劇場公開日 2025年12月19日

楓のレビュー・感想・評価

全107件中、41~60件目を表示

3.5双子でも身代わりは無理だよね

2025年12月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

幸せ

■ 作品情報
スピッツの名曲「楓」を原案としたラブストーリー。監督: 行定勲。主要キャスト: 福士蒼汰、福原遥、宮沢氷魚、石井杏奈、宮近海斗。脚本: 髙橋泉

■ ストーリー
ニュージーランドで事故により命を落とした須永恵。恵の恋人である木下亜子は、その深い悲しみと混乱の中で、恵の双子の兄である須永涼を恵本人だと誤解してしまう。真実を打ち明けられない涼は、亜子を気遣い、弟のふりをして共に過ごす二重生活を始める。彼は弟として振る舞いながらも、しだいに亜子に強く惹かれていく。しかし、亜子もまた涼には言えない秘密を抱えており、二人の間には隠された想いと葛藤が生まれる。彼らの複雑な関係は、真実を知る幼なじみの梶野茂、涼のアシスタントである遠藤日和、亜子の相談相手である辻雄介といった周囲の人物たちの想いをも巻き込みながら展開する。物語は、大切な人を失った喪失感と、秘められた愛が織りなす切ない運命を描く。

■ 感想
予告編から既に物語の切なさを感じ取り、どのような結末が待っているのかという期待感を胸に本作を鑑賞してきました。

冒頭から、兄・涼が事故で亡くなった弟・恵の身代わりとして恋人の亜子と生活していることが明かされているため、観客は自然と涼の心情に寄り添いながら物語を見守ることになります。仲睦まじく暮らす二人の姿が、いつかこの幸せが終わってしまうであろうという予感と重なり、かえって胸を締め付けられます。二人の仮初めの幸福が、優しい嘘の上に成り立っていること、そして当人たちもそれに気づかないふりをしていることが、俳優陣の繊細な演技からひしひしと伝わってきます。

ただ、そんな演技と冒頭のわかりやすい伏線のおかげで物語のオチは中盤には見えてしまいます。本作の最も重要な仕掛けであっただけに、ここはもう少し目立たないように仕込んでおいてほしかったです。

しかし、それでもなお作品に深く没入できたのは、登場人物全員が互いを「慮る」純粋な愛情に満ちた展開が心地よかったからだと感じます。「いくら双子でも身代わりなんて無理だろう」という観客の疑問に対しても、納得がいくような展開と、それを支える丁寧な描写があったのが好印象です。特に、涼が深夜まで左手で字を書く練習をしていたシーンは、弟への、そして亜子への彼の深い愛情と葛藤が凝縮されており、最も心を揺さぶられます。

ラストも、不必要にその後を描かず、余韻を残す形で締めくくられていたのが非常によかったです。鑑賞後には温かく、どこか清々しい気持ちになれる後味のよい作品です。

コメントする 1件)
共感した! 14件)
おじゃる

4.0初めて見たラブコメ

2025年12月21日
Androidアプリから投稿

展開が予想できなくて面白かったです。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
BIGポテチうす塩

4.0バター

2025年12月21日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

良さそうなので11:10から観ました。いやぁ~なかなかの作品でした。ラブストーリーだが決して派手な恋物語ではない。スピッツの楓とニュージーランドの美しい大自然の映像がノスタルジックな気持ちにしてくれる。楓は30年近く前の曲なのに色あせてなかった。悲しくて辛い場面も多いが最後は癒されて、優しい気持ちにしてくれる素敵な作品。俳優陣の演技も良かった。スピッツファンは観るべき作品です。観て損しない映画です。

コメントする (0件)
共感した! 8件)
junjun

4.0絶望と苦悩、悲しくて辛い三角関係

2025年12月21日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

ドキドキ

恵と涼、亜子

ギョニソ 帆立風味

バターが溶けて流れ込んでいく

コメントする (0件)
共感した! 5件)
AK

4.5「大切な思い出」「遠慮」「美しい変化」

2025年12月21日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 7件)
やきすこぶ

2.5残酷

2025年12月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 5件)
共感した! 18件)
ひでちゃぴん

5.0青春(愛)とは、後悔しないことである。テカポ湖も、すばらしい

2025年12月21日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

癒される

カワイイ

12月ヘルニア手術で入院した。病室のベッドのTVをなにげに見ていると、急に、ミルキーブルーというかターコイズブルーの湖が目に飛び込んできた。あれは!テカポ湖ではないか。10年ほど前、ワーキングホリデーでニュージーランドにいる娘に会いにに行った、ニュージーランドのテカポ湖。「人生で一番の星空が見られる場所」のキャッチフレーズどおり私の目にも南十字星がはっきり見えた。
12月19日の封切りの日。わざわざ、大都会の「県都」まで映画を見に行った。
懐かしのテカポ湖が眼前に広がり感無量であった。
特にラスト20分ほどは、圧巻であった

映画のストーリーは、予想通りコテコテの胸キュン青春純愛映画であった。

 青春とは忘れ去ることなり。

  降る雪や 青春は 遠くなりにけり

   少壮幾時(いくとき)ぞ老いを奈何(いかん)せん『秋風辞』

コメントする (0件)
共感した! 7件)
うっかり九兵衛

4.0舞台挨拶付きで鑑賞。挨拶の中で悪い人のいない映画とのコメントがあり...

2025年12月21日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

幸せ

癒される

舞台挨拶付きで鑑賞。挨拶の中で悪い人のいない映画とのコメントがあり、それでメリハリつくのか心配であったが、伏線と予想外の展開が何箇所かあり、思わず魅入ってしまう。楓もオリジナルを抑えてカヴァーを活用しており、同じ歌が別の雰囲気で場面ごとに流れ演出もばっちりでした。サントラが欲しくなりますね。

コメントする (0件)
共感した! 8件)
ショカタロウ

3.0PC瀕死第②弾。 長えなぁ。 ちなみに『楓』は草野マサムネ氏が歌うから『楓』なのだ。それ以外はない。

2025年12月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

幸せ

俺 スピッツ 何枚もCD💿購入してるしDVDも当然。
だから観たよ。

しかし Beatlesのレットイットビー が オリジナルしかあり得ないように

『楓🍁』は スピッツだからこそ『楓🍁』
カバー曲 が鬱陶しかった。申し訳ない

スピッツ 草野マサムネ草野正宗さんの歌唱が全て なのに 最後のエンディングロール場面ヘタクソ

ラブストーリーとしては 生徒役と大人役わけたのは正解✅だが 冗長に感じた。

もうわかりきったストーリー延々。

石井杏奈さんの役 憎たらしすぎ ある意味でヒールは 憎まれててナンボ 好演と言える。

でも長かったなあ
NZランドの良さはわかったけど⭕️

有料パンフ🈶は中綴じにスピッツ関連ある他は極めて平均的。以上 普通の作品でした。

あっ 電源が放電してきた・・・もう 戦艦大和 坊ノ岬状態

あっ HPによると 『遠慮的』
な主題。
確かに 同じ大物 ゆずさん と比べると スピッツさんは 昭和日本人の持つ 遠慮が十分。
『栄光』とか 僕たち可愛いでしょは 無いよ

コメントする 5件)
共感した! 16件)
満塁本塁打

5.0外来語禁止ゲームに注目!

2025年12月21日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

癒される

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 9件)
キウイ🥝

3.5心配御無用

2025年12月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 5件)
nyanpetit2022

1.5それは愛ではなく、雰囲気だった

2025年12月21日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

「感動しました」と言いやすい空気を丁寧に醸成することに、ほぼ全リソースを振り切った作品である。言い換えれば、観客の感情ではなく、感想欄の雰囲気を設計した映画だ。

喪失と愛を描くと言えば聞こえはいいが、その実態は倫理的にかなり危うい行動のオンパレードである。身代わり的に他人の人生へ入り込み、相手の悲嘆と混乱に付け込む構造は、現実世界なら恋愛ではなくトラブル案件だ。しかし本作は、その問題性を真正面から扱う勇気を持たない。代わりに、美しい風景と名曲と意味深な沈黙で「これは純愛です」という顔をしてやり過ごす。

細部も同様だ。私有地への無断侵入、野良猫への餌やり、距離感を誤った接近行為。どれも現代的な感覚では一発アウトだが、カメラが寄れば許されるらしい。倫理や現実は、画角の外に置いてくるものだという、古き良き“雰囲気映画”的発想が透けて見える。

台詞に至っては、会話というより説明文だ。人間が本来言葉にしない感情を、登場人物が律儀に口に出すため、観ている側は感動する前に冷静になる。「泣いていい場面ですよ」と肩を叩かれているようで、感情が立ち上がる余地がない。

結局のところ『楓』は、切なさを描いた映画ではない。切ないと言ってもらうための映画だ。優しそうな嘘を積み重ね、問題点をすべてロマンに変換する。その手際は見事だが、観終わった後に残るのは感動ではなく、「これは本当に肯定していい話だったのか」という、消化不良の違和感だけである。

コメントする 3件)
共感した! 19件)
こひくき

5.05回泣きました

2025年12月21日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

驚く

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 10件)
ぽりんきー

3.5スピッツの楓が聞きたかったけど、それはしょうがないか。誰かを思う心...

2025年12月20日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

スピッツの楓が聞きたかったけど、それはしょうがないか。誰かを思う心って本当に儚いな。バターのように溶けて流れ込んでくる?あの呪文だけが本当に謎すぎる。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
ニッシー

5.0何度も観るたび涙のポイントも変わる作品

2025年12月20日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

まだ1度目の鑑賞ですが、伏線回収からずっと涙が止まりませんでした。あの時の涼くんや恵ちゃんの思い、亜子のその瞬間からの思い…あまり言うとネタバレになるので控えますが、これは深いヒューマン恋愛映画です。
余韻がすごくて、とても頭に残るし心に残る作品です。
楓の花言葉のように、
「大切な思い出」⇒出会ったあの瞬間が全てを紐付けていて、
「遠慮」⇒相手を慮るゆえの嘘や秘密があり、
「美しい変化」⇒歌詞にある『さよなら』と『僕のままで』が見事に伏線回収されてて、
「調和」⇒バランスが取れなかった2人が再生していく
そんな物語に、感動しないわけありません。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
おと

0.5微妙

2025年12月20日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

スピッツは懐かしい
けどストーリーや演技は中々苦しかった

コメントする (0件)
共感した! 6件)
ゆう

5.0恵の生 涼の生

2025年12月20日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

真実の思いとは?行定勲監督の二重三重の伏線が、見事!名曲「楓」を、こんな風に解釈するんだ、と新しい驚き。悪人が出ないだけに、安心して観られる作品。

コメントする (0件)
共感した! 7件)
DnaH

5.030年前の自分

2025年12月20日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

癒される

この作品を見終わって、30年前の自分を思い出した!私もこんな恋をしていたんだと。この作品の括りはラブストーリーなんだけど決して派手な恋物語ではない。だからこそ自分も若い頃はこんなふうに愛情に燃え、コテンパンに挫折して泣き叫び、それでも這い上がってと。何故そんな事を思い出したのか?凄く昔から聞いていたスピッツの楓と、あのニュージーランドの美しい大自然の映像が私をノスタルジックな気持ちにしてくれたのかなと!とにかく疲れた私を癒してくれた作品には違いない。楽曲のちからとは偉大なもので、楓は30年近く前の曲なのに全然色あせてなかった。本当に不思議だ!この作品は悲しくて辛い場面も多いんだけど最後は癒されて、優しい気持ちにしてくれる素敵な作品でした。

コメントする (0件)
共感した! 7件)
ぽんた

4.5涙、自然に流れました。

2025年12月20日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

癒される

スピッツの楓は、大好きな曲だったので、予告を観ただけでいくと決めてました。
ただ好きな映画コメンテーターが、残念作とラジオで言っていて尻込みもしました。
ストーリーの前半は、スローな流れでなんだかなぁ〜と感じながら、やっぱり残念作?と観てました。
終盤はそういうことだったの?と自然に涙が流れる心にしみる良作でした。
ラブストーリーで、涙流したのは初めてかも?と思った作品でした。

コメントする (0件)
共感した! 8件)
ドアラッキー

2.0消化できないレベルの違和感

2025年12月20日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 11件)
国道2号線ちゃん
PR U-NEXTなら
映画チケットがいつでも1,500円!

詳細は遷移先をご確認ください。