マルドロール 腐敗のレビュー・感想・評価
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幸せすぎる結婚式のシーンがしっかりと流れ、それ故にその後の展開が辛...
ベルギーって先進国よね?
自警団と憲兵と司法警察???各々協力体制に無いし、これじゃ解決しないって。
そしてお馴染み癒着というか腐敗というか。。。この憲兵ももう少し冷静さを持っていたならまた結果も違ったのかなと思うと残念。
2時間半強の作品ですが眠くなることは無かった。しかし、話はちょっととっ散らかってる印象。
折れない心
ヘビーな話をヘビーに見せるヘビー過ぎる映画
ポールの身を切る大作戦
1990年代にベルギーで発生した小児性愛者による連続誘拐事件をベースに、1人正義を全うする為に抗う憲兵隊員をみせるフィクション。
1995年、7歳と8歳の少女が行方不明になり、誘拐未遂事件も起こる中、タレコミを切っ掛けにポールと同僚と准尉3人によるマルドロール作戦が立ち上がり巻き起こって行く。
ベルギーの警察制度は知らんけど、司法警察も自治体警察も、みんな仕事する気無し?腐敗というより怠惰ですか?
准尉もポンコツっぷりをみせ腐敗の流れになって行き、ポールは猪突猛進になって行くけれど、胸糞悪さと熱さがとても良い感じ。
本当に1人になってからの、元同僚は良かったけれど、ポールの壊れっぷりや機微がちょっと難しかった。
そして事件の描き方というか締め方がちょっと曖昧だったかな。
鑑賞後、事件のことを調べたら、なかなかどうしてベルギー真っ黒ですね…(-_-)
破壊力が凄まじく、脳内に余波が残ります。
主人公と共に意気揚々とマルドロール作戦部隊に参加しましたが完膚なきまでに叩き潰されました。
幸せを感じたのは結婚披露宴まで。
その披露宴も例の女性の登場で不穏な空気に。
実話が基なので舐めてました。
コレ、ホラーです。
きっと映画館を出た時、私の目付きも主人公と同じだった事でしょう。
間違いなくもう一度行く。
この耐え切れない重圧が犯罪者だけではない点が怖い!
パンフレットのインタビューでベルツ監督が答えていた本作を含む「国のトラウマ」3部作にも超絶に期待が膨らみます。
とにかく、鑑賞後の余波が凄まじい。
破壊力がデカい。
「変態村」代表のベルツ監督作品なので致し方ないですが、観る前の作戦部隊参加の高揚感はあっという間に消し飛びます。
再鑑賞する際は覚悟を決めて行きたいと思います。
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