「久石譲が音楽担当という事で、ちょっと気になって観に行った」ビューティフル・ジャーニー ふたりの時空旅行 むりぶしさんの映画レビュー(感想・評価)
久石譲が音楽担当という事で、ちょっと気になって観に行った
久石譲の音楽が流れると不思議というか、崇高な雰囲気が漂っていた…いっぽうでライトな歌入りのポップスも流れ、チグハグ感があり、この映画は一体何が描きたいの?と最初思った。
あとで知ったのだが、どうやらコゴナダ監督がジブリの大ファンらしく、それで久石譲にオファーをしたよう。少し哲学っぽい感じがしたのもジブリっぽいし、「ドラえもん」も知っていたのかもしれない。
久石譲の事は深く考えずに観るのがいいかもしれないが、泣顔にもシリアス顔にも見えるデヴィッド(コリン・ファレル)には久石譲のあの曲は合っていたような気もする。そして、木こりの切り株のような顔からの、あの踊りのキレ!意外性から私もテンションが上がってデヴィッドを好きになりそうになった。実際あれでサラ(マーゴット・ロビー)は、はっきりハマり出したのではないか。あの高校のシーンがいちばん面白かった。
サラが「テレビで映画“ビッグ”の放送があった日…」と言い出した時は坂元裕二のドラマみたいだなーと思った。という事はサラは松たか子で、デヴィッドは歌って踊れる阿部サダヲ?レンタカー屋のおやじは古田新太で、サラの元カレは山本耕史、デヴィッドの元カノは市川実日子…宮藤官九郎も混ざってきて、気が付いたらエンドロールで雨の音、見えないけど傘?
(追記*レンタカー屋の女性は平岩紙さんかな?)
ふざけたような感想になってしまいましたが、現代芸術風?な、ちょっと泣きたくなったり、幸せ感もあり、いちおうは良かったです。
追記*
チグハグ感を覚えたものの、使用曲は歌入りも嫌いなテイストではないので、調べてゆっくり聴いてみようと思います。音楽も聴けて、色んな心理描写や考察が出来そうな映画ですが、県内2館しかやってなくて、たぶんあまり観られないだろうな〜(語り合える友達がいない💦)。
なので、皆さんのレビューを見て楽しんでいます。
主演の二人は本作で知ったので、顔も覚えたし今後注目していきたい!
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