「一歩間違えばヤバい設定」楓 セイコウウドクさんの映画レビュー(感想・評価)
一歩間違えばヤバい設定
クリックして本文を読む
双子の兄を恋人と思い込む彼女と、亡くなった弟のフリをする兄。一歩間違えばヤバい設定だし、気持ち悪い。それをきれいな映像と爽やかな純愛のオブラートで包んだ。石井杏奈の態度が一番まともで、宮沢氷魚の役も相当オカシイ。オマケに、涼や恵とキャラが被る。仲野太賀だったら、キャラが被らなかったのに。宮沢には悪いが、少し前に観た佐藤さんと佐藤さんの役の印象が強すぎて。他にも涼と恵の両親は出てくるのに、亜子の親は出てこない。あんな不安定な娘を放っておくかな?
涼が弟のフリをした理由や、恵が亜子に秘密にしていたこと、亜子の思いは想定通りで、意外性はない。クソ映画になりそうで、ならなかったのは、監督の腕と主題歌の力か?
ただ、月曜日ということもあり、客の入りはイマイチだった。
コメントする
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。

