クルージング

劇場公開日:

解説

「フレンチ・コネクション」でアカデミー賞を受賞し、「エクソシスト」が世界的大ヒットを記録したウィリアム・フリードキン監督が1980年に発表した作品で、当時のニューヨークの、アンダーグラウンドのゲイカルチャーを背景に描いたクライムサスペンス。

夜のニューヨークで、ゲイの男ばかりが狙われる連続殺人事件が発生。密命を受けた市警のバーンズは、同性愛者を装い、ゲイの男たちが集うSMクラブへの潜入捜査を開始する。そこで毎夜、男たちによる性の深淵をさまようバーンズは、身も心もすり減らしていくなかで、ついに犯人の手がかりをつかむが……。

1973年から79年にかけて実際にゲイの男性ばかりが惨殺される殺人事件があり、その容疑者となった人物が「エクソシスト」にも出演していたことから、フリードキンが容疑者との面会などの体験を経て脚本を執筆。ハリウッド映画で初めて男同士のSMセックスを正面から描いた作品とされ、同性愛差別を助長するとして製作発表時から公開後まで抗議活動を受けるなどし、興行的には振るわなかった。一方で、2000年代に入ると、HIVウイルスが世界に蔓延する前のゲイカルチャーを記録した貴重な作品として再評価もされている。

1980年製作/102分/PG12/アメリカ
原題または英題:Cruising
配給:コピアポア・フィルム
劇場公開日:2024年11月8日

その他の公開日:1981年1月24日(日本初公開)

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

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映画レビュー

4.0公開当時17歳の私には観る勇気が無かった。

2024年12月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

全くのノンケがハードゲイの世界に潜入捜査し
事件を解決しつつも男色に染まってゆく物語。

公開当初は私は17歳で
特に男に興味は無かったが
当時も今も“タブー”が大好きなので
めっちゃ観たかったが
高2の私には観る勇気が無かった(^_^;)

「フリードキンとパチーノが組んでヤベェ映画やるらしいよ!」
「え?オカルト?」
「いや、ゲイ」
「いやいや、興味ないよ!」
「でも…めっちゃタブーじゃね?」
「…確かに」

それが43年の時を経て何故か一般公開。
ここが新宿2丁目だから?

物語はもう時代を感じる演出なので
???はあれど、それも楽しもう!

ラストのパチーノの目は意味深だねぇ!

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溶かしバター大盛りポップコーン

3.0おもしろいか?というとよくわかんない

2024年12月19日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
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寝落ち中尉

4.0ハードゲイ

2024年12月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

公開時に観た記憶があったのだが、4Kレストア版で鑑賞。公開時は非難轟々だったらしいが確かになー。登場人物が皆レイザーラモンのようで、見分けがつかなかった。お仕置きする巨大なマッチョがガキ使のようだった。

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hanataro2

2.0ルポタージュっぽい演出されてもね...

2024年12月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ミイラ取りがミイラになるようにストレートがゲイに扮するうちに文脈がズレていく要素が欲しかったな。最後のチラ見せを発展させてくれた方が面白くなったハズ。

特に見る価値は感じないが照明は良いと思った。

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ジャパニーズ先住民