クリスマスイブには強盗をのレビュー・感想・評価

ロンドンの百貨店を舞台に強盗計画を企む男女ふたりの
オリビア・ホルト主演のコメディ映画。
クリスマス商戦真っただ中の百貨店の店員であるオリビア。
そこに過去に傷持つ男が絡んで百貨店の金庫を狙う男女二人となる。
オリビアもいろいろあるんで意気投合しちゃうよね。
百貨店の社長以外はみんないい人。
物語のテンポもよく全然退屈しない。
単純な男女の強盗計画と思ったら
ひとひねりがあって楽しめました。

つまり、泥棒達はうまいことやった訳だ。それで、奥さんとは？
まぁ、どうでも良いか。

主人公（オリヴィア・ホルト）は善人だけど、手先が怪しい。
遺失物から現金を抜き取った様子を、防犯カメラで写され、怪しげな男が脅迫してくる。
どうも勤めているデパートの社長の行動が怪しいとなり・・・。
行動派の女と理論派の男、このコンビはクリスマスに強盗出来るのか。

それぞれの理由で、百貨店社長に復讐したい男女の話で、昨今は勧善懲悪ものが作りづらくなったと感じるので、それなりにスッキリできて良かったと思います。社長がどれだけ悪人かは、台詞でしか語られず物足りない部分もありますが、シンプルな構成で良かったと思います。社長の奥さんにアプローチする下りが最も緊張感がありました。XMASに何か観たい方、まだ観ていないと言う方は、同じNetflixオリジナルの「セキュリティ・チェック」(2024)もXMASの話でお勧めです。