最後のミッションのレビュー・感想・評価
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敵役が存在感
トップスタントマンから転身した高橋昌志のアクションを見せることが全ての映画だから、話の内容は安直なテレビドラマ感が満載なのはご愛敬。高橋の生身のアクションは見事だし、八ヶ岳山麓の景色の中で白馬が駆けるのは絵になっているが、それが全ての感は残る。アクションは主役のをしのぐ敵役の存在感で評価が決まるが、倉田昭二の殺し屋が不気味な恐怖感を漂わせていい味を出して主役と対等に渡り合っている。ドラマの背景になっている海外派遣された自衛隊員の負傷は、世界標準では名誉の公傷となるが日本では隠さなければならないという矛盾は、日本の特殊な政治状況のいびつさを表すものだが、これをテーマにするには本作は力不足と言わざるを得ない。
アルファベット一文字呼び好きですね
人里離れた山で暮らす元自衛官で特殊部隊の男と、身体的ダメージ&PTSDを抱える元部下が、最先端ロボット企業のCEOが雇った傭兵に狙われる話。
森の中トレーニングをする男とうなされる男をみせて始まったと思ったら、何すかその元カノの情報は?ソースは??
そして調べてみたら、現実ならば確かになかなかエグい話しだけれど、過去や背景ドラマは全部会話で語るのみとか…。
そして見せられる現在のドラマは、特撮ヒーローのドラマに毛が生えた様な…。
アクションにしてもみどころと言える程のものはなく、演説でさもハイテクを謳った倉庫には微塵もそんな要素が無くて、当然戦闘にも活かされず。
リアルなアクションは良いけれど、相手が行動してくれるのを待ってちゃリアリティもないですよね…。
悪役が思わぬ拾い物
「男は黙って…」アクション
「もし自衛隊が戦闘活動を行ったら、国内でどのようなことが起きるのか」という仮定をベースに、かつて戦場で起きた事件を隠ぺいしようと企むコングロマリット企業に単独戦いを挑む元自衛官を描くアクション。
ストーリーは荒唐無稽なのはまだしも、売りとなっている「CG・吹き替え・トリックを使わないリアルアクション」もコレオグラフィが単調。とりわけカット割り編集の多用が残念で、ローバジェット感満載なのも否めない。
ただ、自衛官役の髙橋昌志はスタントマンから俳優に転身した、いわゆるいぶし銀。セリフがほとんどない寡黙な人物像は本人の演技力を考慮したものと思われるが、ウー・ジンばりに「この人ならなんとかしてくれる」的な雰囲気を醸し出している。倉田昭二演じる自衛官をつけ狙う殺し屋も、分かりやすいほど類型的キャラだがなんともイイ味を出している。
ツッコミどころはあるにせよ、とにかく「俺達はアクション映画好きなんだ!」という偏愛はビシビシ感じ、無下に非難する気にはなれない。本作公開直前にガンを公表した高橋だが、是非とも復調して「男は黙って…」存在感を今後の作品にも生かしてほしい。
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