劇場公開日 2006年5月20日

ダ・ヴィンチ・コードのレビュー・感想・評価

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4.5私は面白いと思いますよ。

2006年7月23日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

出版に際して、キリスト教の世界に賛否両論の一石を投じた、ダン・ブラウンの同名の著書の映画化。今回の映画化・公開に際しても、国に依っては上映禁止になるなど、またもや論争を巻き起こしています。また、史上初めて、ルーブル美術館で商業映画のロケーションが許可されたと言う事も話題になりました。カンヌ映画祭のオープニング上映作品として選ばれ、そのプロモーションとして、ダ・ヴィンチ・コードの絵をユーロスターに描いてイギリスからカンヌまで7時間以上掛けてノンストップで走行したことも話題になっています。
ほぼ原作に忠実に描かれています。私は事前に原作本を読んでいたんですが、本だけだとわかりにくい場面が、映像があることでわかりやすくなっていると言う効果がありますね。「そう言うことなのか」と、よく理解できました。ただ、事前に本を読んだことが無ければ、ジェットコースターストーリーの物語なので結構話を追うのに辛いかも。
途中、痛い場面が出てきます。シラスが修行しているところですが、結構見ているのが辛かったです。当然原作本にもある場面なんですが、映像にしてみると、結構「・・・」な映像ですね。
長髪のトム・ハンクスに、最初は違和感が有ったんですが、見ているうちに、ロバート・ラングドンとした場合は、あの髪型が良いのかなぁと思うようになりました。不思議なものですね。それと、オドレイ・トトゥ、キレイですね。ソフィーのイメージぴったりと言う感じでしょうか。
キリスト教社会を中心に賛否両論ある上に、映画としての完成度にも議論があるようですが、私は見ても損しない映画だと思います。ただ、これが真実であると誤解しないようにすることが必要ですね。あくまでも、小説(フィクションン)の世界であって、今のところ、歴史的に真実であると言う定説にはまだなっていません。

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勝手な評論家