生きし
劇場公開日:2025年10月10日
解説・あらすじ
1993年に埼玉県熊谷市周辺で実際にあった「埼玉県愛犬家連続殺人事件」をモチーフに、拘置所の面会室でしか会えなかった母と娘の確執を描いたドラマ。
無罪を主張しながら最高裁で死刑判決が確定した女性死刑囚・光子。娘の早苗は長い間、死刑囚の娘であることを隠し、祖母と2人で生きてきた。やがて光子が支援者と獄中結婚し、支援会が結成され、再審請求に向けて動き出す。同じ頃、祖母が亡くなり、早苗の中に母に対する新たな確執が芽生える。そして母に起きたある出来事をきっかけに、早苗は拘置所の面会室で光子と対峙することになる。
監督の中村明が、埼玉愛犬家連続殺人事件の裁判を傍聴して取材を続け、逮捕後も無罪を主張していた女性と面会するなどした経験をもとに脚本を執筆。死刑制度の是非や再審制度の問題点にも触れながら、女性死刑囚とその娘の確執を描き出す。
2025年製作/70分/日本
劇場公開日:2025年10月10日
スタッフ・キャスト
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