劇場公開日 2025年12月19日

「二度と予告を作らせてはいけない」楓 ガゾーサさんの映画レビュー(感想・評価)

1.5 二度と予告を作らせてはいけない

2025年12月20日
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鑑賞方法:映画館

2025年劇場鑑賞353本目。
エンドロール途中1回映像有り。

同じ男性を別の名前で呼ぶ2人の女性。なぜだろう という話をスピッツの楓をモチーフに作られた作品。そうか?
予告でこのなぜ、もうバラされてます。だからこの映画全然面白くないです。考察系ミステリー映画で主人公がたくさんの容疑者から真犯人を探っていくのに予告で「犯人はあなたです、〇〇さん」というシーンを入れているようなものです
。さすがにその後もう一展開ありましたけど、それは犯人分かった後の意外な動機が明かされるようなもので、やっぱりメインは誰が犯人かじゃないですか。そこにあたる部分が分かっているともうなんにも入り込めないです。「片想い世界」なんかは本編で結構序盤で衝撃の設定が明らかになるので、予告でそこをバラしたらバラしたなんですが、敢えてそこを隠す事によって本編を観た時に感じる違和感と、その答え合わせを楽しむことが出来ました。予告で本編をつまらなくすることは映画界の損失なので、この予告を作った人は二度と予告に関わらないで欲しいです。

あと、脳みそに溶けたバターが流れ込んでいくおまじないは想像したらグロすぎてひきました(笑)

ガゾーサ
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