SEBASTIAN セバスチャンのレビュー・感想・評価
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主人公の倫理観、そして美しさに興味がわき鑑賞
「セバスチャン」という偽名は執事をイメージしたのでしょうか。
この主人公も執事のように男娼として客へのサービスで報酬を得てるんだけど、「仕方なく」ではない、つまり嫌ではない、自らの選択です。
倫理観の多様化と共に、こういう若者が増えているらしいけど、危険と隣り合わせですね。
この主人公も危なかっかしくて、思わず「気をつけなはれや」と声かけたくなりました。
一部、解説を読んで、勘違いしていたところがありました。
「自分自身とセバスチャンとの境界線を次第に見失っていく」とあったので、精神的に病んで、現実と作品の境界線が失われた…と思っていた。
そうではなく…
精神的には病んでないけど、自らの行動の選択が「現実の自分のため」なのか、「作品のため」なのか、わからなくなる…ということなんですね?
作家というのは、どこか常に「この出来事を書いたら…」というのが頭をよぎるんでしょう。
主人公の俳優、初主演だそうですが、この作品を母親に観られるのがいたたまれなかったそうで……そうだろうよ。
でも、グッジョブです。
しかしながら、爺さんとの…は……
さすがに薄目になった。
美しい容姿、繊細で、場合によってはどこかおどおどして見える主人公。
ナイスキャストでした。
監督が言うように、セックスワーカーを肯定的に描く事と、演じる自分と...
仕事、恋愛、SEX、SNSの承認欲求依存からくる強迫観念 携帯一つ...
仕事、恋愛、SEX、SNSの承認欲求依存からくる強迫観念
携帯一つで繋がれる時代。
世代的に理解できるか不安でしたが、意外に無駄なく緻密に組まれたストーリー展開で面白かった。
ロンドンを舞台にした作品だけど、普通に日本でもある話しなので、20代くらいの人の方が刺さる作品だと感じました。
ライトなグザビエ・ドランて感じでした。
白ブリーフ…
昼間は好青年でベッドでは淫乱…みたいなタイプ、欧州ゲイの世界でも人気があるんですね。
履いているパンツがトランクスやボクサーパンツや紐パン、ではなく、純朴な白ブリーフというのがよりムラムラさせるのか?
金満おじさん、イカつい若者、インテリおじさん、などなど、全方位の男性を虜にする主人公。
マックス(=セバスチャン)を演じたルーアリ・モルカは個人的にはシャラメ以来久々に美青年現る、という感じですが、メジャーデビュー作でこんなにあれこれ晒してしまって大丈夫だろうか?というくらい、肌色成分の多い映画でした。
セックスワークといってもお店とかに所属するんじゃなく、出会い系みたいなサイト経由で個人間で金銭のやりとりというのが緊張感があります。何かあっても誰も守ってくれないし。
とはいえマックスはわりと性に開放的で、売春しながら自分も楽しんでいるようなところもある。
隙だらけで無防備すぎるのと、容姿の良さに胡座をかいて?まあまあ自業自得な展開になるのは面白かったです。
偽名を使い嫌な客にも我慢して応じるのは夜の世界の嘘の常識ですが、マックスの葛藤はそこだけではなく、彼らを小説のネタにしている後ろめたさにある。
私小説家として割り切ってしまえばいいのに、周りには「取材を元にした」とか嘘をついているのがやっぱりどこかでセックスワークに偏見があるということなのかな。
インテリおぢとの心の触れ合いは日本のBL漫画にもありそうなストーリーだなあと思いながら観ていました。
ラストシーン、葛藤から開放されて吹っ切れた表情のマックスが良かったです。
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