「伏線に感動」楓 エレナさんの映画レビュー(感想・評価)
伏線に感動
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予告を見て、リョウが記憶喪失のアコを騙し続けることに葛藤する物語だと思い込んでいた。だからこそ、葛藤を続けていたのは両者であったことに意外性を感じ、事実が明らかになる頃には物語に夢中になっていた。物語にはそれを感じさせる伏線が散りばめられており、ラストシーンには、「あのシーンにはあんな意味があったんだ」と腹落ちする場面が多々あった。
大きなストーリーの転換点は複視の術後である。術前にはケイがダブって見えていた=ケイの事故死を受け入れられずにいる表現だと思うが、術後はダブりが一つに重なるように事故死を受け入れていく模様を描いたのは良い表現方法だと思った。
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