劇場公開日 2025年12月19日

楓のレビュー・感想・評価

全107件中、21~40件目を表示

3.0感性

2025年12月22日
iPhoneアプリから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 1件)
共感した! 5件)
U-3153

2.0恵の生、涼の生

2025年12月22日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 2件)
共感した! 10件)
uz

5.083点/3.5点

2025年12月22日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

スピッツの名曲『楓』を原案に、大切な人を失った二人がつく優しい嘘が切なさを生む物語。
福士蒼汰が一人二役に挑み、ヒロインに福原遥を迎えたビジュアル最強の二人が、物語を鮮やかに彩る。

落ち葉が積もり、秋の終わりと冬の訪れを予感させる夜気の透き通るような映像美。スクリーンから溢れ出す圧倒的な多幸感。そこには、ただ眺めているだけで心が浄化されていくような、至福の時が待っている。

主人公・須永涼は、双子の弟である恵を事故で失う。彼は弟の恋人だった亜子のために、恵のふりをして二重生活を送ることに。しかし、次第に明るく純粋な亜子に惹かれていく自分に気づく。想いを重ねていくほどに、向き合わなければならない「嘘」が二人を引き裂いていく。

本作を支えているのは、主演二人の極めてナチュラルな佇まい。 ドラマチックすぎる設定の中でも、彼らの演技は驚くほど等身大で、感情の機微を丁寧に掬い上げていく。誇張を排した自然体な温度感こそが、観客を物語の深部へと誘い、運命の糸を「この二人にしか起こり得ない真実」へと変えていく。

特筆すべきは、楽曲の世界観と見事にマリアージュする映像のスケール感。夜空を仰ぐシーンでは、満天の星が煌めくムードと切ない二人の想いが、至高のラブロマンスとして心に降り注ぎ、 視覚と聴覚が重なり合い、音楽が風景の一部と化した瞬間、頬を濡らす。
次第に物語は音を立てて加速し、冬の星座が持つ冷たくも温かい光のように、観客の心も熱を帯びていく。

植物学において、モミジとカエデは同じ分類。葉の切れ込みが深いものをモミジ、浅いものをカエデ(蛙の手が語源)と呼び分けるように、同種でありながら決定的な差異を持つ。
「似ているけれど、どこか違う」という繊細なニュアンスが、双子それぞれの想いや、涼と亜子のすれ違いの切なさをより一層際立たせる。

楽曲『楓』の演出については、あえて言うと、ラストまで秘めておいても良かったかもしれない。「待ってました!」という爆発力を期待してしまうのは、この曲を愛しているからこその、贅沢な悩みかもしれない。

物語が終盤に向かうにつれ、二人の運命に隠された嘘と、リアリティを超えたドラマチックな展開が畳みかける。
整合性や緻密さだけでは語れないのがラブストーリー。
多少の強引さはロマンティシズムで超え、おもんばかった嘘が機能した時、再び二人が星空の下で結ばれるための試練として夜空が煌めく。

ラスト、優しさのベールに包まれた「見つけた」が放たれた時の圧倒的な解放感。
それは、積み上げてきた切なすぎる感情が報われる特別な瞬間。
エンドロールが流れ始める頃、心は「楓」と星空の余韻で満ちている。
そっとマフラーを巻いてくれるような暖かく優しい想いに、大切な人とぜひ一緒に包まれてみてください。

コメントする (0件)
共感した! 9件)
映画感想ドリーチャンネル

4.0心にそっと寄り添うラブストーリー

2025年12月22日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

知り合いが関わっていることもあり、公開早々に鑑賞しました。
スピッツの名曲「楓」が物語に寄り添い、作品全体を静かに、そして深く盛り上げてくれます。

切なさの残るラブストーリーではありますが、ただ悲しいだけではなく、観終わったあとに心がすっと落ち着くような、やさしい愛を感じる映画でした。

コメントする (0件)
共感した! 6件)
kazu50

4.5双子を愛した?ヒロインの稀有な人生!

2025年12月22日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

カワイイ

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 4件)
共感した! 20件)
三輪

4.0映画の予告を見すぎると

2025年12月22日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

単純

癒される

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 6件)
かみちゃん

5.0素敵な作品

2025年12月22日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

作品を鑑賞した後に心地よい余韻が残る映画でした。
作品が丁寧に作られていて、福士蒼汰さんと福原遥さんの演技がとても素晴らしかった。

コメントする (0件)
共感した! 7件)
たっか

3.5大好きだった彼はもう永遠の彼方に・・・初まりの愛を探しに行く心の旅!

2025年12月22日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

幸せ

癒される

カワイイ

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 12件)
The silk sky

4.0伏線に感動

2025年12月21日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

斬新

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 8件)
エレナ

5.0人を想う気持ちが胸を打つ感動作

2025年12月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

ただただ純粋に人を想う気持ちが画面いっぱいに溢れていて胸を打たれました。
途中まで涙をこらえて画面に集中しようとしていたのですが、こらえきれずに泣いてしまいました。

福士蒼汰さんと福原遥さんのお芝居はとても静かで穏やかなのですが、心の様子が掴めるようなとても繊細な表現をされていたと思います。
特にラストシーンの福士蒼汰さんの表情が凄かったです。
太陽光も効果的で力のある撮影監督だと思いました。

予告を見て双子であることは分かったうえで鑑賞しましたが、分かっていて良かったと思いました。
分かっていたからこそ涼と亜子の感情が向く先を想像できて2人の感情がストレートに伝わってきました。

帰り道にスピッツの「楓」を聴きながら歩いていて思い出し泣きをする程に感動いたしました。

エンドロールで流れる「楓」を聴きながら涼と亜子の未来に一抹の希望が訪れることを願いました。

コメントする (0件)
共感した! 8件)
brapi

4.0タイトルなし(ネタバレ)

2025年12月21日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

癒される

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 6件)
ニョタ

5.0

2025年12月21日
スマートフォンから投稿

とてもとても素晴らしいラブストーリーでした福士蒼汰さんも福原遥さんもこの上なく良かったです
こころが優しくなりました

コメントする (0件)
共感した! 6件)
ひまわり

4.0泣くつもりで観に行った訳ではないのに、気が付いたら目から溶かしバターがこぼれていました。福原遥って悲恋のヒロイン役が凄く上手いんですよね。

2025年12月21日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

ドキドキ

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 4件)
共感した! 12件)
おつろく

4.0【"一卵性双生児の兄が弟が亡くなった後に彼の恋人の傍に”兄として”寄り添っていた訳。”今作はある悲劇の後に優しい嘘をつき続ける男女を描きながら、ラストでは未来への希望を感じさせる恋物語である。】

2025年12月21日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

幸せ

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 2件)
共感した! 17件)
NOBU

3.0なんか微妙?

2025年12月21日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

ニュージーランドの景色が大変よい。
歌もよい。歌詞もよい。俳優もよい。
でもなんか感動しない。
若い頃の恋愛って自分勝手だから、ストーリーが悪いわけでもない。
どうして響かないんだろう。
雰囲気だけの映画って感じ。

コメントする (0件)
共感した! 10件)
みかんのタネ

5.0物語の二重構造と双子のメタファーThe Film’s Dual Structure and the Twin Metaphor

2025年12月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

幸せ

紅葉に似た楓を拾い幸せに笑っていた二人、
直後に起こる残酷な現実から
一転、白日夢のような幸せへ。

この日常がなぜ成り立っているのか
観るものに、その理由(わけ)を考えさせる。

劇中、スピッツではなく
他のアーティストによる
【楓】のカバーが流れる。
その日常に語ることのできない
嘘を象徴する様に。

福原遥さん演じる亜子の
今の状況も少しずつ明らかになり
少し非現実を含んだ日常に
リアルが忍び込んでくる。

福士蒼汰さん演じる、恵(けい)の代わりをする
涼(りょう)の視点からの今の日常、
亜子の視点からの日常、
そして亜子、恵、涼の過去、
少しずつ詳(つまび)らかになり、
物語は進んでいく。

悲劇だけではない
人間の弱さ狡さ、優しさが
妙にリアルに感じた。

大変な思いをした中で、
誰かに寄り添ってほしい、
それがたとえ狡くても、
一人で立てない時はある。
その部分の人間臭さが
物語の軸になっていることに
個人的には有り得るリアルさを感じた。

スピッツの歌詞は
様々な解釈が可能なことで有名だけど、
こんな物語を見せてくれた事に
映画好きとしては喜びを感じる。

Two people laugh happily as they pick up kaede leaves that resemble autumn foliage.
Then, immediately after, a cruel reality strikes—
and the film turns, in an instant, toward a dreamlike happiness, as if in a waking dream.

Why is this everyday life able to exist at all?
The film asks the viewer to think about the reason behind it.

In the film, it is not Spitz themselves,
but a cover of “Kaede” by another artist that is played.
It feels as though this choice symbolizes
a lie within that everyday life—something that cannot be spoken aloud.

The current situation of Ako, played by Haruka Fukuhara,
is gradually revealed,
and reality slowly seeps into a daily life
that already contains a touch of the unreal.

We are shown the present day from Ryo’s perspective—
Ryo, who takes the place of Kei, played by Sota Fukushi—
then the present from Ako’s point of view,
and gradually, the pasts of Ako, Kei, and Ryo.
As these pieces are revealed in increasing detail,
the story moves forward.

What comes across as strikingly real
is not tragedy alone,
but human weakness, cunning, and kindness.

After enduring something unbearable,
there are times when one wants someone to stay close—
even if that desire is, in some sense, selfish.
There are moments when a person simply cannot stand on their own.
That raw, very human quality forms the core of the story,
and personally, I felt a convincing sense of reality in it.

Spitz’s lyrics are famous for allowing many interpretations,
and as a lover of cinema,
I found real joy in seeing such a story
emerge from them.

コメントする (0件)
共感した! 1件)
新米エヴァンゲリスト

4.5ガチ勢なので

2025年12月21日
Androidアプリから投稿

草野さんぽい駆け出しミュージシャンと田島絵里香さんぽいモデルがジャケットの撮影で知り合って、お互いに傷ついたり傷つけたりする話だったらよいなーと思ってました。まいんちゃんは可愛すぎてイメージじゃないんですよー。但し映画としては素晴らしく行定監督演出と特に福士さんは、素晴らしかったです。勿論まいんちゃんも良かったですよ。恋愛物もっともっとつくってほしいです。「知らないカノジョ」みたいなの(声が出なくなったミュージシャンバージョンとかで)また見たいです。

コメントする (0件)
共感した! 10件)
michi

4.0おかえりなさい。

2025年12月21日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

驚く

癒される

青春ラブストーリーを謳歌した後、歳を重ね居場所を失っていた福士蒼汰さん、スタッフの皆さん。やっと居場所を見つけて良かったね。
旅猫リポートを思い出す場面も

まるで遠くの夢の中で見ているような美しい感覚。と思いきや
え〜〜っ、そう来たかっ!
やられた。
ゆっくり頬をつたう涙。エンディング曲を迎えまた涙。
映画製作にたずさわった人達、ありがとう。

コメントする 1件)
共感した! 7件)
終ちゃん

5.0期待以上でした

2025年12月21日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楓をリアルタイムで聞いていた世代なので、この曲が流れると自然と涙腺の
スイッチが入ってしまうのですが、この映画、私はとてもよかったです。
見る前は楓のカバー、どうなんだろうなんて思っていたのですが、劇中で
流れたら、自然と涙が・・・
恋愛系がもともと好きなのと、こう来たかという後半の伏線回収の
流れもよくて、音楽とともに余韻が続いています。
映像の取り方もきれいで、ニュージーランドの景色や主役のお二人が
ぴったりでした。
あと、高校生時代を演じたお二人もとってもよかったです。
何よりこの映画の世界観がおしゃれで癒されたい方にもおすすめです。

コメントする (0件)
共感した! 9件)
minmin

4.5楓だから観に行きました。

2025年12月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ラブストーリーの映画は苦手で
あまり観ません。

今回はスピッツの楓だからこそ
観に行きました。

久しぶりに福士蒼汰さんスクリーンで
観ましたが、やや身体作り過ぎ?
以前の華奢?スレンダーな
イメージがなくなってました…

ストーリーは
王道のラブストーリー
宮沢氷魚さんキーパーソン
伏線回収
ニュージーランドの景色素敵

やはり楓よかった。

コメントする (0件)
共感した! 12件)
おかちゃん
PR U-NEXTなら
映画チケットがいつでも1,500円!

詳細は遷移先をご確認ください。