悪魔祓い株式会社

劇場公開日:2025年12月12日

悪魔祓い株式会社

解説・あらすじ

「新感染 ファイナル・エクスプレス」や「犯罪都市」シリーズで人気を集める韓国の俳優マ・ドンソクが、企画・原案・主演を務めたホラーアクションエンタテインメント。

強靭な肉体と力を持つ社長のバウ、魅惑のエクソシスト・シャロン、情報収集を担うキムの3人が、悪魔祓いを専門で請け負う「悪魔祓い株式会社」を営んでいた。ある時、悪魔崇拝カルト集団の台頭によって社会が混乱し、警察や聖職者たちまでもが助けを求めて悪魔祓い株式会社に駆け込む事態に陥る。そんな中、医師ジョンウォンから、何者かの支配によって異常行動を繰り返す妹ウンソを助けてほしいという依頼が舞い込む。バウたちはウンソを救い、さらには社会の秩序を取り戻すために奮闘する。

強面で屈強なバウをマ・ドンソクが演じ、シャロン役を「少女時代」のソヒョン、2人をサポートしながら情報収集に勤しむキム役を「イカゲーム」シリーズのイ・デビッドが務める。

2025年製作/92分/G/韓国
原題または英題:Holy Night: Demon Hunters
配給:ギャガ
劇場公開日:2025年12月12日

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映画レビュー

3.5 ただのマブリー映画というだけじゃない全方位ミックスだけど、儀式シーンは至って真面目かつ丁寧な悪魔祓いチュートリアルからの、観客参加型"私は誰でしょう"ゲーム?

2025年11月3日
Androidアプリから投稿

ドンソク・フォーマットのアクションコメディ ✕ 少女時代ソヒョン(実質主人公)が担うオカルトホラー = 王道エクソシストものをジャンルもホラー表現もミックスで!!
最初の方の作品世界の説明から、もっと街中みんなうようよと悪魔崇拝者たちでごった返しているのかと思ったら、あくまで一つの家族、一人に向き合う『エクソシスト』『死霊館』よろしく、ちゃんと正統なエクソシズム映画だった。憑かれる少女役も頑張っていた。『パラノーマル・アクティビティ』に、白石晃士よろしくハンディ撮影のファウンド・フッテージもの(晃士の影響は海をも渡る?)など、ジャンル愛溢れる、実に多種多様なミックスで楽しめた。
順を追ってわかりやすく描く、儀式シーンの丁寧さは、エクソシズム映画の入門編としてもオススメ。悪魔祓いといったらやはり最後は悪魔の名前を当てるのが肝になってくるから、その「私は誰でしょう」ゲームに備えた前フリの意味でも観客に選択肢を与えてくれるための悪魔図鑑ばりにやたらと詳しく説明してくれるオープニングタイトル。さらにラストのポストクレジットシーンのアニメーションもまさか過ぎ!

それの要素が、(あくまで)"ドンソク映画"として観たときに思ったより気持ちよく繋がっていなくて、ドンソク目当てで観た人の一定数にとっては物足りないものになるだろうし、なにより種を蒔くだけ蒔く作品だから続編に期待。能力のことなど多くの謎と次作以降への布石を残して、少年マンガの1話目のようだった。続編ありきで作りすぎているから(その謎能力や強敵の存在之匂わせにもアガるのだけど)、絶対に続編ある!!
今度は、拳で悪魔祓い(エクソシズム)?! 基本周囲の雑魚キャラ相手。マブリーに倒せないものはない?遂にここまで来たか、と。今や彼のライフワークのような看板シリーズである『犯罪都市』よろしく、ドンソクは強すぎて、もはやラスボスでも太刀打ちできなくて毎回余力を残して勝ってしまうから。そうなると、いずれ人外と戦うようになる筋肉アクションスターの宿命。ポスタービジュアルも大体同じ構図。本作に至っては、日本版のタイトルロゴがビッグ・パンチ・ピクチャーズを彷彿とさせすぎる。あと言いたいのが、これって株式会社?
そして、本作でもビッグ・パンチ・ピクチャーズで企画から関わっているであろう、マブリーのセルフプロデュースの上手さ!仮にもホラー映画であるにもかかわらず、本作でもかわいい小ネタや王道ギャグを放り込んでくれて、それがいい塩梅で作品に緩急をつけてくれていた。だから、飽きずに最後まで楽しめた。続編の匂わせは、死霊館ユニバース本筋が(とりあえず一旦は?)終わった今、俺が引き継ぐという意思表示だろうか。

それに最後の、牛さんを地獄に送り返す見せ場はソヒョンでなく、ドンソクのスーパーパワー・パンチ(まだ謎の能力)で一撃!

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