「人種のサラダボウル」クラッシュ(2005) いたかわさんの映画レビュー(感想・評価)
人種のサラダボウル
ロサンゼルスで暮らす異なる人種、職種の人たちそれぞれの物語が絡んでいく。
ロサンゼルスひいてはアメリカは人種のサラダボウルと呼ばれる。多くの民族が生活し、それぞれの文化が共存してはいるが、混じり合うことはないことを言っている。
今作ではその様が、差別、憎しみを通して描かれている。それらがクラッシュして事件が起きる。その中で悲劇的な展開を迎えるものも当然あるが、民族間の隔たりがなくせるのではないかと思わせる奇跡のような展開がある。とてつもなくドラマチックで感情を揺さぶられた。
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