わたのはらぞこ

劇場公開日:2025年8月23日

解説・あらすじ

PFFアワード2021で観客賞を受賞した長編デビュー作「距ててて」で注目を集めた、振付師・俳優の加藤紗希と俳優の豊島晴香による創作ユニット「点と」の長編第2作。

東京での日々に苦しさを感じたヨシノは、長野県の歴史ある街・上田を訪れる。彼女の目的は、ゲストハウスでありながら劇場でカフェでもある、この街の特別な拠点「犀の角」で休憩することだった。かつて上田には深い海があり、数年前には8メートルのクジラの化石が発見された。そんな街を歩きながら、ヨシノは不思議な出来事に次々と巻き込まれる。現実か夢か、過去か未来かも曖昧な時間のなかで、ヨシノの休憩は思いも寄らないものになっていく。

加藤紗希が監督、豊島晴香が脚本を手がけ、上田市の人々や現地のさまざまな活動・取り組みに刺激を受けて制作。テレビアニメや映画の声優としても知られる俳優の神田朱未が主人公ヨシノを演じ、加藤と豊島のほか、「距ててて」にも出演した釜口恵太、本荘澪、湯川紋子、髙羽快が共演。ポップユニット「□□□(クチロロ)」の三浦康嗣が音楽・音響デザインを手がけた。

2025年製作/105分/日本
劇場公開日:2025年8月23日

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映画レビュー

2.0 駆け込み乗車はいかんね

2025年9月22日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

加藤紗希がこういう単純陽キャラ役なのはちょっと勿体無いような気がするが、本人監督だから仕方ないか。
田舎で皆んなで助け合って笑って歌ってハッピーになろう、という60年代のヒッピー・ムーブメントへのオマージュ的なテイストなのだが、そのコンセプトをまんま現代に当て嵌めるのはさすがに無理。音楽をジャニス・ジョプリンやドアーズではなくラップに置き換えたのが今風と言えなくはないが、あのギター弾き語りはイタいな。
ラストも予算不足のフェリーニみたいで寒いぞ。
もうちょっと何とかなったと思うんだがなぁ…

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ひろちゃんのカレシ

3.0 希望のような景色

2025年9月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

東京での生活に息苦しさを感じている主人公が、休憩のために訪れた長野県上田市で不思議な出来事に次々と遭遇するお話。

クジラの化石が上田で発見されるという地球規模のストーリーを背景に思いながら、主人公が上田のまちの人とふれあい笑顔になっていく様子を描いた映画を観るという、とてもユニークな気持ちになりました。
こんな世界だといいなと思う世界は、この世のどこかに必ずあるんだという気持ちになる映画でした。

主人公(女性、ヨシノさん)が上田のまちを散歩する姿がとても素敵でした。
あと、おにぎりをつまみ食いする男の子も。

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tnk_san

1.5 YOUは何しに上田市へ?

2025年8月27日
Androidアプリから投稿

単純

長野県県上田市のゲストハウス犀の角に泊まり休憩する女性の再生の話。

どこからともなく女性が犀の角に宿泊客としてやって来て、上田市内を散策するけれど、おどおどうじうじしてどうしたんですか待ちをしているかの様な。

幻視、幻聴ラッシュだし、お薬飲んでるし、何があったのかどこから来たのか、何しに来たのか…なんだかヤバいヤツにしか見えないんですが、始まって約20分超たち、いつまでこれ続きます?ちょっと休憩したくて?
客席からはいびきもちらほらなんて思っていたら作中からもいびきが…(-_-;)

リリック姉さんや映画館や謎の女、そして発掘姉さんや住民との絡みから、一応徐々に前に出てくる様になる主人公だけれど、終盤になって初めてリリックで何があったかどうして此処かを取ってつけたように説明して、あーでしたこーでしたこうなりましたって、何なら東京って言ったのもここが初めてじゃないですか?
言いたいことはわかるけれど、そんなんならショートで作ったほうが良いと思うよ。

なんだか地元民が自分たちの為に作った自主製作映画みたいな感じだった。

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Bacchus

4.0 愉快で神秘的な映画だと感じた。

2025年8月26日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

斬新

愉快で神秘的な映画だと感じた。

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SOON