架空の犬と嘘をつく猫のレビュー・感想・評価
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驚くほど平坦に
淡々と進んでゆく映画だなぁというのが第一印象。
平凡とは程遠いエピソードが積重ねられているのに、この何事も無さは何なんだろうと。
試写会で観せていただきました。
映写後の監督インタビューで、ここが山場ですよ〜というシーンを創らないことに腐心したというコメントに「ははぁ〜ん」
主人公を中心に5人の女性が惑星のように周回する。ある時は近く、ある時は遠く、楕円軌道を描いて…
全ての彼女たちに投げかけられる穏やかな言葉たち。
どんな優しさも100%ではない。
そこには保身や期待や意地悪な気持ちなんかがいつでも少し混じってる。
でも真実とか純粋とかに如何程の価値があるの?
たとえ嘘が混じっていたとしても、幸せな気持ちが広がれば、それこそ価値あることではないかということに気付かされました。
なんだか人間関係に疲れたなぁ…という時に、心に温湿布を当ててくれるような映画です。
不思議な懐かしさに満ちた昭和なインテリア、美しい佐賀の風景、柔らかな佐賀弁もとても魅力的でした。
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プレミア上映会で鑑賞
原作既読です。ネタバレを、避けて感想言います。
作品の雰囲気や背景は大変静かでしたがよかったです。
原作読んでない方がみたら多分意味がわかりづらいかも?という演出はあったかも。
映画の時間内におさめるにはカットせざるを得なかったかもだけど、原作のお気に入りシーンがいくつかなかったのはちょっと寂しかったかも…
高杉真宙さん好演でした!
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犬と猫の正体判明…?!
動物の猫は出てきていないと思います(多分)
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