ワン・バトル・アフター・アナザー : 特集
【個人的2025年下半期最も観たい映画No.1】
映画ファンがこぞって「絶対観る」と決めてるの何で⁉
全員主役級キャストがクセ“マシマシ”異常者に⁉
逃げて!追って!息もつかせぬ怒涛のチェイスバトル
【世界三大映画祭を唯一制覇した天才監督の最新作】

これ、観ない理由ないでしょ!!
そう思うこと間違いなしの注目作「ワン・バトル・アフター・アナザー」が、10月3日から公開されます。
期待しないほうが無理なやつでして、なぜなら“観たくなるワケ”がてんこ盛りなのです!!
……ね、どうですか? すごすぎて怖くないですか? すでに傑作の匂いがプンプンしますよ……!?
しかもディカプリオは監督の「ブギーナイツ」主演を断ったことがキャリア最大の後悔って話していて、本作でのタッグが30年越しに実現した夢のタッグだなんて…泣けるじゃないですか…
それだけでなく、さらにさらに魅力がこの映画にはあって……本特集では、「ワン・バトル・アフター・アナザー」を“今年下半期で一番楽しみ”と豪語し、「絶対に観る!」と決めている3人の声をご紹介。楽しみにし過ぎた結果、すでに全員テンション爆上がりになってしまいました。
【絶対に観る人の証言①:映画.com編集部が超期待】
予告編だけで確信――下半期ベスト候補が来た!!!

最初に映画.comの意見を語らせてください! 公開前のかなり早い段階から、本作を2025年下半期の“個人的ベスト候補”だと確信していました。
●予告編だけでテンションがぶち上る、ハイテンションすぎてすんばらしい!!!!! “すぐテンパるダメ革命家”ディカプリオがめちゃめちゃひどい目に遭いそうで、傑作の予感!!!!!!!!

予告編を観ればだいたい、言いたいことがわかると思います。
このわずか67秒だけでもう最高なのが伝わってきますよね!?
私の持論ですが「ディカプリオがひどい目に遭う映画は傑作」と決まってるんです。近年では待望のアカデミー賞をもたらした「レヴェナント 蘇えりし者」や、「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」がそうじゃないですか……ってことは、本作も間違いなく…?
ディカプリオが演じるのは、すぐにテンパる元革命家。予告編から察するに、めちゃめちゃひどい目に遭いそうですし、執着心えぐそうなショーン・ペンに追われたり、敵か味方かもわからないベニチオ・デル・トロに振り回されていたりと、ずっと渋い表情で逃げていて、とんでもない事態に巻き込まれているみたいでゾクゾクします!!
さらに、「自由とは、恐れないことだ。トム・クルーズみたいに」というセリフの後に、ディカプリオがトム・クルーズばりのアクションを強要される(?)など、映画好きが細部まで楽しめそうな小ネタも。予告編を観れば観るほど、期待値はぐんぐん上昇していくばかり。
●クセ“マシマシ”のキャラが跳梁跋扈する…ってどんな話なんだよ!? 逃げるディカプリオ! 追いかける異常者ショーン・ペン!逃げて闘い続ける“怒涛のチェイスバトル”、だからこそ唯一無二で絶対面白いでしょこれ!!!!!!!!

もう一つ本作を観たい理由は、キャラクターの尖り具合と、あらすじから摂取できる刺激!
主人公は、かつては世を騒がせた革命家でありながら今は冴えない日々を過ごすボブ(演:レオナルド・ディカプリオ)。そんな彼の大切なひとり娘ウィラ(演:チェイス・インフィニティ)が、とある理由からさらわれ、生活は一変。次から次へと現れる刺客たちとの死闘に身を投じていきます。

マッチョな変態軍人(!?)のロックジョー(演:ショーン・ペン)が異常な執着心でボブの娘を狙っていて……。海外のアーリーレビューでは、このロックジョーに対する評判がエグいほど良いのもまたそそりますねえ。さらにはなぜかボブがピンチになると現れる空手道場の謎のセンセイ(演:ベニチオ・デル・トロ)も加わり、怒涛の“ダメ男と異常者と謎男による追う・追われるのチェイスバトル”が描かれるのです。
キャラたちのクセが強すぎてあまりにインパクトが強いのですが、それをアカデミー賞主演級キャストが全力で狂演。だからこそ面白い! 今までこんな作品あったかなと考えてみても、類似作品がまるで思いつきません。ジャンル分けもすぐにできないくらい、唯一無二のパワーを秘めたとんでもない作品に違いありません! はい、観ます、「ワン・バトル・アフター・アナザー」!
【絶対に観る人の証言②:映画大ファンが前のめり】
映画館へ行くことは確定。問題は、“何回行くか”。

2人目は、弊社も日々、お世話になっている某映画宣伝会社の人。かなりの映画好きであり、雑談で下半期期待の映画を聞いたところ、前のめりで本作を挙げてきました。
自身や自社の担当ではない作品のために、メディアの記事でこれだけ熱く語ってくれるとは……それだけ超本気・超観たいってこと。
●この監督の新作、だったら間違いないじゃん! 世界三大映画祭で監督賞を制した“史上唯一の天才”、それがPTA!

Photo by Leon Bennett/Getty Images
※以下、宣伝会社の人の談
僕が「ワン・バトル・アフター・アナザー」に期待してやまない理由……それはひとえに、ポール・トーマス・アンダーソン監督だから!
敬意を込めてPTAと呼ばせていただきます。個人的に、もうPTA作品というだけで、劇場に行くのはすでに確定しています。
あまりご存知でない方のために簡単にご説明すると、PTAは予測不可能な人生を描かせたら右に出る者はいない名匠。「マグノリア」「パンチドランク・ラブ」「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」「ザ・マスター」などなど、これまでも“誰もがぶつかる苦悩”を真正面から描いてきたPTAは、いつだって僕に、映画を通して勇気を与えてくれました。

なおかつ、世界3大映画祭をすべて制覇した唯一の監督であり、アカデミー賞のノミネートは11回という驚異的なキャリアを誇ります。本作「ワン・バトル・アフター・アナザー」は、そんな偉大なPTAが20年以上も温めてきたプロジェクトであり、脚本を手がけ、史上最大規模となる自身初のIMAX作品とくれば、もうもうもう説明は不要ですね!
●キャストがイカし過ぎて熱くてヤバい! アカデミー賞受賞三大キャスト競演=ディカプリオ、ショーン・ペン、デル・トロの“狂演”を目に焼き付けるしかない!

Photo by Kevin Winter/Getty Images
やっぱりこれですよね、キャストが最高・最強だから観たくなるのは当然ですッ!
ディカプリオ、ショーン・ペン、デル・トロ。映画好きとして、彼ら全員、狂ったキャラが似合うのはよ~~~く知っています。

Photo by Lionel Hahn/Getty Images

Photo by John Nacion/Variety via Getty Images
そしてこの3人、全員がアカデミー賞を受賞している超大物。“世界最高”の主演級俳優が3人も集まり、PTAのもと全身全霊の熱演をみせているわけで、これを「映画館に行って、鑑賞料金を払えば観られる」ことがバグとしか言いようがないくらい豪華なわけですよ。
何度もいいますが、観に行くことは確定しています。しかし問題は「何回、観に行くか」。10月は忙しくなりそうです、「ワン・バトル・アフター・アナザー」のために。
【絶対に観る人の証言③:映画館あんま行かない人も】
筆者の母から急に連絡きた「すごい面白そうだよね」

本記事最後の3人目は、記事を書く筆者の母親! 映画好き“だけ”じゃなく、実は「普通の人」をも引き込んでしまう作品ということをご紹介します!
●「タイタニック」好きの母から急にLINE「レオ様の新作あるみたいだけれど、面白そうだよね」ぶっ刺さって心待ちにしてた

写真:Photofest/アフロ
ある日、母から急にLINEが届きました。
「レオ様の新しい映画って面白いのかな?」
母は特段映画好きではないですが、話題の作品は映画館で観る、というタイプ。記事序盤で語った通り、すでに本作を観る気満々だった筆者は、「絶対面白いと思う」と勝手にプレゼンを開始しました。

「知ってる? 最近のディカプリオって、顔の演技も神がかってるんだよ。迫力やばいから」と伝えきったところで、「うんうん。どんどん渋くなっていって素敵だよね」と返ってきました。
元々「タイタニック」でディカプリオ演じるジャックに胸をときめかせていた母。ディカプリオ主演ということで、本作が気になっていたようですが、深みと渋みが増した“今の魅力”も、ちゃんと刺さっているようです。
●トム、ブラピときたら…トドメのレオ様! 洋画の大スターたちが、史上最高級に輝きを増した2025年。締めくくるには「ワンバトル」しかないでしょう!

そんな母は今年「ミッション:インポッシブル ファイナル・レコニング」と「F1(R) エフワン」を観に行って大満足したそう。トム・クルーズ、ブラッド・ピットときたら次は……と、本作にも早い段階から目をつけていたそうです。
母から「今年はブチ上がる良い洋画が多い」など、テンションが上がった結果なのかびっくりするような言葉遣いも交えながら、「ここ数年で一番のハリウッド映画当たり年かも」「求めていた王道のハリウッド大作が多い」「活躍し続けるスターたちってすごいよね~トムなんて同い年だよ」などLINEが止まらず。近年、輝きを増していく大スターたちの姿から、勝手に元気をもらっていました。
いろいろ話しましたが、母は最終的には「公開されたらきっと観に行く」とのこと。傑作洋画を何本も何本も楽しんできた2025年。豪快に締めくくる1本として、本作を観に行く日を今から心待ちにしているようです。何十年ぶりに、母と一緒に映画に行くのもいいかもなぁ。
【最後に】

三種三様、それぞれが本作を楽しみにしている理由をご紹介しましたが、これを読んで少しでも興味が出たら、ぜひ劇場に観に行くことを全力でおすすめします。
きっと、2025年下半期に忘れられない映画体験ができるはずですから!
「ワン・バトル・アフター・アナザー」は10月3日公開。