ONE IN A MILL10Nのレビュー・感想・評価

2015年10月20日にデビューしたTWICEは、デビュー曲Like OOH-AHH以降リリースしたアルバムはいずれも大ヒットし、日本と韓国でのCDの累計売上枚数は2000万枚を突破した。さらに2024年3月にはWith YOU-thが米国のビルボード で1位を獲得。また、海外女性アーティストとしては史上初の日産スタジアムでの単独公演を成功させた。
そんなTWICEのメンバーの絆や、悩み、個性などを紹介したドキュメンタリー。

TWICEというグループ名は知ってたし、女優もやってるダヒョンは映画の出演作で観たことあるから知ってたが、その他のメンバーはほぼ初めて知った。
日本人が3人いることも、台湾人が入ってる事も知らずに、韓国の女性グループだろうくらいの知識での鑑賞。
10年続けてきた事ってすごいみたいだけど、年数だけならPerfumeの26年や、ももクロの17年の例も有るよね、なんて思った。ただし、9人の大人数が1人も欠けずに続いていると言うのは確かにすごい事なのかもしれない。
歌手としてソロデビューしたナヨン、ジヒョ、ツウィ、女優にも挑戦してるダヒョン、メインダンサーとして頑張ってきたモモ、リーダーとしてグループをまとめてきたジヒョ、タトゥーなど個性を表現してるチェヨン、努力してリードボーカルになったジョンヨン、グループ内で別グループとして活動してるミナ、サナ、モモ、唯一の台湾人で妹キャラのツウィ、みんなそれぞれ個性があるんだな、とわかった。
ミナの水中撮影は美しかった。
歌やダンスのライブ映像は少な目だけど、9人のメンバーを知るには最適な作品。
本作を観てTWICEのファンになった。遅っ！ですね。

・かっこいいですね！
・かわいいですね！
・愛らしいですね！
・美しいですね！
・綺麗ですね！
・素敵ですね！
・妖艶ですね！
・可憐ですね！
・幼気ですね！
・端麗ですね！
・壮麗ですね！
・美麗ですね！
・最高ですね！

時間が空いたので 疲れず見れるもの〜と劇場へ

なんとなくチェックしてたこの作品
TWICE未履修なので 後学のために劇場へ。

あまりよく知らなかったが 活動歴が１０年とのこと。
確かに 数年前・紅白でのミサモでのステージは圧巻!!
セブチ先輩と並んでも見劣りしないオーラを放っていた
いつかは、ちゃんと学ばなければ!!と思っていたところ
ちょうど良い教材がありました、 笑

アイドル〜と言うより プロアスリートの舞台裏の
NHKのドキュメンタリーを、見ているような感じ。
特に水中写真のシーンは本当に素晴らしかった

また、TikTokで体型を指摘されることの多いメンバー
(病気による離脱経験者)の、語りも良かった

ドキュメンタリー好きとしては トークのみでさらっと
流れた 事務所との契約更新の話し合い。
代理人はどのような人物で 両者どのように詰めて行って
最終合意に至ったのか 交渉スキルも学びたいところだ。

TWICEのデビュー10周年を記念して製作された必見のドキュメンタリー。

彼女たち9人の才能を再認識する。
まさにスーパーグループだ。

2015年10月20日のデビュー以来、トップを走り続けてきた理由がここにある。

10年同じグループでいること自体が奇跡ということ。この映画を見て改めて実感しました。それぞれのメンバーにそれぞれの想いやストーリー。
ONCEであれば涙なくして見られない映画なのは間違いない。この映画をみてTWICEのファンにますますなったということと、いずれ来るかもしれない終わりの日に向けた覚悟をどこかでしてしまう、そんな映画でした。

ジョンヨンの言葉に涙😭
モモちゃんのダンスシーンで痺れる
ミナちゃんの水中が美しい
やっぱりメンバーみんな大好き

2015年のデビュー当時はあどけなさ全開のメンバーが、全米チャート1位を取るまでに成長するとは…
数年前に「SEIZE the LIGHT」というYouTubeオリジナルコンテンツがあったが、ベースとしてはそちらと同じ。基本的にはインタビューがメインとなり、メンバーそれぞれを深掘りしていく形である。正直ドキュメンタリーで121分とは長過ぎないかと思ったが、なんせ9人も居るので妥当な長さかも知れない。映画館の大画面で、大音量で…となるとやはりライブ映像をもっと観たいという気持ちが出て来たが、ONCEなら推しが喋っているのを大画面で観るだけでペンライトを振りたくなるのである。（持っていかなかったが）

前回の「SEIZE the LIGHT」や、日本デビュー5周年を記念し発売された「T•W•I•C•E」等と本作が異なるのが、韓国のアイドルが抱える、"魔の7年"を超えた後の話という事である。もちろん本編でもその事は語られるが、女性グループが何も無く7年目を迎えるというのは中々難しいのだ。女優業邁進のためグループ脱退等は良く聞く脱退理由であり、誰も抜ける事なく続ける事が出来たのは彼女たちの信念と実力、支え続けたONCEに他ならない。正直、メンバーのジョンヨンが椎間板ヘルニアを患い、復帰後はステロイドの影響で体重が増え、精神的にも肉体的にも追い詰められて不安障害になり、また休業した際には、ジョンヨンを失うかも知れないと思っていた。それらを乗り越えたからこそインタビュー中に「泣きたく無い」と言いながら泣いてしまったジョンヨンのカットにはグッと来るものがある。ファンなら分かっている事だが、インタビューを通しても各メンバーの個性を感じる事が出来る。中でもサナがメンバーをイメージした香水を調合するシーンでは、サナに液体扱わせて大丈夫かと思っていたら案の定「キャーッ」である。笑　ミナの水中カットを大画面で見れて満足だが、出来ればもう少し尺を取って欲しかった。

本作でも単独で活動する場面に密着しているが、ソロデビューや女優業、ユニット活動など幅広くやって嬉しい思いもあるものの、再々契約というのも控えるメンバーたちにやはりONCEは心配になるものだが、10年間応援し続けて良かったと思える内容になっており、またこれからも色々心配しながら応援するのかと覚悟を決める…そんな感情が出てくるドキュメンタリーだった。

余談だが、製作を手掛けたのは、彼女たちの事務所の"JYPエンターテイメント"では無く、"MISTIC STORY"という日本人メンバーが2人在籍する人気グループ、「Billlie」が在籍している事務所。冒頭でロゴが出た際に、「あれ？」と声を漏らしてしまった。

プレミアムモルツじゃないだろ、バックヤードで注いでくるのが怪しい。
それはさておき、10年分とは言えもう少し削った方が良い。メンバー9人、それぞれ色々言っても最後何も残らない。歌い踊ってるシーンに正直、ほっとした。
ライブじゃなくてドキュメントだからね・・。