レンタル家族

劇場公開日:2025年12月6日

レンタル家族

解説・あらすじ

レンタル家族という一見風変わりなサービスを通じて、登場人物たちが「演じること」と「本音」のあいだで揺れ動きながら、やがて心を通わせていく姿を描く。孤独を抱える現代人と家族のかたちを問いかけるヒューマンドラマ。

東京の会社に勤務する坂本洋子は、仕事で多忙な日々を送りつつ、定期的に実家へ帰省し、父・忠勝とともに認知症の母・千恵子のケアをしている。千恵子の症状は近頃進行が速く、洋子が数年前に離婚したことも忘れ、帰省のたびに元夫や娘のことを尋ねてくる。そんなある日、洋子は取引先の担当者から、「レンタル家族」というサービスを紹介され、体験利用を勧められる。最初は戸惑った洋子だっがたが、レンタル夫を家事代行として自宅に呼ぶことにする。派遣されたレンタル夫・松下豪と馬が合った洋子は、千恵子のことを松下に相談。すると松下は、自分を夫、知り合いの子役・安田朱里を娘として、家族を演じることを提案する。

主演は、劇団「青年座」所属で舞台、映画、ドラマ、CMと幅広く活躍する荻野友里。監督はテレビ番組やCMの制作等を経て、自主映画として手がけた本作で初監督を務めた上坂龍之介。第23回中之島映画祭でグランプリを受賞。

2025年製作/89分/G/日本
配給:KOHSAKA Pro
劇場公開日:2025年12月6日

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(C)KOHSAKA Pro

映画レビュー

5.0 優しさに癒されます

2025年12月11日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

癒される

レンタル家族というテーマに興味があり観に行きました。
ゆったりしたテンポで市井の人の人間模様をじっくり見られます。
レンタルした家族との絡みはもっと描いてほしい気もしましたが
観る人に想像する自由を与えられたようにも感じました。
レンタルした他人はもとより友人や家族であっても、相手の知らないところは
たくさんあり、決めつけずに思いやることが大切なことだなあと。
いろいろ考えながら観るうちに不思議と気持ちが癒されました。
監督の優しい人柄を感じる作品です。
初の長編映画とのことで少し甘めの評価になりますが、
これからの作品にも大いに期待したいです。

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soshi

5.0 家族ってなんだろうなあ

2025年12月11日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

幸せ

癒される

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肥田

4.5 タイトルなし(ネタバレ)

2025年12月10日
スマートフォンから投稿
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ys

3.5 記憶と感情の隙間を埋める満たされない者たち

2025年12月10日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

2025年劇場鑑賞100本目 秀作 66点

連日満員とのことで鑑賞3日前に僅かな座席を確保した本作

23年公開のレンタル×ファミリーや26年公開予定のレンタル·ファミリーなど、同名タイトルの作品が邦画洋画問わず公開されている中、該当作品は鑑賞しておらず予告編のみの知識しかないが、おおよそ似たり寄ったりであれば比較として一層鑑賞意欲沸く

今作についてだが、舞台挨拶のmcにて監督は繊細で当サイトもお見えになることと、カメラを止めるな!以来の公開予定日まで終日完売とのこと

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サスペンス西島