?

2026年1月20日
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鑑賞方法:映画館

単純

予告編を観て気になり観たが、可もなく不可もない作品だった。ラストは◎だが、前半はコメディなのかドラマなのか曖昧、後半は映画らしくなってきた。もう少し一貫性があってもいいのでは。J.デップ監督が芸術家モディリアーニに目をつけるのはいい。着眼点はある。しかし、作品そのものはコメディなのかドラマなのか曖昧さが目立つ。

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ナベさん

2.0ジョニー・デップ監督の創作意欲が空回りした残念作

2026年1月20日
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ジョニー・デップの30年ぶりの監督作。アル・パチーノに勧められて監督をしたらしいのですが、ブランクが長過ぎたのか、演出の勘所がうまく掴めていない感じでした。

各シーケンスが冗長で、時々奇をてらうようなシーンが入るのですが、残念ながら効果を生んでいたとは言いにくい。また、汚い描写がやたら多く、(当時の芸術家はこんな感じだったのかも知れませんが)観ていて気分が上がっていきません。

アル・パチーノの出演シーンはさすがに場が引き締まりましたが、デップファン以外にはちょっとおすすめしにくい作品です。

あとモディリアーニというと、私的にはやっぱりジェラール・フィリップなのです。スカマルッチョはちょっと濃過ぎて...

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sugar bread

4.0オエっ!

2026年1月19日
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知的

ジョニーデップが作ったから、受け入れるけど、
唾で、行く方向を決めるとか、でっかい牛肉にたかるどっさりの蝿とか、Gブリを可愛がるとか あーーオエッ!
でも、でも、ジョニーデップが表現した映画モディリアーニはそうなるんだと受け入れる。
優しくて繊細なモディリアーニだとわかって良かった。

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ねこのあお

3.0最初と最後はよい映画。中盤は意味不明。

2026年1月18日
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死んだ魚のような目の女の絵でおなじみ(ボクじゃない。映画の中で言ってました)、画家、彫刻家のモディリアーニの映画。なんでかジョニー・デップ監督。

冒頭のレストランでの乱闘では、パイレーツが来たかと思うほどワクワクするいいシーンが撮れてた。流れで3バカトリオのコメディ、彼女ベアトリスの登場くらいは、いま傑作を観てるかも?とワクワクする映画体験だった(過去完了形)

残念ながら、カラスのお面つけた亡霊や、子供時代のママの描写あたりから、イメージビデオみたくなって理解ができず置いていかれた。

後半は、まだ認められない天才の苦悩もわかったし、3バカトリオとベアトリス(別れ)が復活しておもしろくなった。トム・ウエイツの「MIDTOWN」でパリをさまようモディリアーニ。なんで?と思うけどカッコよく撮れてた。

つまりは、最初と最後はよかったが、間がわけわかめ。

んでラスト、ジェフ・ベックに捧げるって、なんで???友だちだったのかな?

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minavo

3.026-15

2026年1月18日
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鑑賞方法:映画館

ジョニデ監督の30年ぶりの作品。
有名作家の数日間を描く。

芸術家の心の葛藤、よくわからん🤔
彼女と大口論、
全ての作品を投げ捨てるほどのことなのか🤔
凡人に理解できれば、
天才に在らずってことですかねぇ😅

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佐阪航

3.0芸術の価値

2026年1月18日
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驚く

イタリア人の画家アメデオ・モディリアーニの波乱の3日間の話。

1916年パリのレストランでの一悶着から始まり、画商から興味を持ってくれているコレクターと2日間後に会えると聞かされて始まって行く。

なんだかぶっ飛んた虫好きの男と出征するという男と3人で、金がねぇ~な流れたけれど、これが画家仲間ですね。
まあそもそも自分は主人公も知らない人だけれど。

特に何を想像していたということもないけれど、こういう作品にしては意外にもドタバタなコメディっぽい要素が結構あって、そんな中でも荒ぶっているのか憤っているのか、はたまた哀しいのかという主人公の機微が描かれていてなかなか面白かった。

エンドロールでモディリアーニが描いたと思しき登場人物の画が流れ、あれ?このタッチ見たことあるような…とはなったけれど、芸術的感覚を持ち合わせていない自分からしたら、価値が全然理解出来なかった。

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Bacchus

3.0持つべきものは友

2026年1月18日
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鑑賞方法:映画館

ドキドキ

モディリアーニの波乱万丈に富んだ数日間に絞った作品。

ジョニーデップにアルパチーノが制作を勧めて作られたという映画。
私には残念ながら、あまり刺さらなかった。

モディリアーニの仲間の画家たちは、特にロシア出身で牛の死骸とかを描いていた画家は面白かった。
アルパチーノ演じる、大物アートコレクターであるガニャとモディリアーニの対決は良かった。

最後やっぱり持つべきものは友だな、と思った。
久々にアルパチーノの演技が見れたから甘目の3.0点。

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にっく

4.0ジョニデやるやん!

2026年1月17日
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初かと思ったら30年ぶりのジョニデ監督だそうで、結論から言うと
エクセレント✨ 軽妙軽快コミカルでありながらヘンリーミラーの北回帰線の様な散文詩的な感じもあるかと思えばガニャ(アルパチーノ)との緊迫した応酬も見応えあり
全てを否定されてもなお湧き上がる創造力
風変わりな芸術家仲間との交流、モデルであり愛人ベアトリスとの日々 35年という短い人生の中の3日間
今後のジョニデの監督作品も期待

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kanapopo
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