Mr.ノーバディ2のレビュー・感想・評価
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なかなか面白い
前作も面白かったけど見返すほどではないかと、うろ覚えのまま見る。特に問題はなかったようだ。主人公のハッチは無敵の暗殺者ではなく、けっこうやられてダメージを負うがなんとか勝つ。そんなところが面白いのだけど、今回は小指をナイフで切られて落とすし、それをブラックバスが食べるし、やられすぎではないか。
クライマックスの大乱戦は遊園地が舞台で、ハッチ側が仕掛けた罠が全部決まる。敵は5~6台のSUVでやってくるがどう考えても観光バスくらいの人数だ。おじいちゃんが大暴れするかとワクワクしていたらちょっとだけで、戊辰戦争みたいなガトリング砲で攻撃しただけだ。お母さんも子どもを守るために凄腕で敵を倒すかと思ったら、子どもを守らず旦那を守る。
中ボスの保安官があっさり味方に殺される。こんな感じのアクション映画の多くはラスボスが身内で、もはやそんなの意外でもなんでもなく、またですかとしか思わない。なので、単なる地方の悪者が敵で清々しい。そんな敵のおばちゃんがシャロン・ストーンだったとエンドクレジットで知る。
鉄壁のパターン踏襲
傷だらけの顔をした主人公ノーバディ=ハッチが、黒壁バックの取調べ室のシーンからスタートした時点で「パターンは変えません」という宣言をもらった気分になりました。
日本なら『水戸黄門』と『怪傑ズバット』。
アメリカなら『ダイ・ハード』『Aチーム』『マイアミ・ヴァイス』『私立探偵マグナム』『ザ・シークレット・ハンター(イコライザー)』『リーサル・ウェポン』……etc
ハッチの本性を、家族が知っているか知らないかの違いと、敵の組織と、場所が違うだけで、ほとんど1作目の繰り返し。
バリエーションとして、風車の弥七的な助っ人の入れ替わりも数人発生くらいか。
さりとて、まだマンネリには至らず、「暴れてすっきり」を堪能して終了。
まだまだシリーズは継続できそう。
このまま、アメリカ中でハッチがぶち切れて、全悪の組織をぶっ潰してもいい。
主人公の義理の兄弟が、日本(大阪)に行って武道を納め、刀を入手して戦っていたので、次作の舞台は日本という可能性もありそう。
スカッとする
これがマンセル家の夏休みだ!
俺は休暇を楽しみたいだけなんだ❗
こないだ鑑賞してきました🎬
ハッチには引き続きボブ・オデンカーク🙂
冴えない親父風の雰囲気は健在ですな🤔
彼が普通にバカンスできるはずもありません。
今回も傷だらけになりながら、熱いファイトを見せてくれます💪
ハッチの妻ベッカにはコニー・ニールセン🙂
「グラディエーター」
のルッシラ役でおなじみの彼女ですが、今回は普通の奥方かと思いきや…❓
相変わらず、知的な美しさがありますね😀
ハッチの父デヴィッドにはクリストファー・ロイド🙂
葉巻の消し方が…😳
まあそれはさておき、今回も戦闘に参加しますよ👍
豪快な父とは彼のことか。
今作の悪の親玉、レンディーナにはシャロン・ストーン🙂
「氷の微笑」
で一躍有名になった彼女ですが、その後は色々あったようですね。
悪徳組織のトップらしく、冷酷で容赦なし。
まさしくネジが飛んだイカれっぷり。
失礼ながら、意外にも本物感に溢れており、表情や振る舞いはごく自然でした👍
何者でもないはずの中年オヤジが、過去に政府機関に所属しており、非常に高い戦闘スキルを持っていた…という
「96時間」や
「ジョン・ウィック」
に通ずる設定の本シリーズ。
続編なので、少なくともベッカはハッチの実力は知っており、どういう展開にするのかと思っていました🤔
しかし前作で派手に燃やしたマフィアの金を、結局は親しい人物が肩代わりし、その借金返済に追われているとは😳
ハッチがバカンス先でブチギレるのも分かりますが、今回は前作より苦戦してましたね。
戦闘シーンは悪くなく、オデンカークのアクションもいいのですが…ちょっと粗のある展開が⚠️
なぜあそこで引っ張ったのに、その後普通に…いやこの辺にしておきます😔
ハッチがキレてからの大胆さも、前作のほうがインパクトがあり、私としては1作目に軍配が上がります🤔
しかし今作も面白くないわけではなく、オデンカークの傷だらけアクションとストーンの弾けっぷりは、一見の価値はあるでしょう👍
この手のジャンルが好きなら、おすすめです🎬
前作と比べると、やや地味ですかね。
前作と同様、「どこにでもいる一流の殺し屋」が繰り広げる痛快なアクションを楽しめる作品です。
エレベーター内の激しい格闘シーンが特に印象的でした。
今回は、家族の絆の崩壊と再生、そして父親から受け継がれる“正と負の遺産”をどう次世代に伝えていくか──といったテーマが描かれていたように思います。
ストーリー自体はおおむね面白かったのですが、アクションとのバランスがやや悪く、終盤では期待していたほどの迫力あるシーンが少なかったのが残念でした。
前作の工場戦と同様に、クライマックスでは籠城して敵をおびき寄せる展開となりますが、今回はハリーが別行動を取るため、ハッチとハリーの場面転換が度々行われ、テンポがやや悪く感じられました。
さらに、ハリー側の戦闘はカット割りが早すぎて、アクションの見応えが薄れてしまった印象です。
ボスキャラも戦闘においては存在感が無く、前作の「盾に地雷を貼り付けて突進する」という衝撃的な決着シーンに比べると、かなり地味な終わり方でした。
総じて、終盤以外は前作に引けを取らない完成度でしたが、見どころとなる最終戦が思ったよりも盛り上がらず、少しもったいない印象でした。
前作を超えられるか?
これでいい、いや、これがいい!
■ 作品情報
監督: ティモ・ジャヤント。主要キャスト: ボブ・オデンカーク、コニー・ニールセン、クリストファー・ロイド、シャロン・ストーン、ジョン・オーティス、コリン・ハンクス、RZA、ゲイジ・マンロー、ペイズリー・カドラス。脚本: デレク・コルスタッド、アーロン・ラビン。製作国: アメリカ。
■ ストーリー
ロシアンマフィアとの激闘から4年、ハッチ・マンセルは平穏な家庭生活と、政府の秘密組織への借金返済のための任務という二重生活を送っていた。この綱渡りのような日々は、妻ベッカや子どもたちとの関係に深い溝を生んでしまう。ハッチは家族との絆を取り戻すため、バカンスを計画する。しかし、一家が訪れた何の変哲もないリゾート地は、実は冷酷な女帝レンディーナが率いる巨大な犯罪組織の密輸ルートだった。地元の保安官との些細なトラブルがきっかけとなり、ハッチは家族を守るため、レンディーナ率いる巨悪組織との全面戦争へと巻き込まれていくことになる。
■ 感想
前作の記憶が曖昧なままで劇場に足を運びましたが、予告編で見ていた通りの、シンプルながらも期待を裏切らない展開で、全く問題なく楽しめました。沸点の低い主人公ハッチが、容赦なくキレ散らかして大暴れする様子をただただ愛でる。これこそが本作の醍醐味であり、この上なくシンプルな鑑賞スタイルに没頭できます。まさに「これでいい、いや、これがいい!」と心の中で叫びたくなるような体験です。
前作の良さを踏襲し、クリストファー・ロイドとRZAが再登場する粋な計らいと、クライマックスで遊園地に仕掛けられる殺戮カラクリ装置の展開は、お約束でありながらもやはり胸が高鳴ります。悪党たちがわざわざそこに誘い込まれる展開にツッコミを入れるのは野暮。だって、この作品はそういうものなのですから!
では、内容がスカスカかというと、そんなこともありません。今回は全編を通して家族の絆が強く感じられます。家族旅行を通して、壊れかけた家族との関係を修復できたようで、なんだかホッとします。エンドロールで流れる、今回の旅行の写真も温かさを感じます。息子との仲も改善したようですが、ハッチがそうであったように、息子もハッチと同じ道を歩むのでしょうか。やはり血は争えませんね。
ただ、ちょっとだけ不満を言うと、今回の敵役は少し物足りなかったです。ラスボスの女帝がやや非力なのはしかたないとしても、もっと狂気じみた悪党であってほしかったです。また、妻の見せ場を作るためか、側近の女性二人との戦いでハッチが急に弱くなったように見えたのも少し残念に感じました。とはいえ、全体的には頭を空っぽにして楽しめる、大満足の作品でした。
痛快です。1作目観ておくのをお勧めします。
「会計係」またも本領発揮! 1作目同様に極悪人を徹底的にやっつけるという、痛快でスカッとする映画。満足しました。
1作目と枠組みというか建てつけというかが、ほぼ同じでしたが、それが意外に良かったです。1作目だとこうだったなと思って面白いところが多々あり、随所でクスっと笑いました。
ちょっとしたことに許せない気持ちになることが稀にありますが、現実では我慢するか忘れるように努めるわけです。が、ハッチは絶対に許さず、ぶちのめします。そこが痛快。特に今回は、ゲームセンターを追い出されるシーンで娘のサミーが頭を後ろから叩かれた時に「うわっ!(酷い!)」と声が出てしまいました。そこからはもうハッチと同じ気持ちに。引き返してボコボコにしてスカッと!
現実でも、極悪人に対しては、このくらい徹底的にやっつける人が居るべきではないかと思ってしまいました。悪には手段に制限がないのに、対抗する側が清廉なやり方に制限していたら勝てないし、悪が減っていかないような。
今回はキャストの予習が足りず、エンドロールでシャロン・ストーンを見たとき、「えっ?まさか!」となってしまいました。不覚にも出演に気づかなかったのですが、変わり様に驚いた次第。
”理髪師”のところ、この人が何者か1作目から説明がなく、なんとなくこういう立場の人間かという理解しかできないので、1作目を観ていない人には、なおさら「何、この人!?」となるかも。1作目との対比と理髪師のことを思うと、1作目を観てから観た方がより楽しめると思います。
爽快で楽しい
最近、3時間級の作品がつづいたので、まずはサクッと90分、気持ちよく観れました。
ハッチだけなんだか年取ってるように見えたけど、娘の成長度合いからしてしっかり前作から4年後の話なのかな。
全体的にコメディ要素が強くなってるけど、相変わらずのダメパパと最強戦士をいったりきたりで飽きません。
ハッチは強いことは強いんだけど、他のヒーローと違って大勢と闘うとちゃんと殴られたり刺されたりする。
今作は小指飛んじゃってるし。
じーちゃんも健在だし、なぜかハリーは日本にかぶれて、刀で戦ってる。
マンセル家の絆がとても気持ちいいです。
大ボスは、エンドクレジットまでシャロンストーンだって気づかなかったな。
彼女もカッコいい。
相変わらず音楽も最高。
スカッとします。
3も楽しみ。
大分、ランボー
なストーリー展開。ファミリー物に寄ったのは明らか、ほとんど苦戦しないし(小指をバスに食われたのが最大のダメージ)、最後みんな喜んでたのもなんか・・。
お母さんもヤヴァかったんだね、イヌを飼ったって事はまだ続く?
こんな明るかったっけ
映画をみながら、ワークライフバランスについて考えた
ホントは今日は「七人の侍」4Kデジタルリマスター版のつもりだったが、
昼から休日出勤になったので、この映画。
いやはや、期待を超えてきた(だから評価は4.5)。
働き者というか、
帰りたいのに突然残業!になっても、発注書と内容が違っても、
働かないといけないお父さん。
休みたい、そうだ休むんだ!とリゾートにいっても、
ついつい本能的に自分の【仕事】をしてしまうんだな。
そして転・転・転・々と転がっていくストーリー。
その転がり方はとてもシンプルでスムーズ。
今回は前作以上に敵となるキャラクターたちのエッジが効いてるし。
(ボスは歌わない。でも踊ってくれた)
で、派手な物理的なアクションは工夫がいっぱい。
前作よりもバラエティー豊かな武器や戦いぶりで飽きさせないのは、
さすがのジョンウイックのスタッフたちの遊び心。
また、よくよく考えれば、
ある意味、ディズニー顔負けのファミリーの絆の映画だし、
大人の愛の映画だし、内助の功の映画だし。
(あなたは「父だし、私の男」という台詞はいいな)
90分という最近では短めの尺に、いろんな楽しさ・面白さの詰め合わせ。
というか、「映画は深く考えないエンターテインメント」が
いちばん楽しいな。
気の重い休日出勤の前の、気を晴れ晴れとさせてくれる映画でした。
追記>
3はありそうもないけど、そんな凡人発想なんて軽々と越える
「3もつくれる創造力と想像力」に期待したい。
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