「期待しすぎたか?「主人公は何者?」映像は筋肉祭り」ボディビルダー ドラゴさんの映画レビュー(感想・評価)
期待しすぎたか?「主人公は何者?」映像は筋肉祭り
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冒頭からステロイド打ちまくる主人公
何故筋肉に拘っているのかは、最後まで分からないので、その点の納得感はない
筋肉にこだわるがあまり、周囲との軋轢が増え、様々なトラブルが起こる
それはいいが、一つひとつ見ていくと、何故逮捕されないか分からないし、祖父が理解していないのもどうかと思う
その他、娼婦とのシーンが出てくるが、何故これを入れたのかも分からない、いれるなら主人公を完全に受け入れるもしくは批判しまくって、逆に暴力を受ける形などでないと、主人公の異常さが出てこないんじゃないか
憧れのボディビルダーとのシーンもよく分からない
ラスボス的にしたいのであれば、もっと悪いやつにして欲しかった
ここでカタルシスをえるかと思えば、まったく得られず、???となってしまった
主役のジョナサン·メジャースは素晴らしい肉体だし、狂気をしっかり見せてくれたが、いかんせん脚本が雑な気がする
同僚とのデートも、主人公の異常さ(ボディビルへの執着)を見せたいのだと思うが、そもそも働いている途中で、しかも客がいる前でデートに誘う時点で異常でしょ
ちょっといろいろ入れこみすぎたのかなぁ、というのが感想
現役ボディビルダーが絶賛というのは、ストイックに鍛える部分だけであって欲しい
あの異常さまで絶賛しているのであれば、マスメディアに出てくるボディビルダーを楽しく見ることができなくなってしまう
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