アイス・ロード リベンジのレビュー・感想・評価
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カトマンズでもリーアム爺さん大活躍
前作ではカナダの大氷原で、激しいバトルを繰り広げた、リーアム・ニーソン主演の『アイス・ロード』シリーズの第2弾。今回の舞台は、エベレストの麓のネパール・カトマンズの山岳地帯。急勾配で狭い山岳道路、切り立つ崖の大自然の中を、マシンガンをぶっ放しながら迫り来る敵を相手に、おんぼろバス一台で立ち向かう、マイクを演じる今年73歳となるリーアム爺さん。
老体鞭打ちながらも、まだまだアクション・スターとしてのプライドの片鱗が覗えた作品。撃たれても、斬られても直ぐに復活する、無敵の軍人上がりのドライバー・マイクを演じるリーアムだが、流石に、嘗ての激しく切れのあるバトル・アクションとは言い難いが、この歳で、これだけのアクションが熟せるのは、リーアムとハリソンぐらいだろうか…。
これまでは、孤高のアサシン的なイメージが強いリーアムだが、本作では、カトマンズ山岳ガイドをしている、ファン・ビンビン演じるダニーが相方となって、死闘を繰り広げる。ラストで年齢差は40以上はあると思われるマイクとダニーが恋に落ちる終わり方も、そのシーンを観れば、十分アルアルに見えたのも、リーアムの放つオーラかも知れない。
物語は、戦死した弟の遺灰を、エベレストに巻くという遺言を果たすために、カトマンズをマイクが訪れ、山岳ガイドのダニーと共に、山岳バスに乗って出かける所から始まる。そのバスで、いきなり武装した傭兵が乗り込んくできて、1人の青年の拉致を試みる。その青年は、山奥の村の村長の孫で、その村を潰して巨大ダム計画を企てている組織に命を狙われていた。そんな危機の中で、黙っていられないのがマイク。彼の村と乗り合わせたバスの乗客の命を守るために、軍上がりのガイド・ダニーと共に、この組織に立ち向かう内容。
確かに、アクション的には、突っ込みどころはいくつかあった。銃弾撃たれたマイクがバスを運転したり、バトルを繰り返したり。ようやく簡易手術で銃弾を抜き取ったと思ったら、直ぐにピンピンな元の身体に早変わり。クレーンでの銃撃戦も、敵の攻め方に、もっと効果的な方法があるだろう思われた。また、崖下からバスの部品を吊り上げる為の機材や部品が、アッと言う間に調達されるのにも、ご都合主義な展開と言えた。
アクション作品としては、物語は単純で、王道なB級作品といったところで、何も考えなくて、楽しめる作品でもある。リーアム爺さんは、いったいいつまで、我々にその勇士を披露してくれるのだろう…。
【リベンジはしていません】
まさかの続編登場。前作は“まあまあ面白かった”程度だったが、まさか本当に続くとは思わなかった。
続編ならキャラクター説明を省いてテンポよく進めばいいのに、事件が起こるのは開始から25分後。出だしからテンポが悪く、映画というよりテレビドラマ的な作りだ。映像は派手に見えるが、アクションは意外と地味。
「リーアム・ニーソンがエベレストに行ったら、厄介ごとに巻き込まれました」という感じで、まさに“ダイ・ハード in the snow”。ただしハラハラする展開もグロ描写もほとんどなく、全体的に穏やかで観やすい。
血と暴力が抑えられた“お茶の間アクションドラマ”。B級ながらも、リーアムの存在感が作品を支え、最後まで飽きずに観られる一本だった。
評価は悪いですが、私としてはそこまでひどい作品だとは思いませんでし...
結果的に映画館に行かなくて良かった。
リーアム兄さんは
ツッコミどころはあるけど…
人生とは生きること
私としてはまさかの続編。
今度は亡くなった弟の遺灰をエベレストに撒きにいく主人公マイク。
ネパールのガイド ダニーと行動をともにして、事件に巻き込まれていく。
それにしても、そこまで首をつっこむ?マイク&ダニー。
しかも命懸けで。すげーイイやつだな、ふたりとも。
村の利権が絡んで人が殺されていくんだが、
そういう理不尽さに苛立ちはするものの、
ハラハラドキドキさせ&どうやってピンチを凌ぐのか予想できないから面白い、
監督&脚本のジョナサン・ヘンズリーの手腕は見事だ。
設定がアイスロード、、、とは言いづらいが一応アイスロード。
今度はバスで無茶なことを次々とやってのけるマイクことリーアム・ニーソン。
だいぶお年をめしたが、アクションも非常に頑張っていると思う。
ダニーことファン・ビンビンも強すぎ&美しすぎ。
彼女が助演だけあって、中国が良い国として描かれていた。
素人でも武器をつかいこなしたり格闘したりと、そりゃ無理がありすぎるだろう?
と思いながらもそこには目をつむり、エンターテインメントとして全身で楽しんだ。
やっぱりこういう作品は劇場で観た方が楽しいな。劇場公開されていないのが残念。
面白い
リーアム兄さんのムダ使い
チャールズブロンソンは晩年は目の輝きが消えていたと思うのだが、 リーアム・ニーソンは73才。 いつまで主演映画が撮られるのだろう。 まだまだ元気そうだ。
動画配信で映画「アイス・ロード リベンジ」を見た。
2025年製作/114分/アメリカ・オーストラリア合作
原題または英題:Ice Road: Vengeance
配信:Amazon Prime Video
配信開始日:2025年9月3日
リーアム・ニーソン(マイク・マッキャン)
ファン・ビンビン(ダニー)
「アイス・ロード」(2021年)の続編
監督は引き続きジョナサン・ヘンズリーが務める。
范冰冰(44)がキャスティングされているのは中国マーケットを見据えているのだと思うが、
さすが中国の大女優、
製作者側の期待に十分応えていると思う。
范冰冰の出演作は「355」と「X-MEN:フューチャー&パスト」と「墨攻」を見たことがある。
チャールズブロンソンは晩年は目の輝きが消えていたと思うのだが、
リーアム・ニーソンは73才。
いつまで主演映画が撮られるのだろう。
まだまだ元気そうだ。
原題はIce Road: Vengeanceだが、
我々日本人はリベンジという言葉は知っているが、
Vengeanceはあまりなじみがないと思う。
ググってみると、
vengeanceとrevengeはどちらも「復讐」を意味しますが、revengeは個人的な感情や私怨に基づく報復を指すのに対し、vengeanceはより正当性や大義名分に基づいた、社会的な正義のための復讐を意味します。例えば、アベンジャーズは「正義の復讐者(avengers)」を意味し、vengeanceのニュアンスに近いと言えます。
マイク(リーアム・ニーソン)は、弟ガーティの遺言を実行し遺灰をエベレストにまくためネパールを訪れる。
山岳ガイド、ダニー(ファン・ビンビン)にヒマラヤ登山の案内を頼んだ。
2人は観光バスに乗り込むが、そこで武装した集団に遭遇する。
マイクは自らの身だけでなく、旅行客や地元の村を守るため、再び決死の戦いに挑む。
これはジャンルで言えばサスペンスアクションだろう。
フランス語を話す女と、現地の警察官の男がしつこくマイクらを追ってくる。
緊迫感が序盤から終盤まで長く続く脚本が素晴らしい。
前作同様、しつこいくらいのサスペンスで見ていて少し疲れて来るくらいだが、
ラストはちょっと色っぽいシーンで終劇となる。
満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。
なんだ続きか??
観終わってレビューを見て、続編作品だと知った。なんとも間抜けだ。
タイトルに”リベンジ”って割には何に対してのリベンジだかわからなかったし、タイトルと内容の因果関係がなさ過ぎて気にも留めなかった。
アイスロードとはいえ出てきたのはほんの10分くらいでこれが見どころ?って感じだった。
弟の遺言に従いネパールまでやってきて、地元事件に巻き込まれオンボロのバスで高地を逃げ惑う。
エキサイティングな場面もどんでん返しも無いが普通の2時間ドラマとして観れた。記憶にはあまり残りそうもないが。。。
ファン・ビンビンがアジアンビューティって感じで良かった。何度か見てはいるが記憶に残っているほどでもなかったので、今回のは残りそうだ。
よくあるアジア蔑視の最後は殺されちゃっていう流れでもなかったし、プラトニックな感じも良かった。
最初の掴みとあらすじは良かった
格闘シーンでどこかしらける、ということが、良くない映画ではままある...
格闘シーンでどこかしらける、ということが、良くない映画ではままあるが(最近観たものではアーロン・エッカートの「ブリックレイヤー」など)、この作品では見慣れた設定の爆発や追跡も緊迫感をもって演じられていて、最後まで飽きずに観終えた。リーアム・ニーソンも年齢を増してこその深みが感じられ、一方で闘うシーンにも無理を感じない。殴り合いになっても相手が殴られるのを待ってくれているような感じがしないのはとても良かった。きっと次の連作が続くのだろうと思って楽しみにしている。
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