喝采のレビュー・感想・評価
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認知症になっても「らしく」生きる
認知症を発症してしまった大女優が、病を隠して最後の舞台に挑もうとするも…
誰しも避けられない「老い」と、それにまつわる認知症を扱った作品はとにかく哀しく切なくなるものが多い。ご多分に漏れず本作もそうで、ジェシカ・ラング扮する女優が、認知症である事を認めざるを得ないのに認めたくないと葛藤するうちに、症状が進行していく様は辛いものがある。
最後として臨む舞台が「桜の園」というのがまた哀しさに拍車をかけている。没落していく現状を認めたくないばかりに、エレガントな暮らしに浸ったふりをするという貴族地主のラネーフスカヤは、もちろん演じる女優のドッペルゲンガーだ。
認知症の高齢者が店員を勤める飲食店が実際にあるように、認知症になっても「らしく」生きる現状を見出せる作品が増えて欲しい。『愛、アムール』のようなキツいのはもう勘弁。
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