「ビートルズが家族」ブライアン・エプスタイン 世界最高のバンドを育てた男 ひでちゃぴんさんの映画レビュー(感想・評価)
ビートルズが家族
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ブライアン・エプスタインの家族はビートルズ、
というのが本作が伝えたたかったことではないか。
5人目のメンバーというのもさることながら、
家族だと。
そのくらいビートルズの成功を最初から信じて、
全世界に打って出るという
ブライアンの卓越したビジネスセンスは疑う余地もないが
私生活の孤独さを理解していたのは母親のみ。
公私混同でビジネスにおいても危機を迎えるが、
なんとか乗り切るブライアン。
映画でも描かれている通り、
ゲイであることから家族がいない、人に支えられないから
薬を頼るという悪循環が早逝の要因なのだろう。
いくら仕事で成功しようとも、
身体を壊しては何もならない。
私自身への警鐘としても受け止めた作品。
ビートルズの楽曲を楽しむ作品ではないため、
それを期待すると肩すかしをくらう。
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